癒しとスピリチュアル
なんか、いかにもって感じのタイトルですなぁ。
スピリチュアルというのを理屈で語る人、多いです。
あ、俺もそうか(笑)
個人セッションをしていて、その方の悩みの原因というのがあるわけですが、それらの因果関係は比較的容易にわかります。
でも、「わかったから、どやねん?」ちゅう話です。
その原因の多くは幼少時のトラウマにあり、両親との関係性にあるわけでして、そういった感情を抱えている自分自身を否定しているから苦しくなるのです。
しかし、その人は原因を知りたいわけじゃなく、今の苦しみをどうにかしたいわけです。
そこに「人はなぜ苦しむのか?」というような話をして、どんなもんなんでしょう?
僕は今、自分の個人セッションの在り方について考えておるのです。
確かに原因を知ることは大切だとは思います。
自分が何を怖れているのか?
それを知らないことには先に進まないでしょうから。
でも、なんかちょっと違うやり方があるんじゃないかと最近思うのです。
癒しとは今のままの相手をそのまま受け入れること。
それも頭ではわかっている。
腑にも落ちかけている。
まずは相手のこころを感じる共感が大切なのもよ~くわかった。
トラウマとは裏を返せばそれが自分の今の個性を作っているわけです。
ワンネスとはあらゆる個性が否定されずに調和している状態のことです。
僕たちがワンネスに向かっているのなら、僕たちがそれを望んでいるのなら、するべきことは相手の”個性”を否定せずにそれと調和すること。
調和というのは全面的に溶けあうことではない(少なくとも現時点では)
”わたし”と”あなた”の境界線上では溶け合っているかもしれない。
でも、”わたし”と”あなた”の個性は厳として存在している。
そんな感じです。
ヒーラーは自分をきちんと持ちながら、相手のエネルギーと接触している所では溶け合っている。
スピリチュアル的な分析・解析は必要かもしれませんが、相手の心理的解剖というのは少々憚られる気もする。
大事なことは物事の分析ではなく、感じること。
スピリチュアリティとは理屈ではなく感じること。
感じることとは即ち体験すること。
クライアントを感じて体験する。
そこに愛があればなおよろしい。
でも、ヒーラーもクライアントも各々が宇宙の大切なONE PIECE(構成要素)。
ヒーリングはテクニックありきでは決してない。
でも、共感することが大切だとか、宇宙に全託するだとか、そういったことすら理屈に思えてくる。
意識ここに至ると、宇宙の真実だとか真理だとか言ってたことも全部マインドなのだという気になってくる。
聖書や仏教の経典もすべてそう。
単なる理屈です。
じゃあ僕たちどうすれば良いのでしょうか?
なんとなくわかったような、そうでないような文章ですが、個人セッションをこなすにつれて思うのは、結局は僕は自分の内面を見せられているのだということです。
で、僕の内面っていったい何でしょう?
こんな想いで宮城に飛びます。
ちなみに僕が馬券を買うのは、JRAのシナリオを書いているスーパーコンピュータを駆使する頭脳集団との知恵比べに関して、何より大切なお金を賭けないと口だけでは何とでも言えて真実味がないからです。
決してお金儲けのためではありません(ホンマか?笑)
口を酸っぱくして申し上げますが何事であれ依存は厳禁であります。
ということで競馬をする人は自分で考えて買ってね。
2012.5.30