赤ちゃん

赤ちゃんは母乳で育てるのがベストです

ところが最近母乳で育てると〇〇になるなどと、それも有名大学の教授が研究の結果として報告していたりするのですが、あんなの絶っ対にウソですから信じないでください。

母乳を飲んでいる時に赤ちゃんは包まれている感じ、愛されている感じ、満たされている感じを存分に味わうのです。

また乳首を吸うのはものすごく力がいるので、それが将来の顎や顎の関節の発育および舌のトレーニングになるのです。

母親の食事が母乳に影響するのは当然なのですが、その中でも肉や甘いものを摂りすぎると母乳の出方や質が悪くなります。

またお乳を搾った時に乳首からピュッと飛び出るようなのは、濃度が薄すぎるため赤ちゃんはすぐにお腹がすいてしまい夜泣きの原因になったりします。

本当のお乳というのはもっとドロッとした出方をするそうです。

なぜそんなことになるかというと、多くのお母さんは乳腺が詰まっていて本来のお乳の成分が出来ていないみたいです。

実は昔、嫁が長女を出産した時に二度ほど乳腺が詰まってお乳がパンパンに張れ、すごく痛がるのでお風呂で温めながら僕が吸い出したことがあるのです。

その時あまりに吸う力がいるので本当の話、頭の血管が切れそうでした。

少々痛いのですが乳首をもみながら思いっきり引っぱると乳腺に詰まってたもの(要するに血液)が赤い糸のようになってとれてくるそうです。

そうすると本来のドロッとした栄養満点のお乳が出るようになって、赤ちゃんも満腹になり夜もぐっすり寝るということです。

こういったことをよくご存じの産婆さん等を見つけられて、お乳のマッサージの仕方を教えてもらうのもいいかもしれません。

離乳食の時期

さて、離乳食はいつから与えればよいのでしょうか?

6カ月?10カ月?

子育てに関して世間では間違った話が結構横行しているのですが、離乳食の目安は乳歯がはえてくる時期で、これは個人差があるのですが、およそ6ヵ月から8カ月くらいで最初の下の前歯がはえてきます。

この歯がはえてくるというのが、赤ちゃんのおなかの中で食物を消化する酵素の準備を始めたよ、という合図なのです。

この消化酵素がまだ不十分な段階で離乳食を与えると、タンパク質が消化されずにそのままの形で体内に取り込まれます。

するとこれがアレルギーの原因となったりするのです。

ただし、今は全体的に乳歯がはえる時期が早くなる傾向にあり、また前歯だけよりは最低でも第一乳臼歯がはえ始める10カ月から1年位まで待った方がいいでしょう。

母乳により赤ちゃんは自らの免疫力を高めていくのです。

以上の理由により乳離れが遅くても何も問題ありません、歯のはえるのはあくまでも目安で個人差が大きいので、赤ちゃんがお乳を欲しくなくなるまで心配せずにあげてください。

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