打率10割のオトコ ~伊勢ー白山道氏に思う~
松下金融担当大臣が亡くなりました。
遺書があろうがなかろうが、あんなものが自殺であるはずがありません。
それにしても今朝のTVでの扱いの少なさはどうでしょう?
この事件はつっこんでいくと最終的にはCIAにまで行きつくので「ハイ、それま~で~よ」なんですが、これじゃ戦後のGHQに統治されていた頃と何にも変わっちゃいません。
つくづくこの国の主権はこの国にないのだなぁと思うわけです。
こんな状況下でやってる自民党の総裁争いなんて僕に言わせれば、とんだ茶番です。
そもそも自民の総裁が一番時期総理に近いというのが妄想だっつうの。
現在、国会関係に詰めてる記者が本来行くべきは松下さんの事件の方なのであって、その先にこそ日本の政治を動かしているものの正体があり、日本中がひっくりかえるようなニュースなのに。
中学の英語で習いましたが、
The pen is mightier than the sword (ペンは剣よりも強し)
日本のマスコミの辞書にはこの言葉はないようです
パラリンピックの選手が感動を与えてくれたなんて言ってるけど、どれだけの局がLIVEで放映しましたか?
いいところだけ昼間放送して、持ちあげといて、何言ってんだ?
ほんと、恥を知れと言いたい。
で、パラリンピックのVTRを見ていたら、脳性麻痺の人の100m走があったので驚愕。
え~っ!?
ちょっと僕の中の常識では考えられません。
何とも言えない感動がこみ上げてきました。
僕にはちょっぴり好きな女性アスリートがいます。
これは超ふっる~い人ですが、体操の加納(旧姓)弥生選手
あとは現在で、柔道の中村美里選手、バドミントンの潮田玲子選手、(皆が言うので一応)水泳の鈴木聡美選手、そしてゴルフの有村智恵選手です。
有村選手はメジャー初制覇されましたが、この人いつの間にか八重歯じゃなくなってますねぇ。
でも可愛いから何でも許す。
ちなみに加納選手の画像をネットで思いっきり探しましたが見つかりません。
ツンとすました美人でした。
あれ以来、女子体操はガキの独壇場となってわたしは悲しい・・・・。
今日も身体の話はお預けでして、昨日道を歩いていたら思うところがあって、それについて書いてみます。
僕はあまりスピリチュアルという意味ではない方の霊の世界は好みません。
これは好き嫌いの問題でして、否定しているわけではありません。
伊勢ー白山道氏は、どちらかと言えばそちら系統に重きを置いておられます。
僕は彼のブログを普段読みはしませんが、ここに書く以上チェックはしました。
先祖供養と感謝の心の重要性を説かれており、それは何もおかしなことではありませんが、どうしてもネットの世界では宗教とか邪道とかって書かれてしまいます。
数多の誹謗中傷のその一方で、「お蔭さまで道が開けました」と感謝をする人も多いわけ。
彼は僕と同様、他人に依存させるようなことは否ですから、単にヒントを与えているだけなのですね。
ブログなんてものは個人の日記です。
日記に何を書こうが本人の自由じゃありませんか。
ただしネット上で公開するのが前提ですから、他人を貶したりすると、その反響は自分に返ってくることは覚悟しないといけません。
ですので、そういうことがない限り自分のブログで単に精神世界のことを書いているだけならば、それについて批判をする方が”頭が”おかしい。
嫌やったら読むなや、そんで黙っとけ、という話です。
誰しも100%の他人に好かれることは不可能です。
神さまのことすら嫌いな人一杯いますからね。
僕だって、自分のところに来られた患者さんを全員満足はさせられません。
そうすると相手に阿る(おもねる)ことになるからです。
この人合わないなあ、と思う患者さんでも、うちの何がその人を満足させなかったのだろう?とは考えます。
改善できることは改善したいと思うからです。
打率10割のバッターがいたとしましょう。
否、打つボールがすべてホームランになるくらい凄いバッターがいたとしましょう。
どうなると思いますか?
そのバッターはより上を目指せるでしょうか?
すべてホームランなら、それより上はないわけで、きっとつまらなくなって野球をやめちゃうかもしれない。
ていうかね、そんなバッターがいたら、確実に敬遠です。
バットを振らせてもらえません。
そのバッターが出れば確実に一塁に出られるのですから、自軍の監督は彼を使い続けるかというと、そんなことにはならないでしょう。
それ以上のことにならないのがわかっているなら、そもそも客が満足しません。
ということは、彼は夢の打率10割、すべてホームランを打てるにもかかわらず試合に出場できないという憂き目に遭うこと必定であります。
要するにそんな人間は存在しないし、そのような存在になった瞬間には昇天(昇華)してしまうっちゅうことです。
合わない人間がいるから、出来ないことがあるから、生きている価値がある、自分が存在する価値があるのです。
あなたがドツボの状態にある時、助けを求めたのに手を差し出してくれなかった友人がいたとしましょう。
その人は見方によれば冷たいかもしれない。
でも違う見方をすれば、あなたが自力でその状態から脱出する手助けをしているとも言える。
どうとるかは、あなた次第です。
昨日の道すがら、こういうことを考えていると、僕を陰からずっと支えてくれている妻、自由に生きている子どもたち、いろ~んなことがあった母、性格がまるっきし合わない兄、親戚、友人、先輩、後輩、、患者さん、近所の人、その他諸々の人々。
み~んな、僕のためにいてくれてる。
いろんなことをしてくれた。
そしていろんなことをしてくれなかった。
もちろん一見、こちらに都合の良い事ばかりじゃありません。
でも、よ~く考えてみると、よ~く感じてみると・・・・・
強烈な、そしてとても自然な感謝の気持ちが体の芯から湧き上がってくるのです。
す・る・と
ごめんね
許してね
ありがとう
愛してるよ
セルフ・アイデンティティ
皆がいるから僕が僕たり得るのだ。
自分が何ものかわかるのだ。
なんとなく、その時のその感覚を授けてくれたのが、ご先祖様なような気がして
伊勢ー白山道さんじゃないけれど、心の中で手を合わせてしまうのでした。
打率3割4分もいけば通常、首位打者獲得です。
それでも毎日練習して少しでも打率を上げようとするわけです。
打率4割、5割を目指すけれど、その願いは成就することなく引退するようになります。
もしかしたら、大切なのは、毎日一所懸命生きるということかもしれません。
結果ではないのかもしれません。
いま、僕は歯科の専門書を読むペースを上げています。
本当に尊いこと、それは毎日の真摯な労働のような気がしてきました。
自分のため、お客さんのため、そんなことすら考えずに
ただひたすらコツコツと働く
今さらというべきでしょうが、ようやくそこに目覚めてきました。
あえて、書きます
生かして頂いて ありがとうございます
2012.9.11