Cosmic Reading ~コズミックリーディング 1st lesson~

最近、休診日の木曜日に3週連続で嫁さんと通っているカフェがあります。

Crambonといい、いわゆる授産施設のひとつなのですが、すごく雰囲気の良いお店です。

阪奈道路の富雄と生駒の間にありますので、車で20分そこそこはかかります。

500円で焼きたてのパンがバスケットに3~4個、サラダ、コーヒー、ゆで卵、自家製ジャム、マーマレード、オリーブオイルがついてきます。

サラダは一回だけおかわりできますが、パンはおかわりし放題で、コーヒーはいっぱい100円でおかわり可能。

すごいでしょ。

ゆで卵何時間でもいれます。

でね、ちょっと思ったのね。

もし写真のように、ゆで卵がすでに剥いてあって出てきたら、食べます?(笑)

(これは単に思いついて撮っただけで、ここでは殻付で供されます。当たり前や)

 

話は2月2日に博多で行われたコズミックリーディングに飛びます。

柳瀬式速読術ともいいますが、上を直訳すると宇宙的読書とでもなりますかね。

どういうことか?

奈良から博多って結構遠いのね。

東京行くのとはわけが違うので急遽前日入りすることになり、当日のカプセルホテルを予約しました。

関東行くときゃ京都から新幹線乗りますが、西に行くときは新大阪からです。

新大阪駅は博多駅がかつてそうだったように様変わりしていて全然違う駅になっとる。

新大阪、岡山、広島、小倉と停まればいいのに、間でちょこちょこいらん駅に停まりよるさかい時間かかんねやわ。

 

昨年、大阪で講座「マヤの叡智」を受講した時にすでに速読まで進むつもりでしたが、残念ながらその際の受講者の中で他にそういう人がいずに、九州が盛り上がっているということで博多での速読セミナーとなりました。

こういう時に人はえてして次に大阪で開催されるのを待とうとします。

そんな時間がもったいないと思わへん?

今の自分の学びたいという波というのがあるので、それに乗らんとあかんのですわ。

ちなみに僕はまだ休みの前の日にしかお酒を飲まないルールは守っておりますよ。

 

10時くらいにチェックインして飲みに行く店を探しましたが、大雨が降っているし、なかなか一人でカウンターでというお店が見つからない。

仕方がないので風俗の案内所の男性に「すみません。どっかこの辺でいい居酒屋さんありませんか?」

教えてもらいました。

案内所で飲食店の紹介を受けたのは生まれて初めてです。

すぐ近くにあるそのお店の名前が「風来坊」

僕が広島にいた時によく行っていたお店の名前と同じで、その店は今や広島食べログランキング1位になったこともある有名店に変貌してしまいました。

カウンターで他のお客さんの博多弁を聞きながら心地よく飲んでいると、隣の女性がどうやらオーストラリアに語学留学していて今は里帰りしている最中らしい。

100歳くらいからタスマニアに移住しようと考えている僕は思わず話しかけました。

話、盛り上がりました。

でも何しゃべったか覚えてません。

なんやかんやして居酒屋の大将に次に行くバーを教えてもらいました。

そこでもまた盛り上がりました。

でも何しゃべったか、何飲んだか、何も覚えてません。

ホテルに帰ったのが朝の4時だったのだけは覚えています。

貴重品をロッカーに預けようとして全然閉まらないので、フロントの女性が「ロッカーの番号を最初に押してください」と何度も声を掛けるのですが、暗証番号ばかり押して・・・・・

速読の話はもうちょっと待ってくださいね。

こういう話書くの久々な気がするもんで。

それから風呂入って寝て気がついたら9時半!

講座は10時15分からです。

タクシー乗りました。

会場のビルの地下にあるロッテリアでコーヒーを買おうとすると柳瀬氏がいらっしゃって再会の握手。

じゃ、いよいよ速読のはなしですよ~。

 

僕は普通よりは読むのが速い方だと思いますが、速い人よりは遅い。

お酒も普通よりは強いと思いますが、強い人よりは弱い。

とにかく知りたいことが今は山ほどあって、たったか読まんと追いつかん。

そこで速読なのですが、この速読は速読が目的ではないらしい。

それがどういうことかは後々わかることになります。

 

まず目から鱗だったのは、例えば一冊一分で読めるといわれれば、凄い速読術だなと思いますよね。

でも一冊一秒て言われたら、「ウッソ~、そんなんムリムリ、ぜ~ったいに無理!」と思いませんか?

へたしたら相手のことを変な目で見たりなんかしてね。

その無理だという感覚を持っている時点で、あるいは凄いと思っている時点で(自分には到底出来ないという含みがある)、もう本当に無理になっているということ。

そんな短時間で読めないという概念をまず捨てるということなんですね。

ハァ、な~るほど。。。。

それともうひとつ。

コズミックリーディングというのは、まず瞑想状態に入って宇宙(高次元)とつながって、その状態で読むんです。

考えてみれば僕が書いた「シャングリラからの伝言」はあとがき以外はすべてそのような状態で書いたものです。

つまり頭に浮かんだことをわかりやすい日本語に直すという作業を僕はしただけで、自分で考えて書いたわけではないのです。

もしそうなら、もし僕がそういう次元とつながって書いていたのなら、読み手もそこにつながることにより書かれていることはすぐに読める、というか本を手にした時点でもう読めているということになりますね。

書いてあることは、宇宙とつながって意識をそこに向けるだけで、すでに自分の中にあるということを知るだけです。

そういえば僕の本にも「知っていましたか?この本はあなたが書いたものだということを」とだけ書かれたページがありました。

午前中は講義と練習。

 

お昼の休憩時間が30分しかなかったのですが、僕と柳瀬氏ともう一人の女性の受講者で地下の食堂に入りました。

時間がないので早く出来るものが何かを聞き、せやのに3人ともその中から別々のものを頼んだんです(笑)

ほしたら出てくるの、はやっ!

たぶんね、2分も待ってないよ。

午後からは、登場人物の気持ちになりきる練習です。

題目は谷崎潤一郎の春琴抄です。

大家のお嬢様で盲目のお琴とお付きの奉公人の佐助の話です。

それでも美しかったお琴に振られたことを腹いせに手下を雇ってお琴の顔に熱湯を浴びせた男がいました。

許されぬ心で通じ合っていたお琴と佐助ですが、お琴は佐助に「お前にだけはこの顔を見せとうない」と叫びます。

すると佐助は意を決して自分の両目を針で突き「これでもう何も見えしまへん」と伝えます。

これだけ端折るとあれですが、おわかりでしょうか、この二人の心の中が。

この場面を参加者が2人ずつ演じてみせるのです。

人それぞれの演技があっておもしろかった(他人から見たら僕の演技もそうだったんでしょう・・・・)

登場人物になりきらないとうまくいきませんから、いわゆるマヤの叡智でいうところの”インラケシュ”です。

(わたしはもう一人のあなたです、という意味)

 

脚本や戯曲、あるいは一般書でも会話形式のものであれば一度試してみられたら良いかと思いますが、このようにその人物になりきって読んでいくと今までとは全然違った味わいになります。

もちろんその場合は速読にはなりません(なったら凄い!・・・て言うたらアカンかったんやっけ?)

 

コズミックリーディングはいわゆる速読とは違います。

集中力と目の動かし方の訓練のようなものとは次元が違うのです。

いくら速く読めてもその内容を他人に語れなければ意味がありません。

何時間、何日もかけて一冊の本を読み、それについてアウトプット出来ないのなら時間の無駄なのです。

アウトプットとは、どこに書かれていたどの内容にどのように感じたか?ということです。

そして、あくまでも目指しているのは高次元にアクセスし”皆で”進化していくこと。

だから凄い!(これはアリ)

興味のある方はどうぞ「マヤの叡智」の扉を開いてください。

 

三次元で生きている僕たちはやはり三次元でしっかり生きなければならない。

しかし高次元の叡智とつながることは出来る。

というか、つながらなければ進化しない。

速読のいいのは読書という三次元ツールを用いて高次の叡智とつながり、それを三次元にアウトプットする点。

ディバイン(聖なる存在)におまかせ~、と言っているのとは違いますね~~~(笑)

だって、少なくとも毎日7つの習慣(28日周期を意識する、ノンエゴの瞑想をする、他人の気持ちに共振する等)を行い、速読のトレーニングをし、それをノートに綴るという努力をしないといけませんから。

てなことで、話は2nd lessonへと進みます。

2014.2.18

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