というのが今回の僕の発表のタイトルです。

今日か明日かわかりませんが、約30分~40分のプレゼンテーション。

我ながら非常に面白い内容です。

副題がありまして、「う蝕(虫歯)の真の原因を探索する」です。

”〇谷崇氏へのアンチテーゼ”なんてのがスライドの端にこそっと書いてあったりします。

この先生は日本の予防歯科の草分け的存在で、その世界では神さまのように思われていますが、僕に言わすと「それだけじゃ不十分だろ」

僕は虫歯もひとつの感情表現だと思っているので、徹底して虫歯予防をやるとその感情のはけ口はどこに来るの?と考えるのです。

 

20年くらい前に、虫歯になる歯とならない歯の違いは、相手の歯に攻撃されているかどうかじゃないかと思いつきました。

強く相手の歯が当たると、その部分のエナメル質に微小な亀裂ができ、そこから虫歯を起こす細菌が侵入しやすくなるというものです。

これを口腔力学的観点からのう蝕の考察と題しました。

これらはあくまでも観察と検証の結果によるもので、現在では僕的にごく当たり前のこととして存在します。

 

次にサイドメニューの虫歯のスピリチュアル的解釈のところでも書いていますが、口を呼吸器としてとらえれば、消化しきれていない寂しさが虫歯を作り易くなる。

これを心理学的観点からのう蝕の考察としました。

こういったことに気づきだしたのは、今から5、6年ほど前です。

これも大胆な想像を伴ったとはいえ、観察と検証を繰り返してきており、僕的に当然のこととなっております。

 

そして最近、歯には内側にある歯髄(神経)から象牙質、エナメル質へ外側に向けての細胞液が流れていることを知りました。

それにより外部からの細菌の侵入を阻止する防御機構となっているわけです。

ところが、甘いものやストレスなどは、この細胞液の流れをストップすることが実験で明らかになっています。

サックバック(SUCK BACK)といいますが、ある方向に流れているものがいきなりその流れを停止すると、流れは逆流するようになるのです。

この防御機構を司っているのは脳の中の視床下部といわれるところで、これは自律神経をコントロールしている場所です。

自律神経ですから、当然ストレスにより影響を受けます。

これを身体的観点からのう蝕の考察とします。

ここに至って、僕の今までの仮説と科学的実験の結果がcross-link クロスリンク(出会って結びつく)するようになりました。

 

以上三つの考察から導き出される虫歯のひとつの典型的な原因は・・・・

①噛み合わせにより力の集中している歯のエナメル質に微小亀裂が入り

②元々幼いころから寂しいという想いを押し殺していたような人は、それにより歯髄からエナメル質へ向けての細胞液の流れが阻害され、その結果虫歯の原因菌を歯の中に吸い込んでしまう

③そこで細菌は酸を産生し、歯の内側から歯を溶かしていき虫歯を作る

 

これね、実は画期的な仮説なんですよ。

そして、ここまでたどり着くのに20年かかりました。

細胞液の防御的な流れについては、カリフォルニアにあるロマリンダ大学の先生の研究結果によりますが、その他の論理の構築は僕のオリジナルです。

ここで注目すべきは、口腔力学的考察も間違っていなかったし、心理学的考察も間違っていなかった、それがここにきて統合され全体像がより明らかになってきたということです。

以前の仮説がどうして間違わずに、最終的な仮説の構築に役立ったのかというと、僕がいつの時も無理やり答えらしきものを導きだそうとしなかったからです。

その姿勢こそが評価されるべきだと考えます。

 

20年前にある勉強会で口腔力学的考察について発表したところ、相手にもされません。

ある学会で誌上発表しても全く反響はありませんでした。

心理的考察に至っては、阪大の同窓会誌に投稿したのですが、そこでも多くの同窓生に馬鹿にされます。

しかし、今、ようやくそういったことが科学的にも解明されつつあるのです。

きっと次の20年で、身体と心理的要素の関係、ざっくり言えばスピリチュアル的な見方というのが正しかったのだということが証明されるようになるでしょう。

 

僕はpriority(プライオリティ、誰が最初にそれを言いだしたのか)には全く興味がないので、要するに真実が認められればそれで良いのです。

 

昨日、歯科材料屋さんが来た時に、「マタニティ歯科外来」という専門書を納品していきました。

あれ?僕こんなん頼んでたっけ。

そうです。

「な~にが、マタニティ歯科だっつ~の」みたいなことを以前のブログに書きながらも、きちんと勉強しようとしていたのね。

俺って、なにか、ス・テ・キ(笑)

2012.10.20