「寄生虫なき病」というのをようやく読み終わりました。

自己免疫疾患にかかっている医療ジャーナリストが、自らある種の寄生虫に感染することにより、体内の免疫制御機構を正常化し病気を緩解させるのですが、そのことについてたくさんの取材を重ねながら検証している内容です。
ですので非常に読みづらくめずらしく時間がかかってしまいましたが、アマゾンの書評にも書かれていた通り、医療従事者は読んだ方が良いであろうとは思いました。

人間はそもそも細菌・ウイルス・寄生虫と共生していたのであり、人の細胞の数より皮膚表面や体内にいるそれらの数の方が圧倒的に多いことを考えると、人って何?とすら思われてきます。
それが行き過ぎた衛生管理により、バランスが崩れてしまい免疫が過剰反応してしまうことにより様々な難病を引き起こしている可能性が高いという話。
トイレの水洗化、道路のコンクリート舗装、冷蔵庫の普及などは便利なようで数十年経って現在、人に対して当然の結果をもたらしているようです。
やはりきちんとした食生活をしている人や家畜の糞尿を肥料に、微生物の力を借りて生命力に満ちた土を使って育てた野菜を丸ごと頂くというのがよろしいようで。
ちなみにこの本の表紙、気持ち悪いよ。

2014.7.16