カッパ再び東へ
本日、診療終了後すぐに新幹線に乗り再び東京は青山へ参ります。
明日は僕が採用している大口式インプラントシステムの講師である鈴木光雄先生のオフィスで、インプラントのオペの見学とその詳細な説明会に参加するからです。
もちろん有料で、安くはありません。
他のドクターのオペを見学するのは超久々です。
この大口式を知ってしまったら、通常のドリルで骨に穴をあけるという手術法は滅多にしなくなりますし、やろうとも思わなくなります。
今、インプラントの最先端はコンピューター支援による手術です。
術前に撮影したCTにより、ドリルを入れる位置や方向が正確に転写されたステントと呼ばれるものを手術部位に固定し、あとはそれに従って(場合によっては歯肉も切開せず)オペを進めていきます。
術後の不快症状も非常に少なく、ケースによれば即日に仮の歯が入ることもあります。
大口式の場合、自分の骨を削るのではなく、拡げながら手術を進めていくため、術前のCTである程度骨の状態はわかってはいるものの、実際は手術時に臨機応変に対応するので、そのようなコンピューター支援によるのは今のところ不可能です。
しかし、多くの場合において歯を抜歯した後の骨は吸収されてやせているので、通常ですとインプラントを埋め込む位置にドリルで穴をあけながらも、骨が足らない部分に人工的に骨を増やす処置をするという矛盾が生じます。
大口式においてはそれはありません。
ただし、骨を拡げながらも不足している部位には骨の再生処置を行う場合があります。
まあ、そういった手術法のエキスパートの先生の手技を見学して学んでこようというわけです。
明日の早朝に発ち日帰りすることも可能なのですが、一日長いので、出来るだけ集中して見たいと思い前泊することにしました。
話変わって、この間も、ある患者さんに「ここに来ると眠たくなる」と言われましたが、皆さんよく寝られます。
あるいは眠たくなります。
これは僕の脳波がθ波とかδ波とかに近くなっているからと思われます。
通常、人間は集中するとβ波と呼ばれる非常に速い周波数の脳波になるのですが、これはいわゆるマインドで動いている状態で本当の意味での集中ではありません。
リラックスしている状態が、よく聞かれるα波でして、少し脳波がゆったりになりますが、θとかδはそれよりも極端に遅い周波数です。
およそ赤ちゃんの脳波のようなもの。
その状態でありながら、眠っているのではなく意識は非常にハッキリしており、ものすごく集中しているのです。
普通に考えたら逆のようなことが、実際には起こるのね。
ところがこれはその脳波を出している本人の話でして、その周りにいる人間は眠たくなるようです。
僕が電車に乗って本でも読めば、隣の人は本を落とすし、前の人は携帯を落としそうになります。
ならないのは、ゲームやってる人だけ。
これはパチンコと一緒で思いっきりβ波の状態です。
一応、こういうこと言っても大丈夫そうな患者さんには上のようなことを説明します。
そして、その状態においては、赤ちゃんが母親の意識状態の影響を受けるが如く、患者さんに僕のワンネスの意識状態が転写されやすくなります。
これぞワンネス歯科の真骨頂でありますが、別に僕が洗脳しようとしてやっているわけではないので、本当のところはどうなっているのか知る由もありません。
今、僕の思考はフル回転で働いています。
それは人の健康についてです。
口呼吸と鼻呼吸がその骨格になっており、ひとつひとつのことは今までにも多くの人によって語られてきましたが、それらが僕の中でどんどんつながり出して大きな樹になりつつあります。
病気を治療するには原因を知らなくてはなりません。
今の医療は対症療法が主であり、出ている症状を薬で抑えるというだけです。
それを治療と称しているところが笑止なんですけどね。
また予防のためにもその原因に対するアプローチが要求されます。
それは大人だけでなく、子供だけでもなく、次に生れてくる子たちがそうならないように、というものでなければなりません。
それが今、僕の手に入りつつある。
ただ知るだけ、少々自分でトレーニングするだけ、生活習慣を見直すだけ、です。
お金はほとんどかかりません。
面倒くさがりの僕が考えたくらいですから、いたってシンプルです。
それでいてかつ、いわゆる難病に限らずかなりの範囲の病気の治癒に大きく貢献するであろうと期待しています。
すでにそのスタンスで診療に当たっておられる医師もいらっしゃいますので、僕のオリジナルというものではないかもしれないし、またそんなことにこだわる気も毛頭ありません。
ただうちには次亜塩素水という強力な武器があるのよねぇ。
光殺菌の器材も買っちゃったし。
次の本のテーマは(仮に出るとするなら)そこです。
歯科医が発信する身体の健康と心の健康と、人生の目的(幸せ)についてです。
さあ、どうなるでしょうか?
ということで、いやらしい僕はサイドメニューに書くのを止めました。
どうぞ次に出る本をお買い求めください。
あるいは「ならまちワンネス歯科」を受診してね。
おおっ!
なんか、初めてこのブログで歯医者らしい集患的営業をやった気がする。
たまにはこんなんもアリでしょ。
微妙にウレシかったりなんかして。
2012.4.18