塩と日本人

ま、これは今までにも書いてきてることですが、一応載せておきます。

4月14日投稿分より

降圧剤の話をするなら、巷でよく推奨される減塩についても語らねばなりません。僕のあくまでも個人的感想としまして、鎌田實氏が長野県で行った減塩運動により脳血管障害が減少したという事実が、この減塩ブームをかなり後押ししている気がします。
それが1974年頃からですので、当時の塩というのはいわゆる精製塩です(海水を電気分解したNaCl) こりゃ、どう考えたって取り過ぎたらあかんでしょう。日本は元々良質の塩が取れるところだったらしいですが、それが管制になり、かなりの長い期間塩といえば精製塩でした。
で、考えてみれば”塩”というのは海水から水分を除いたもののはずです。よく言われるようにそこには様々な微量元素や酵素が含まれており、塩化ナトリウムは確か成分割合として6~7割位だったように記憶しております。そうしますと、精製塩は果たして塩と呼べるのでしょうか? 減塩という言葉自体もおかしいのではないでしょうか? だって、精製塩というのは厳密に言って塩じゃないし。
減塩という時に、塩の素性について云々しないのは如何なものかと思います。もし良質な天然塩ならさて、どれほど血圧に影響あるのでしょうか?
戦後、GHQが最初にもたらしたのがチョコレートでしたね。そして学校給食。砂糖と小麦と乳製品で、その上に塩を管制にしたわけです。どうですか、これ?
ちなみに、ならまちワンネス歯科では歯ブラシの他に天然塩も販売しております。
食品から塩分を減らした結果、保存性も悪くなり旨味もなくなったため、たくさんの保存料・化学調味料他、添加物が幅を利かすようになりました。それが結局日本人を心身ともにボロボロにしてしまった、と思うのは僕だけじゃないでしょう。

2014.5.10

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