The Synchronicity ~シンクロのとらえ方~
昨日のブログで、かつて僕が若い時にこんな街に住みたいなぁと思った場所が3カ所あると書きました。
仙台と信州と沖縄ですが、実は今月23,24と松本歯科大に同級生がいる関係で、松本で同窓会が開かれます。
そして僕が属している口腔力学研究会の毎年の秋の旅行で、ここ2年は屋久島に行っていたのですが、今年はまた沖縄本島に行くことになっています。
そして先週は仙台へ。
これって偶然?
ハートの奥にある本当の自分、核心たる自分と強くつながる。
僕は今、そればかり強調しています。
その3日前に奈良でやった個人セッションでも同様でした。
クライアントは若い男性でしたが、背面のヒーリングをしながら彼が着ていたTシャツにプリントされた文字に目がいきました。
僕がよくカラオケで歌うCarol Kingの”You’ve got a friend”の一番の歌詞がそこにありました。
Winter,spring,summer or fall
All you have to do is to call
And I’ll be there,yes I will
You’ve got a friend
(訳)
一年中いつだって
あなたはただ呼ぶだけで良いんだ
すると僕はきっとそこにいるよ
やっと友達になれたね
これってまさしくハイヤーセルフが語りかけてる言葉です。
クライアントの彼はその日、別のシャツを着てくるつもりだったのに直前でこのTシャツに変えたんだそうですよ。
誰がそれを選ばしたんでしょうね?
僕がそのことを指摘しなければ、彼は自分のハイヤーセルフの為せる技に気が付かなかった。
でもね、これには前フリがあるんです。
午前中、駅前の銀行へ行く道すがら(徒歩7,8分の距離)、やたらと久しぶりに出会う二人組を見かけるんです。
つまりね、僕の近くを歩いている人が向こうから歩いてくる人に「わあっ、久しぶり!どうしてたん?」みたいなのがね、たった駅までのわずかの間に3組もいてたのね。
さすがに、これは何かなぁ?と考えました。
昼からセッションを受けに来られる彼と僕が過去世でつながってたのかなぁ?なんてね、思うわけです。
今度は銀行からの帰りに、僕自身が5年位行ってないステーキハウスの店員さんとすれ違って「お~、久しぶりッス!」
そこから10m位歩いたら、ダメ押しのもうひと組が「やあ!何してんの?」って・・・・もうええっつうの。
その結果が、クライアントさんが御自身のハイヤーセルフと出会った、みたいな。。。。
まだまだこんなものでは終わりません。
宮城に行く朝、奈良から近鉄電車に座っていたら、前に立っている二人の中学生。
一人は普通の背格好なのですが、もう一人はホルモン異常か何かでしょうか、非常に背が小さい。
この二人を見ていて僕は「サイモン・バーチ」という映画を思い出したのです。
サイモンは生まれつき非常に小さい体で成長してもそれは変わりませんでした。
両親はそんな彼を完全に無視。
学校や教会でも厄介者扱いです。
ただ彼にはジョーという名の親友が一人いました。
この親友ジョーとサイモンが並んでいる姿が、その中学生二人にそっくりなのです。
サイモンの願いは「いつかきっと僕も英雄になれる」
「神さまがくれたこんな僕の体にもきっと何か意味があるんだ」
ある日、町の子供たちが教会の日曜学校のウインターキャンプに行きました。
サイモンは急病のため居残っていますが、急いでジョーに知らせないければならないことができ、キャンプ場へと向かいます。
キャンプが終わって帰路についていたサイモンも含めた子供たちを乗せたバスは、途中あやまって湖に転落してしまいました。
窓の上の方と屋根だけは湖面に出ていますが、ほとんど沈んでしまっている状態。
大きな子供たちは自力で逃げます。
近くで見ていた近所の男性たちも助けに駆け寄ります。
でも中に残された小さな子供たちは恐怖で動けません。
それを見たサイモンは首まで水につかりながら「みんな、落ち着んだ!僕が必ずみんなを助けるから」
小さな体から出た大きな言葉に子供たちは緊張がほぐれたのか、ようやく体が言うことをきくようになりました。
そしてサイモンは一人一人開いた窓の隙間から外へと連れ出したのです。
冬のキャンプでした。
その後、入院し危篤状態のサイモンはベッドの傍で見守るジョーに
「どうだい、やっぱり僕の小さな体にも意味があったろ?・・・・僕、英雄になれたかな?」
と最後の言葉を残し静かに目を閉じます。
心から悩んでいる人に”人生の目的”だとか”幸せの意味”だとかは虚しく響く。
でも、どんな霊(いのち)にも、どんな人生にも、ちゃんと意味がある。
近鉄電車の中学生二人はそんなことを僕に思い出させてくれたのでした。
そのことはそのまま宮城でお話ししました。
僕にとってはすごいシンクロですが、彼ら二人の中学生にとっては僕のことなんて目に入っていませんし、なんのシンクロでもありはしません。
いったいシンクロをどうとらえるのか?
ラッキーととらえるのか、自分の進む方向性を示しているととらえるのか、あるいは全く意味がないととらえるのか。
これらは僕は本人の自由であると考えています。
ただし、視点を自分という低く狭い所から高く広い神の位置にもっていけば、大きな箱庭にいるすべての人間が神の子供。
そこではすべての駒を同時に動かし調和を取るという神にしか為し得ない究極の人生ゲームが行われているのです。
お話会の昼休み。
僕は昼を食べませんでしたので、多賀城の街を散策していました。
そして会場に戻ろうと歩いていて、次の日が妻の誕生日であることを思ったその瞬間、隣にある”Syrius(シリウス)”という名の美容院の駐車場を何気に見たら、二羽のスズメがキスをしているではありませんか。
もしかしたら同じエサをついばんでいただけかもしれない。
だけど、僕が視線をよそに向けていたらその光景を目にすることはなかったでしょう。
だいたいが、スズメのキスなんて生まれて初めて見ました。
こういうのは誰が演出するのでしょうか?
天から見ている神さま?
それとも僕のハートの奥にいるハイヤーセルフ?
大切なことは、それと気づき感謝すること。
すると、なんとな~く幸せな気分に浸れるのです。
本日の金星の日面通過(ビーナストランジット)
日食メガネで太陽は見えるんだけど、フウさんには見える金星が小さすぎて50歳の僕には見えない。
なんとな~くツイテない気分(笑)
”サイモン・バーチ”
こんなの書いてたらAmazonの中古DVD、ワンクリックで注文しちゃったよ、僕。
2012.6.6