例えば指を少し切った時、何日かすればそこは全く痕がわからないくらいに治っているでしょう。これを一時治癒といいます。
完全に元通りという状態です。
風邪をひいて医者に行くとしましょう。
普通は訳のわからないワクチンを打たれるか、肺炎予防にといって抗生物質を出されます。
これらワクチンも抗生剤もともに風邪そのものに効くわけではありません。
その後風邪が治るのは単に体が自然に回復したというだけの話です。
医者で出す薬はその自然治癒を阻害するので、むしろ飲まずに休んでいる方が早く治ります。
骨折で整形外科にかかって手術をしてもらったとしましょう。
骨がくっつくのは骨がくっついたからであって、医者がくっつけたわけではありません。
医者がやったことは、骨がくっつきやすい状態を手助けしてあげたというだけです。
歯科で虫歯を治すとしましょう。
歯は唯一虫歯で溶けると再生しない器官なので、治すと言っていますが実際は虫歯菌に汚染されたところを除去してその部分を人工材料に置き換えているだけです。
医者も歯医者も体を治しているわけでは決してない
こう考えていくと医者も歯医者も体を治しているわけでは決してないのです。
血圧の薬で高血圧症は治りません、単に血圧を下げているだけです。
血糖値を下げる薬を飲んでも糖尿病そのものは治っているわけではないのです。
癌と診断された患者が病院で、手術や抗癌剤、放射線治療を受けたとしましょう。
その結果、一時的には癌病巣が縮小傾向を示すかも知れません。
このことは「病気について」でも書いているのですが、必ず何らかの形で再発すること必至です。
医者は非常に近視眼的に物事を見るので、治療後の何年生存率で治療法に対する評価をします。
患者が幸せであるかどうかなんてことはどこか彼方へ飛んで行っちゃってます。
面白い実話
面白い実話があります。joyヒーリングのケビンこと中西研二氏のもとへあるドクターが訪れました。
彼は日本で五本の指に入るであろう有名大学病院の腹部外科の教授です。
ある時体の調子がおかしかったので検査をしたところ進行性の胃癌であることがわかりました。
ところが自分の専門領域であるにもかかわらず自分の病院にかかることなく、確か奥さんだったと思いますが、無理やり勧められて嫌々やってきたのです。
だって、科学的であることを第一義とする大学病院の教授ですからヒーリングで癌が消えるなんてことは眉唾もいいとこなんですね。
じゃあどうしてヒーリングを受けにやって来たのかとケビンが聞くと、手術なんか受けたくないし、そもそも自分の医局の若いやつらになんか自分の体を任せられない。
放射線や抗癌剤なんかは、体にとって毒以外の何ものでもないし、患者がそれで苦しんでいるところをいやというほど見てきているから、自分は絶対に受けたくない。
だから、効くかどうかはわからないけれども、妻が是非にと言うものだから、まあどんなものか試しにやってみてくれ、ということらしいです。
どうです?あんまりな話だと思いませんか?
これ本当にあった話ですからね。
それでも病院で手術してもらってから、病気も治ったしその後一切再発や転移の兆候もなく、すこぶる快調だとおっしゃる方も多いと思います。
それね、手術で治ったんじゃないです。
病気をすることによってその人が今までの人生について思いめぐらせた結果、自然とスタンスが変わったり、あるいは病気も含めてあらゆることを体験しつくしたので、もう次のステージに行っていいよという合図として癌が消えたか、ほぼそのどちらかです。
ヒーリングは病気を治しません
結果として癌が一夜にして消えることがあったとしても、少なくともそういう意図をもっては行われません。
ヒーリングは大元たる宇宙とクライアントをつなぐことによって、あとは任せておけば必要なことが自動的に起こるというあくまでも仲介業であります。
ただそうはいっても、どこかで自分に何かできることがあるはずだと思っている人が多いのですが、良いヒーラーはこの際に本当に宇宙にすべてを委ねることができるのです。
癌が憎いですか?
癌で死ぬのが怖いですか?
「エネルギー不変の法則」というのをご存知でしょうか?
むかし習いましたよね。
これこの世界の大原則なんですよ。
生命エネルギーは決してなくなることはありません。
人が死ぬというのはその人がもうその肉体を使って体験するべきことは体験しつくしたので、今度はその肉体を離れ違う形で存在するという行為です。
それと、これあまり知られていないのですが、人は決して自分の意思に反して死ぬことはありません。
魂レベルの話ですが、あなたが肉体を離れることを自ら選択しない限り、あなたは永遠に死なないのです。
さあ、それでもあなたは病院に行って癌と戦いますか?