Blue Moon(ツキを呼ぶ魔法の言葉)
昨夜半から朝にかけて奈良はものすごい雷雨でした。
現在は雨はやんでいますが観光の人は大変ですね。
昨日は采女祭があったのですが、残念ながらその写真を撮っていません。
なぜかというと、仕事が終わったら”かえる庵”さんに直行して、ご主人と屋久島みやげのサバ節、鯖味噌、芋焼酎で一杯やっていたからです。
ご主人が「そういや、もうすぐ猿沢の池で采女祭が始まりますね」と言われた時には「あ!」と思いましたが、もういいやとそちらは断念し飲むことに専念しました。
ていうか、みやげをすぐ開けて一緒に食べるというのはそりゃホントにみやげなのか?(笑)
で、なぜ采女祭があるかというとそれは昨日が満月だからであります。
写真はさんざん飲んだ後に帰って来て屋上から撮ったものです。
ということで本日のお題は、いまさらですがツキ(月)を呼ぶ魔法の言葉でございます。
その昔、人は月のリズムで暮らしていました。
つまり28日周期だったわけです。
今でも月の周期を意識して暮らしている人はたくさんいらっしゃって、その方が明らかに健康上よろしい。
だって女性の月経というのはそういうことなんですから。
毎日ほんの少し意識して今日は上弦の月、今日は新月、みたいにチラッとでも月をご覧になってはいかがでしょうか?
月というのは我々に癒しのエネルギーを発してくれています。
ただ見ているだけで軽い瞑想状態に入ります。
コレ、おススメ。
昨日アップした「生まれてきてくれてありがとう」の一週間位後に、島根に住む我が口腔力学研究会会員の先生がメーリングリストに五日市剛さんの冊子の話を書いてらっしゃいました。
なぜかすごく興味がわいてその先生にその旨メールしたところ、すぐに一冊送ってくださったのです。
読みました、感動しました。
そして実践したのです。
「ありがとう」とは「難が有る」と書きます。
つまり、そういうツイテないと思われる時こそ「ありがとうございます」「感謝します」と言うことによって、ものごとの流れが変わり人生が好転しだしますよ、ということです。
でね、やってみますでしょ。
するとですね、実際確かにその通りなのですよ。
僕たちは仕事上、患者さんやスタッフに対して心の中で「チェッ」とか「クソッ」とか思うことがママあるわけですが、そんな時に感謝の言葉を唱えるとなんだかその場の空気が変わるんですね。
心から感謝してないのに無理やり「ありがとう」なんて言ってもダメ、と言う人もいらっしゃいますが、なに、かまやしません。やってみてツキだすんなら、やってみりゃいいんです。
なぜそんなことで流れが変わるのか?
およそ次のようなことじゃないかと考えています。
いま仮にあなたが高校野球の監督だとしましょう。
あなたの厳しいノックにもかかわらず、ある生徒は一生懸命に練習してあなたに「ありがとうございました」とお礼を言います。
一方、別の生徒は明らかに嫌そうに練習しており、陰で文句ばっかり言っています。
あなたは大人ですから、どちらの生徒もかわいいのですが、どうしたってやる気のある生徒にはより彼の野球生活が充実するように配慮してあげるとともに、より厳しい練習を与えるでしょう。
またもう一方のやる気のない生徒に対しては、本人が気づくまで温かく見守る姿勢をとるのじゃないでしょうか。
僕たちを見えないところから支えてくれている存在にも同じことが言えるのです。
あなたが人生に対してどのような姿勢で臨もうとも、それはあなたを応援しています。
でもその応援はあなたの言葉や行動を反映するようになっているので、 できればそういった存在に心の中で感謝した方がいいでしょうね。
一見ツイテないように思えることも実はあなたを鍛えるために起こっているということです。
僕はこれを実践してからシンクロニシティの連続で、結局その半年後にはインドの覚醒のコースを受けに行くことになるのです。
座禅を組んだ経験は数回あるものの、精神世界とは全く無縁だった人間がわずか半年でそうなっちゃったのです。
そしてインドに出発する2日前に、僕に五日市さんの本を紹介してくださった島根の先生と一緒に松江市民会館で五日市さんの講演を聞くことになるのでした。
五日市剛さんは今でもあちこちで講演されているみたいだから、一度お聞きになってはいかがでしょうか。
滅茶苦茶に話がうまくて面白いですよ。
3時間の講演で(実際には3時間では終わらない)トイレ休憩なしというのは、この人くらいじゃないかしら。
ということで、エラ・フィッツジェラルドのBlue Moonでございます。
いったい、どうやったらこんな美しい調べが浮かぶのだろう?
え?
屋久島の話はどうなったのかって?
HP全体の話の流れ上、もうちょっと待ってね。 2010.9.23