衝撃と身体の歪と波動(バランス)の法則

わかる人にはわかる非常に素晴らしい内容(とりあえず自分で言っとく)
身体に衝撃が加わればそれがどのように波及するかということなのですが、外傷などの急性のものは除いて考えてみましょう。

誰にでも癖はあるものです。
その癖が身体を歪めてしまい様々な病気の原因になっている、その病気には癌まであり得るということは、あまり一般的に認知されていません。
歪みはすなわち局所の代謝障害を起こすのです。
局所の低酸素と低体温は癌の格好の温床となります。
なので、たかが癖などと侮ってはいけないのであります。
非歯原性の痛みも往々にしてこの癖から来ていたりするのですが、それは頬杖などの直接的なものから、足組みなどの一見関係なさそうなものもあります。座り方とかね。

ここに頬杖と足組みの癖がある人がいます。
それぞれの癖は衝撃波としてゆるやかに体内を伝わっていきます。
衝撃波と言ってもぶつかったりするわけではないので、ドンッ!というよりはジワ~ッといった感じですね。
ここからが大事なところなのですが、この2つの衝撃波は波としての性質を有していますから、お互いに干渉し合います。
つまり2つの波が重なるところでは、それらが引き起こす歪みは代数和となり、増幅したり隠れたり(臓器に歪みが移動することも)するのです。
一見、まったく歪んでいないように見える胸椎の7番。
足組みの癖による大腿骨の歪を取ってみると、あらら?めちゃくちゃ歪んでますよ胸椎7番!!
同部において2つの波がお互いに作用しあっていたために正常に見えた胸椎7番において、片方の波を除去することによって、もう片方の波による歪みが表面に現れたということです。

この事実は、まともな整体師なら(FEIを学んでいる者は誰でも)経験的に知っていることですが、波として理論化している人はいないのではないかな。
医者・歯医者は知りません、たぶん。
ですので整形外科領域において、オペが専門化するのは仕方ないとしても、診断まで専門化するのは僕は大いに疑問なのです。
僕の兄は股関節ではそれなりに有名だった(過去形)整形外科医ですが、僕が鎖骨骨折した際の彼の診察は、それは心もとないものでした。
歯科医なら経験したことがあると思いますが、患者さんで首の手術してから色々と不自由している人いらっしゃるでしょ。
僕は何人も見てきました。
それは必ずしも外科医の技術の巧拙ではなく、そもそもの診断に問題があるのではと思うのです。

また、噛み合わせを治せば体のすべての不調が治ると豪語する先生がいますが(それも数多くいるから困ったもんだ)、本当に身体のシステムを理解していればちょっとそれはないよなぁ、と感じるはずです。
確かに噛み合わせの身体に対する影響力は多大なるものがありますが、歯もね、関節なのよ。
釘植関節といって、歯は靭帯をもって顎の骨と連結しているのです
であれば、きちんと全身の関節や骨の歪みを診断し、その中に噛み合せの診断も含まれているというのが本来じゃないでしょうか。
おまけに、ヘボな整体師にかかって身体がおかしくなっても元に戻せますが、噛み合せの治療と称して歯を削ったら二度と元に戻らないのよ。
歯科領域の関節といえば顎関節しか頭に浮かばない歯科医も多いでしょうが、歯も関節ならそこだって徒手的に動かすことが可能なんだよなぁ(いわゆる歯列矯正ではない)。

波の性質は他にも、反射・屈折・回折というのがありますが、ここまでくると物理が苦手な僕には手に負えません。
でもきっとそのように衝撃波は体内で挙動しているはずです。

2014.6.24

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