もしあなたが妊娠なさったのなら、折角ですからこれを機会に食生活を見直してみてはいかがでしょうか?

他の項でもくどい位書いていますが、お母さんが摂っているものが生まれてくる子供にものすごく影響します。

今までにさんざん添加物や農薬漬けの食物、遺伝子組み換え食品を摂ってきているのなら、それらの影響を今さら除くのは大変難しいと思われます。

すでにあなたの遺伝子はそれらのせいで傷ついている上に、もう赤ちゃんはあなたのお腹にいるからです。

今から出来ること

でもまだ今から出来ることもあって、何らかの方法で毒だしをすることでしょうが、あえて一つ挙げるなら液体ゼオライトをお勧めします。

これは体に溜まった重金属やネオニコチノイド系の農薬ですら排毒してくれます。

もしお子さんがひどいアトピーになったり、重度の喘息になったりしたら結局つらい思いをするのは、お子さんとともにご両親なのです。

ですから、せめて妊娠がわかった時点から見直せるところは見直した方が良いと進言いたします。

 

お母さんの食べているものが即、母乳となって出るわけです。

さて生まれたての赤ちゃんがサシの入った牛肉の脂や砂糖のたっぷり入ったショートケーキなどが凝縮した母乳を飲みたいと思うでしょうか?

赤ちゃんのオッパイの飲みが足らないのなら、それは乳腺が詰まっているか(これも肉食と甘食の影響)、お乳が美味しくない可能性が高いのです。

母乳にとって理想的な食事というのは、当たり前すぎて陳腐に聞こえるかもしれませんが、昔ながらの日本食なんですよ。

 

およそ人間に限らず、あらゆる哺乳類の体質(健康度合)を決定づけるのは母親の血であり、その個体の社会的能力を決定するのが父親の血です。

サラブレッドなどまさにその典型であります。

もちろん父親の方の遺伝的素因も子供の健康に影響はしますが、決定的に大きな影響を与えるのが母親で、それも子供がお腹にいる時の母親や父親の抱く感情と羊水、胎盤を経由してやってくる外来性の物質、この三点に尽きます。

タバコやアルコールや薬などは論外、母親が甘いものや陰性の食物を食べすぎたりして体を冷やすと、当然羊水の温度も下がります。

赤ちゃん、冷え症になりますよね。

免疫力も落ちるでしょう。

最近の赤ちゃんは毛がフサフサ生えた状態で生まれてくることが多いのですが、これね羊水が汚れている証拠なのであって、喜んでる場合じゃないのですよ。

毛髪というのは毒出しの器官です。

これが発達するということは、それだけ羊水の中に赤ちゃんにとっては不純物が多かったということを示しているのです。

妊娠中の母親の感情

また妊娠中の母親の感情、これは夫婦間の感情問題と言い換えてもいいと思いますが、それはお腹の子供の一生を左右するくらいの影響を与えます。

これをバーストラウマと呼ぶこともあります。

ここでちょっと注意しておきますが、思い当たる節があったとしても決して自分や配偶者を責めないでください。

それはそれで完璧なのであって、誰も悪者ではありはしないのです。

私自身の経験

この子供が母親のお腹にいる時の両親の感情と子供の体質に関しては具体例を出して、それも私自身の経験をもってお話しましょう。

 

それは一番下の息子がまだ4才の時のことです。

彼は幼稚園でも他のお母さん方に「よく笑う明るい子よねえ」と言われていたのですが、僕は実は彼が心に深い悲しみを抱えて生まれてきていることを感じていました。

理由はわかりません。

彼はその頃夜中によく咳きこんで、それが結構激しいこともあり小児科に連れていくと、季節柄空気が乾燥しているせいであって喘息ではないという診断でした。

息子が咳で寝つけない時には、僕が彼の胸に手を置きヒーリングをすることで多少マシになり、咳は完全には止まらないものの何とか眠りにつくことができていました。

そんなある日、僕が夜の10時位に帰宅すると(うちの子供は8時に寝ます)、今までにないほど、息もできない位に咳きこんで妻が体を起して背中をさすっている状態でした。

すぐ僕がヒーリングをしたのですが、その時に限ってマシになるどころか、泣きながら「もうやめてぇ!」と叫びだして妻の胸に顔をうずめていったのです。

その泣いている姿も息子が泣いているというよりは、息子の魂が声をあげて泣いているという感じでした。

それでも無理やり胸や背中に手を当てていると相変わらず「やめてぇ!」と叫びながらも何とか少し落ち着いてきて眠りだしました。

その後、僕が入浴中に風呂のすぐ外にいる妻と話していると、

「そう言えばあの子を妊娠している時、よくあなたに怒鳴られてたわねぇ」

「え?そんなことしましたっけ?」

「うん、ひどい時なんか『養育費やるから子供みんな連れて広島に帰れ!』って言われたわ」

「え~っ!そんなヒドイこと僕言いました?」

そこでハタと気づいたのです。

肺や気管支というのは悲しみや寂しさに対応する臓器です。

もっとこっちを向いて欲しい、かまってほしい、認めて欲しい、愛して欲しいという気持ちです。

息子にしてみれば「せっかくこのお父さんとお母さんの元に生まれようと決めて、楽しみにしてお母さんのお腹に宿ったのに、お父さんどうしてそんなこと言うの?」という気持ちです。

これはたまりません。

彼は妻のお腹にいる時に僕の言葉を聞いてそれこそ、「もうやめてぇ!」と叫んだことでしょう。

 

風呂からあがるとまた咳きこんで起きてしまっていたので、「ゴメンな。あのときお父さんはまだ色んな事がよくわかってへんかってん。

お父さんとお母さんはずーっと一緒にいるから心配せんでええよ。

ホンットにすみません」と妻とともに泣きながら息子に謝ったのです、彼を抱きしめながら。

すると何と次の日から咳の発作がピタッと止んだのです。

あの日以来、今日まで一度も起きていません。

「ウッソー!?」って感じです。

ちなみに息子は翌朝、上の娘二人に「きのうな、ぼくがコンコンせきしてたらな、おとうさんとおかあさんが、なきながらあやまってんでぇ」とお気楽なものでした。

 

でもおかげで親子ともども助かりました。

喘息様の発作が治まったのもそうなのですが、知らないうちに息子の心を深く傷つけていたことを知らされたのは本当にありがたかったです。

もちろん妻の心も深く傷つけています、ハイ。

 

さあ、もしあの時僕たち夫婦が息子に対して面と向かって謝らなければ今頃どうなっていたでしょう?

もちろん推測の域をでないのですが、だいたい想像つきますよね。

このホームページ上のメッセージの根底にはこのようにすべて僕自身の深い体験があります。

そうでなければこんなの人の心に響くはずがありません。

逆にいうなら、このメッセージのために様々な体験をさせられた、とも考えられます。

このようなことを皆さん誰にも教わらないので、子供が大きくなってから出てきた結果に対して右往左往しているというのが現状です。

 

ですから、もし思い当たるようなことがあり、それを何とかしたいと思われるのならば、一度夫婦で話し合ってその問題を子供も含めて皆の真ん中において見つめてみることをお勧めします。

父親や母親のプライドはこの際捨ててください。

素直になること、これが鍵です。

誰が悪かったとかいうのは本当はどうでもいいのですが、(大切なことは因果関係をみつめることだから)、お互いに謝る方が感情のシコリは取れやすいでしょう。

例えお子さんが小さかったとしても、子供にわかる言葉で話せば必ず通じます。

 

どうか生きる智恵を身につけて頂いて、それを人に伝えて頂きたいと心から思います。

皆さんはただ知らなかっただけなんだから。

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