北風呂町37-1(みんなひとつ)
先ほど妻が広島の実家に帰って行きました(逃げられたんじゃありません)。
子供たちは先に行ってるので、今日からしばらく私は一人ぼっちです。
子供がいなくても静かでいいなあ位にしか感じないのですが、僕は妻のことが大好きなので彼女がいないと本当に寂しいんです。
「じゃあしばらくの間自由ですね」と言われることもありますが、僕は家族が家にいようがいまいが遊びに行く時は遊ぶし、別に特定の女性に興味があるわけでもないし(女性全般は好きです)、妻がいない方が不便なんです。
独身時代は一人暮らしが長かったので料理も含めて身の回りのことは何だって出来ますが、結婚してやらなくなるとそういったことがメチャクチャ面倒くさくなってダメですねえ。
さて、上記タイトルは”ならまちワンネスセンター” つまり私の自宅兼診療所の住所ですが、そうなんです、番地がそもそもワンネスなんですよ。
もっと不思議なことに、この土地の購入資金とビルの建築資金を初めて取引するある銀行(明かせませんが、この銀行の名前も宇宙的な名前です)から借入したのですが、そこで作った私の通帳の下3ケタが371、連帯保証人の妻の通帳の下4ケタが3701!!これはスゴイと思いません?
ちょっとスピリチュアルかじってる人なら誰だって祝福された土地だと考えるでしょ。
ということで、基礎工事の時にここには岩下環境研究所さんにお願いして、土地のイヤシロチ化(炭素埋設)をやって頂きました。
僕はエネルギーに多少とも敏感だと思いますが、いまだにビルの中へ一歩入るとすごく澄んだきれいなエネルギーを感じます。
待合室は全面ガラスなので、ここから見える街路樹の緑が好き、ガラス面をつたう雨のひとすじひとすじが大好き、晴れた空の雲もきれいだし、夕焼けは言うにおよばず。
今日は休診でヒマなので、僕がこの土地を買ったいきさつを少しお話しましょうか。
友人に不動産関係の仕事をしているやつがいます。
彼は時々自分の金儲けのために(ゴメン、笑)僕にいろんな物件を紹介してくれていました。
でもなかなか気に入るものはなかったのです。
そして2006年9月に僕はインドのチェンナイにあるワンネスユニバーシティというところで21日間の覚醒のコースに参加したのですが、インドに出発する数日前にある患者さんに興福寺の一言主観音のお守りを頂いたのです。
それもその方は体調を崩されていたのでご主人(奈良ホテルにご勤務)がわざわざ診療所まで届けてくださいました。
無事インドから帰国して最初の診療日の朝に予約表を見るとカタカナで書かれた初めてみる患者さんの名前があったので、これは何かと受付に聞くと、どうやら近くに住んでおられるインド人の女性のようでした。
しばらくしてその方が来院されお話を伺うと(英語ですよ、英語)何と!ご主人の仕事の関係で日本に来ているが出身はインドのチェンナイとのこと。
ワンネスユニバーシティのことは知っているが、私はそことは関係ないということでした。
当時の医院は観光センターの前にあったので、時々外国人観光客が急患で紹介されて来られることはありましたが、奈良に住んでるインド人でチェンナイ出身って!
こんなことってあります?
いや~、ビックリしました。
でもね話はここからなんですよ。
それから一カ月くらいして、友人がまた別の物件を金儲けのために(もういいか、笑)紹介してくれました。
今までは一人で見に行っていたのですが、その時だけはなぜか子供たちも連れて家族全員で見学することにしました。
奈良駅から4つ離れた駅に住んでいたので、電車に乗り近鉄奈良駅の改札を出ようとしたその時です。
向こうから先ほどのインド人の奥さんが小さな娘さんを連れて歩いてこられるではありませんか。
ご主人が病気で入院されているので今から見舞いに行くところ、とのことでした。
どうぞお大事にと声をかけていざ物件を見に行ってみると、すぐに気に入っちゃったのです。
旧市街の角地でそもそもそんな物件がほとんど出てこない、前面道路で診療所が目立ちやすい、歩道が広く街路樹がきれい、おまけに両横がコインパーキング。
これは買うしかないと思いましたが、いかんせんものすごく高いのです、土地代が。
う~ん、どうしようかと悩みながら、せっかくここまで来たんだから子供たちを奈良公園で遊ばせようかと思い、そこからなら奈良ホテルの敷地を通った方が早いということでホテルの裏門を入った瞬間、向こうからやって来られるのがなんと!インドに行く前にお守りを持ってきて下さったご主人です!!
その方にご挨拶した瞬間「よし、決定!何としても買うぞ!!」と思ったのです。
だって僕がインドに行く前後にお会いした人たちが、今、このタイミングで僕の前に現れるのですよ。
そりゃもう、買うしかないでしょう。
それからも無事ビルが完成するまでには色々ありましたが、何とかやってこれました。
皆さん、このようにシンクロニシティ(共時性、さも偶然のように見える出来事のこと)をうまく利用すると人生がスムーズに流れますよ。
強烈なシンクロニシティというのはそういう人生の節目に来ることになっているんです。
でもね、わたし思うんですけど、多額の借金をして不動産を得た人間から不動産取得税とか固定資産税を取るのって間違ってません?
それで儲けているのは銀行なんだから、本来銀行から取るべきでしょう(違うかな?)
シンクロニシティについては別途、そりゃもう不思議で面白い話が山ほどあるのでお話しますからしばらくお待ちください。
先ほども言いましたようにシンクロニシティというのは、パラレルワールド間を行き来する時、正確に言うとワンネスに近づくような平行現実に移行する時に起きます。
本日は休診なんですが、今の新しい診察券には緊急連絡先として僕の携帯電話の番号が書かれています。
せっかく自宅開業しているのに緊急の事態に対応できないのは意味がないと考えるからで、テナント開業だとそのあたりが難しいのですよ。
昨日も歯周病で失った骨の再生手術をした患者さんもいらっしゃるし、痛くてたまらないという急患の方も2人ほどいらっしゃったので携帯電話を常に横に置いとかなければなりません。
だから携帯が鳴ると緊張するし、ましてや昼間っから酒なんて・・・。
でもね、いつでもドクターに連絡がとれると思うと患者さんも安心されるみたいで、実際にかかってくることはほとんどありません。
写真は当ビル前の街路樹の下で休む鹿でして、こんな光景はしょっちゅう見られます。
ビルの周りにプランターを置こうとしても、花をみんな食べちゃうんでダメなんです。
さて、ヨメさんもおらんことやし、昼飯食べに行った時にビールでも飲もうっかな
・・・って、アカンがな、それ(笑)
2010.8.26