ここ最近のブログにおいて、あまりくどくなるのももひとつなので、色々と説明不足のところもあるかもしれません。

弁解がましいこと書くの好きじゃないんです。

 

たとえばインプラントには良い所ばかりじゃなく問題点もあるけれど、それでもこの症例にはインプラントが最適であると思えば勧めるわけです。

歯科治療においては人工物を入れざるを得ないわけですから、完璧なものが存在しない以上、メリットがデメリットを上回る場合にそれを選択するということになります。

入れ歯はどれだけ精密に作ったところで所詮は入れ歯です。

でもインプラントよりは入れ歯の方が良いということも多いのです。

ちなみに昨日も午後から一件のインプラントのオペがありました。

 

右下の一番奥の第二大臼歯が欠損しており、その手前の第一大臼歯の二本ある歯根のうち一本がダメなので、その歯を抜くと同時にそこにインプラントを埋入し、第二大臼歯部分にもインプラントをする予定でした。

抜きやすくするために第一大臼歯を真ん中でカットしていき、まずは助けることが出来ない歯根を抜きます。

すると残った方の歯根は全く問題なく、抜くには忍びない状態でした。

そこでその歯根は抜かずに残して、一本手前の被せ物とつなぐことによって活かしてあげることにしました。

二本予定していたインプラントを一本にし、抜いた歯根と第二大臼歯の間に埋め込んだのです。

それで上の歯との噛み合わせも問題ないと判断しました。

これにより、予定していた収入が半分になりました。

そういう意味では非常に悲しいわけです。

何せ単価がでかいですからね。

でもあの歯根を抜くことはようせんし。

 

ということで、途中に不意の出血も何とかクリアし、オペを終了してから処置内容の説明をしました。

患者さん 「じゃあ、インプラント一本分のお金でよくなったんですか?」

僕 「はい。残念ながらそうです(笑)」

「先生、途中ずいぶん悩まれたんじゃないですか?(笑)」

「そうですね。”チェッ” って思いました。ハッハッハ(泣)」

なかなかね、患者さんとこんな会話はできませんよ。

本心を喋っているのにも関わらず、笑いになっているところがミソです。

これがホントの自然歯科、なんちゃって・・・・

 

インプラントバッシングの報道のせいで、コンサルテーションに時間がやたらとかかる。

コンサルテーションとは、なにもインプラントを決断するように誘導することじゃありません。

すべての情報を正確に知ってもらった上で、患者さんが自分で納得して選択できるように手助けすることをさします。

どのような選択をしても、その選択に対する結果は自分に返ってくるのだと理解してもらいます。

もちろん僕の考えもお伝えします。

その結果、インプラントになることも、義歯を選択されることもあり、他の治療に関しても色々と了解を得るわけですが、近頃、最終的には「先生にお任せします」と言われることが多くなりました。

昔はこれ言われるの嫌でした。

自分の身体のことやねんから、歯医者任せにせんといてよと思ってました。

今はひとつの信頼の証だととらえています。

 

なんかね、今頃になってAmazonで本がよく売れてるんですよ。

自費出版の本ですからね、発売して3年近くも経って一週間で4,5冊売れるというのは凄いことです。

本が動くとAmazonも次々仕入れてくれて在庫を置いてくれるのね。

本を買ってくださった皆様、ありがとうございます。

一冊売れても僕の儲けは70円くらいにしかなりませんが、元々自費出版で儲けなど頭にありませんから、皆さんの手元にいくことが嬉しいわけでして・・・・。

世間は連休でございますが、わたくし午後から横浜へ勉強会に参ります。

先週の連休もセミナーでした。

どうぞよい休日をお過ごしください。

2012.9.22