ヘソのはなし ~怒りの出どころ~

「ヘソのはなし」というのは、スピリチュアル関連で同名の本がありますが、今日お話しするのは文字通りのヘソの話です。

 

本日は朝から大阪でM先生のところに身体のバランスを整えてもらいに行きます。

妻も同行して、彼女は船場界隈でパッチワーク関連の小物を見に行き、その後一緒に昼飯。

ところで、先月伺った時に、僕より先に受けている妙齢の女性の方がM先生に何を言ったかというと「先生、わたし最近おヘソがゆがんできたような気がしますねん。なんか1センチ5ミリくらい横にずれたような気が・・・・」

僕は近くのマットの上で横になって順番を待っているわけですが、心の中で「プッ!そんなわけあるかい!」

ところがM先生、「ヘソ曲がりっていう言葉ありますよね。あれは実際にヘソの位置がずれてる人のことをいうんです。ヘソというのは膝と連動していて、膝が悪いとヘソがずれるみたいです」

ちょっと、聞いたぁ?(ふっる~い、吉本のギャグ)

皆さん、そんなこと知ってましたか?

知りませんよねえ。

思わず僕はこれも心の中で「マジでぇ?」

 

確かにね、スピリチュアル的には膝の問題は心の柔軟性を失っている時に起こると言われています。

そういう時にヘソ曲がりになるというのは、言われてみればその通りなんです。

せやけどね、1センチ5ミリいうたら、あんた、メチャクチャずれてない?

女の子口説いてホテル行って、ヘソが1センチ5ミリずれてたら土下座して帰らしてもらうけどね、僕(笑)

考えてみると、今日この話題をするのが一カ月前から決まっていたみたいで、それはそれでちょっとコワイのでありました。

で、本題。

 

どこかに「怒り」とは本来感情の爆発のエネルギーのことで、今一般に言われるような怒りというのは元々人間には備わっていなかったのだと書きました。

これだけブログの記事が大量になると、書いたか否かを読みなおしてチェックするなんてことは面倒くさくてとてもできません。

ですから時折、内容が重複してもご勘弁を。

 

親が子供がある程度成長するまでに一切怒るということをしなければ、子供は怒るということを知らずに育ちます。

知らないわけですから子供が大きくなってからも他人に対して怒るということがありません。

腹が立つというのは多少あるかもしれませんが、僕たちとは少し違うようです。

身近な例で言えば当院に以前勤めていた歯科衛生士さんがそんなタイプの人でした。

 

ではいつ頃から人類は怒りを持ちだしたのでしょうか?

これについてはよくわかりませんが、おそらくは言葉を持ちだした頃、そして社会を形成しだした頃だろうと想像します。

要するに集団生活を営むようになりルールというのができだすと、そこから外れた者に対する罰則が設けられるし、人々はその人に対して独特の感情を持つようになります。

その怒りの起源ともいうべき感情が、人類の歴史とともに積もりに積もって大きなエネルギーとなり、逆に人を支配しだすくらいまでになったのだと思います。

 

今の社会を見てもわかりますが、怒りのエネルギーが渦巻いている中で育つとその子は怒りを持つのかというと、どうやら違うようです。

あくまでも幼少期に密接な関係を持つ者との間、多くは両親になるわけですが、そこで教えられない限り芽ばえない性質を持っているように思えます。

 

さて、僕はかつてケビンのセミナーでリバース体験(自分が生まれた時の再体験)のセッションを受けた時に、生まれる瞬間にごくわずか「ムカッ」としたのを思い出しました。

ほんの小さなものなのですが、まぎれもなく怒りを手にして生まれてきたのです。

それは僕が理不尽な出生の仕方、僕の場合は帝王切開ですが、それによるものだとずっと考えてきました。

しかしここで一つの仮説を思いついたのです。

昨年12月に徳島大学歯学部口腔解剖学教室に見学実習に行った際、僕の目を一番ひいたのはある胎児の標本でした。

へその緒が胎盤につながり、それが肝臓までつながっている。

胎盤を通じて母親の血が胎児を流れ、そして母親の静脈系を通って肝臓経由で心臓に戻る。

おそらくはそういうことなんでしょうが、とにかく胎児が母親の肝臓と結ばれているというのが、強く印象に残りました。

何が言いたいのかというと、母親が怒りを持っていたなら、それが肝臓で濾過しきれない場合、血液ごと怒りを胎児に運んでしまうということです。

 

つまりね、僕がやたらと組織の在り方に対して批判的な目を向けるのは、一つには大きく過去世が影響している。

そしてそれを際立たせるように、乳幼児期のトラウマを与えられる。

これらは僕の細胞に特定の振動として刻み込まれるため、それを変えることは困難を極め、常にその波動を発信してしまう。

それ故にそのような体験ばかりがやってくる。

それをサポートするかのように、いわゆる親(おそらくは母親)から血を受け継ぐ。

その血液の中に親が消化しきれなかった感情が紛れ込んでいる。

これも体中の血液を一滴残らず交換しない限り変えようがない。

最も納得いかないのは、それらの選択をしたのは紛れもなく僕自身であるという事実。

 

さて、どうします?

僕はしょっちゅう組織で上とぶつかってしまう自分が嫌でしょうがありません。

もっと他の人たちみたいに、例え心の中では不満があったとしても、表面を繕って溶け込んでいたいと心底思います。

そうすればもっと違った人生になっていただろうに。

もっと人と調和して生きることができたら、どれだけ楽なことだろう。

でもね、

僕の体からは独善的な体制に反抗する波動が出まくっているのだし、

僕の体にはそういうことに対して腹が立つ性質の血が流れているのです。

これ、どうしようもないですよね。

完全に、お・て・あ・げ です。

 

ほぼ99.9%の人間は、自分を何とか変えようとします。

理想的な人に、良い人になろうとします。

もうおわかりのように、これ絶対、1000%不可能なのです。

トラウマを取り除くというようなセミナーを大金取ってやっている人もいますが、ありゃ大嘘です。

取れた気になっているだけ。

おそらくは少々スピリチュアル的なトリックがあるんです。

ということはね、裏を返すと変わる必要がないということです。

そうでなけりゃ、こんな苦しい人生ゲーム、僕だって途中で放棄したくなりますよ。

ていうか、絶対に性格変わらないのに、変えようと努力するためのゲームをやらされてるんなら、こりゃあんた、僕の次の対戦相手は神様ということになります。

まるでサイボーグ009の未完の第10巻だね、それじゃ。

 

この話を突きつめていくと、変わらなくていいのなら、逆にその個性を出しまくるしかないということになりませんか?

先日来申しております、もうこれからは個性大爆発の時代ですよ、というのはこのことを言っているのです。

母親と喧嘩するんならとことんやりなはれ。

上司とうまくいかないんだったら、悪口言いまくりなさい。

あなたが真面目に生きている限り、あなたの個性はあなたにとってプラスにしかならないはずなのです。

ただ、社会がまだ未成熟なのでプラスがプラスとして認識されませんから、あなたはつらい経験をすることになるかもしれません。

でも地球の波動上昇がこれだけ高くなってくると、そのうち社会があなたに追いつくから、もう心配しないでやりまくって頂戴!

 

結論は それでいいのだ!!

 

皆さん何げなく読んでおられるかもしれませんが、いまだかつてここまで明確にわかりやすく言ったやつは人類史上いてへんからね。(たぶんやけど)

ちょっとは僕のこと褒めて認めてね。

結局それかいっ!(笑)

2011.6.9

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