僕思うんですけど、抜歯後に急性症状が出たなら普通はその原因を探ろうとします。

今であれば問診で食生活のことも聞きます。

ころがリウマチ、アトピー、喘息などの慢性炎症の場合は急性化などが通常ないわけですから、何がキッカケでということを患者も医者も考えません。

そうしますとその背景にある食生活や生活習慣に思い至らない、ずっと現状のままですね。

メインテナンス中の患者がある時、掌蹠膿疱症になりました。

膚科に行きアレルギー検査をしたものの金属アレルギーはないとの診断でした。

これは後ほどパッチテストの期間が短すぎて出ないだけというのが当方で確認されました。

24,48時間くらいじゃダメなのです。

病巣感染の可能性は考えづらかったので一応注意深くアマルガム(水銀化合物)を除去したところ案の定一時的に症状がひどくなりました。

いくら注意して相応の体制を整えてやっても切削粉は吸い込みますからね。

で、除去したらどうなったかというと、一時的に緩解したものの再び元に戻ったのです。

次に疑うは腸管免疫の低下です。

通常、掌蹠膿疱症患者はビオチン(ビタミンB7)が欠乏していると言われているので皮膚科で同剤を処方されます。

卵白がビオチン吸収を阻害するためそれに対する指導が必須なのですが、うちの患者は主治医からそういった話を全く聞かされていませんでした。
そこで問診してみると乳製品が大好きとのことで(ずっこけそうになった)、当面は一切の乳製品を止めること、肉類もよく吟味して出来れば控えること、精白した小麦粉で作ったパンも止めることを指示しました。

すると1週間でかなり改善したのですが、一切止めるということができなかったようで、改善したにとどまりました

あとは自己責任と思ってそれ以上強くは言いませんでしたが、昨日の来院時に見たら手袋してなかったので治ったのでしょう。
僕が声を大にして言いたいのは、一体、皮膚科の医者は何を問診しとんねん!!ということです。アホか。

歯科においても、歯ぐきが腫れてきた患者がいるとします。

切開して膿み出しするような炎症のタイミングでもない。

聞いてみるとヨーグルトを毎日摂っている。

これと糖分を控えさすだけで治っていくことも少なくないんです。

でも歯医者にそういう視点がないと、やはり何らかの処置をされますね。

それはそれで良いんだけど、なぜこのタイミングで腫れたのか?を考えないとその歯科医は進歩しない気がします。

2014.6.9