あの素晴らしい愛をもう一度
なぜこうもブログが書けなくなったのか考えてみました。
「アミ~小さな宇宙人~」 に次いで 「もどってきたアミ」 と 「アミ 3度めの約束」 を読みました。
まともな本に書かれていることはすべて同じ。
ただ言い回しや物語の設定が違うだけです。
これら3冊の本を通してたった一つのことだけが強調されています。
それは ”宇宙の基本法は愛である” ということ。
これは僕の今年のテーマでもあります。
そして考えてみれば、当院の基本理念に「その言動は真の愛から出ているか?」というのがあり、そうだったなぁ・・・・と思いだしている時点でアカンやんという話。
先週もいろいろあって、感動もしたし、涙もいっぱい流しました。
例えば日曜日には、”ならまちワンネスセンター”ならぬ”ならまちセンター(←こちらが元祖)”において、奈良いのちの電話協会主催で高石ともや氏の講演会がありました。
自殺防止のための電話相談の団体で、その日のテーマが「生きているということ そして 生きてゆくということ」 でした。
たくさんのお話や歌を聞かせてもらいましたが、高石さんの場合、聴衆も一緒になって歌います。
ほぼ3時間の講演を聞いて思ったのは、この人にはかなわん、でした。
本当に全身全霊で生きているという感じ、だけど、僕らの前ではいつもニコニコしています。
すごいなぁ、と思うのです。
一番最初に歌ったのが「あの素晴らしい愛をもう一度」
で、作詞が北山修、作曲が(4年前に自殺した)加藤和彦なのです。
もう最初から涙が出っぱなしでした。
この日のテーマに関して高石氏は、「人は結局他人に迷惑かけて生きてんだから、他の人に恩返ししなさい」 ということでした。
これに関して先日フェイスブックに書かれていた事を少しシェアしてみます。
日本では「他人に迷惑をかけないようにしなさい」「他人に迷惑さえかけなければ何をしても良い」みたいに親からしつこく聞かされてきましたよね。
ところがインドでは「他人に迷惑をかけずに生きることなんて出来ないんだから、あなたも他人のことを許してあげなさい」というのだそうです。
また、NHKでやっていた例のサンデル教授の「これからの復興の話をしよう」
僕がボロクソに書いたサンデルと同じ人とは思えません。
これにも涙が止まりませんでした。
・・・・てな具合に、いろいろあるにはあったのですが、なぜか書くのがめんどくさい。
今までだったら翌日とか翌々日に書いてたのに。
どうしてかと考えると、おそらく、その体験に伴う感情や感動をその時、その場に置いてきてるからじゃないかという気がしてきました。
あまりその気持ちを持ちこせないので、書く気にならないのでしょう。
あらゆる生命体の存在意義は進化であるといっても過言ではないでしょう。
進化しなければならない、ではなく、進化したいと願う、です。
それはこの前にも書いたように、究極の愛への合一化へ向けてということです。
本当の愛に則らないものはこれから厳しくなるでしょう。
そして自らもそのように心掛けないと、やはり生きていくのが厳しくなるでしょう。
いわゆる成功者、事業がうまくゆき日本中どころか世界規模で展開している。
社会的貢献度も大きく、経済的にも豊かであり、こういう人にありがちな傲慢な態度もない。
この人は果たして幸せでしょうか?
もちろん、事業の大規模展開とその成功自体がこの人の生まれてきた目的ではありません。
要はそれを通して、より真の愛に近づいているかどうかが問題なのです。
愛を求めると益々愛から遠ざかってしまいます。
愛を与えると、愛が与えられます。
というより、愛を与えることによって自分は愛である、自分の中に溢れる愛に気づくのです。
以前、今年のテーマとして ・現実世界をしっかり生きる ・他人に依存しない の2つを挙げましたが、それらも含めて愛を生きるという人類の究極のテーマがそろそろ顔を出し始めました。
僕は家族を愛せませんでした。
母親を愛せませんでした。
スタッフを愛せなかったし、患者さんも愛せなかったと思います。
そして何より自分を愛せなかった
でもね・・・・
愛せない自分がいるからこそ、愛することが出来るようにという旅路が続けられるのです。
そしてそれこそがすべての生命体の旅そのもの。
だから、他人を愛せないって、自分を愛せないって素敵なことなのよ。
そこからすべては始まるの。
だって宇宙の生まれた目的がそれだもの。
2013.3.7
自分を許し愛する事程難しい事ないよ 先生・・・
だから他人も愛せない…
ただ こうゆう人もいていんだよ、おもい
感じる事で自分の存在が確認できる事だけは理解しているのかもしれないです
。
去年の秋位からずーっと気になっていた アミ小さな宇宙人を あたしも今読んでいます・・
本当に全てを愛せる様になるのでしょうかね(p_-)
そうなれたら いいな。