インプラントの弊害

当院は極端に違和感の少ないMTコネクターという義歯を取り扱う全国でも数少ない医院のひとつでして(ただしMTコネクターの本質は噛み合わせにある)、だからあまりインプラントを強く勧めることもないのですが、最近どういうわけだか滅多にないインプラントラッシュです。器具の滅菌の関係上毎日というわけにはいきませんが、ここのところ毎週かな。本日は上顎洞のソケットリフ(おまけに隔壁あり)と抜歯即時埋入というオペが終わったら飲みに行こか的なハードなものを昨日やりました。

インプラントをしてから体調が悪くなる方がおられるようで(当院の話ではないが、僕がそれに気づいていないだけかもしれない)、それはインプラントがアンテナの役目をして電磁波を拾うからということらしいです。それが本当かどうかはわかりませんが、電磁波を拾うというのはあり得るでしょう。せっかくやったインプラント
除去したら体調が戻ったとかいう話もたまに聞きます。

そもそもチタンなるものが生体内で本当の本当に安定しているのかというのも疑問に思うのですが、それ言い出したらすべてワヤなので今のところ知らん振り。一応安全ということに世界基準ではなっていますし、整形の世界ではごく当然に長年にわたって行われておりますから歯科のインプラントだけがどうこうというものではありません。ただ脳に近いからね・・・・。

もし、歯槽骨が歪んでいてそこにインプラントを埋入すれば、歪みを串刺しにして固定してしまうことになりますね。さらに複数のインプラントの被せ物を連結したりすればなおのことです。もしかしたらこれもインプラントによる不調の原因なのかもしれません。

ということで来週、FEI代表の高橋先生にオペ直前に施術してもらってから、インプラントを埋め込むということを初めてやってみます。その患者さんはわざわざ上越からお越しになるんです。

なんでも厳密に考えていけばしんどいですね。僕の性格上はつらいものがあるかな。適当におちゃらけたんがいいんやけどなぁ。

ちなみに一昨日電車に乗っている時に、ずっと右上の臼歯が舌の側面に当たって痛かったので、おそらく上顎が歪んでるんだろうと軽く頬の上から調整したら、おおっ!当たらなくなっちゃったよ。。。。おまけにいまだに当たらんし。

2014.6.24

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