え?知らなかったって?

あなた、そんなの常識ですよ、常識。

世間では全く逆のことを言うかもしれませんが、スポーツ選手を見てごらんなさい。

スポーツが健康に良いものならどうしてあれだけ皆が皆、故障するんですか?

何?「それはプロの選手の話でしょ」ですって?

やり過ぎればどうなるかというのは、そのことと健康との関連を鮮明に示すのですよ。

アマの選手だって故障だらけです。

それどころか、学生時代にクラブである程度一生懸命頑張った人はそのせいで何らかのトラブルを体に抱えています。

特に体の成長期にスポーツをするなんてのはこりゃもう以ての外であります。

寿命というのは体の健康以外にも様々な要素がからみますので、一概にスポーツをしたから短命になるとは言えません。

ただ、しない場合に比べると短命になる傾向はあるでしょう。

スポーツと健康との関係

スポーツと健康との関係はこれはもうデータとしても出ているのです。

それによるとスポーツをし過ぎると体の中に活性酸素が溜まるからなのだそうです。

ただこういったことは、今の社会的には非常に邪魔なデータなので意図的に無視されているだけです。

それが一般的に受け入れられると得にならない人がたくさんいるからなのですね。

 

マラソン選手がよく疲労骨折を起こしますよね。

調べてみると骨はもう骨粗鬆症と診断される位脆くなっているのだそうです。

一見、スポーツ選手は筋肉がしまって見えるし、骨だって丈夫そうで心肺機能も発達しているように見えます。

でも体の中をよくよく見てみると全然違うのですよ。

成長期にプール漬けの毎日を過ごしたとしましょう。

プールの中では浮力が働くので地上と違って筋肉がすべての自分の体重を支えるわけではありません。

その中で筋肉が発達するのはそこでその種目独特の違う動きをトレーニングするからです。

不自然なのですよ。

きちんと重力を受けずに成長期を過ごすというのは非常に危険です。

でもよく小さい頃、喘息で体が弱かったけど水泳を始めてから健康になったという話を聞きますよね。

これにはいろんな理由が考えられますが、その一つに呼吸法があります。

水泳というのは口呼吸ですが(本来口呼吸は体に悪い)、少なくとも水中で息を吐き切るというのをやりますので、これが非常に体にはいいのです。

もしそれが正しいのなら、何も水泳である必要はなかったということになります。

スポーツが体に悪い決定的な理由

スポーツが体に悪い決定的な理由は実は他にあります。

それはね、スポーツというのが基本的に勝ち負けを争う競技だからです。

高校野球だって「その精神は野球を通して高校生の心身に云々」なんてことをご大層に掲げてますが、教えていることの本質はいかにして相手に勝つか、ということでしょ。

これはワンネスとの対極にあります。

進んだ文明の民族(アボリジニーやネイティブアメリカン)やより進化した次元の惑星では競争という概念がありません。

そのようなゲーム自体がナンセンスだし存在しないのです。

皆さんは例えばイチローや松井選手が年間10億円以上稼ぐのはそれだけの能力がありスポーツを通して我々に感動を与えてくれるから当然だと思っていませんか?

彼らは私に言わすとバッタもんの飲料水のCMに出演したりしています。

そのことが、例えば明日の未来を担う小学生や中学生を教育している教師の所得より高い理由になるでしょうか?

日本においては競争は幼稚園の運動会から始まります。

この時に親が隣で走っている子に負けるな、というふうに応援するところから始まります。

子供は親に喜んでもらいたいから頑張ります。

そしてその後、子供は自分が結婚してからも死ぬまでずっと他人に負けないように頑張り続けます、親に認めてもらいたいというのが刷り込まれているから。

我が家の玄米菜食

我が家が玄米菜食に変えてもう5年がたちます。

長女が8歳、一番下が3歳の時からほとんど肉は食べさせていません。

誰かの誕生日の時かお正月にだけ鶏肉を食べるくらいです。

タンパク質はほとんど大豆からとります。

うちはね、納豆の消費量が半端じゃないので一度に30パックを月二回工場から直送してもらってるんです。

冷蔵庫を開けるとまず納豆のパックをいくつか取り出さないと缶ビールにたどりつかないという状況です。

そのような食生活だと少なくともうちの子供たちの場合は筋っぽい体になります。

余分な筋肉や脂肪がほとんどありません。

長女は駆けっこが嫌いです。

スタート時のピストルの音が怖くて、音が鳴りやんでからスタートしていました。

でも日常生活に何の問題もありません。

というより、私は彼女のことをある理由により尊敬すらしています。

次女は小学校の運動会の50m走でゴール寸前までトップだったのに余所見をして他の子供が走るのを見ている間に皆に抜かされました。

一番下の長男は他の子と比べると背も小さく華奢ですが、非常にすばしっこく休憩時間には高学年の子たちに混じって遊んでいます。

走るのも早いしキャッチボールをすると「おっ!」と思うような球を投げます。

でも野球チームに入るのは嫌だそうです。

決められた時間に決められた所で何かをするというのが嫌なんですね。

 

オリンピックで金メダルを取った選手で次の目標を見失い自殺をする選手は少なくないです(これはノーベル賞でも同じです)。

期待されていたのに入賞すらできなかったことを苦に自殺する選手もいます。

実はメダルを取ったがゆえにその後、非常に困難な人生を歩んでいく人が多いのですよ。

スポーツをするなら勝ち負けを意識しない程度に楽しむ位がちょうどいいでしょう。

もちろん人間にとって運動は大切です。

運動とスポーツは別物ですよ。

一番大切なのは体が心地よく感じる範囲で心も喜ぶということ。もしあなたが本当に若々しく健康でいたいと思うならば、私が知る中では”チベット体操”というのをお勧めします。

非常にシンプルですが結構きついです。

だから私は途中で断念したんですが、効果はてきめんであることは実感しました。

ま、皆さん自分に合った運動を楽しんでください。

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