正しい情報の得方
僕が若いお母さん方に最初に話すのは次のこと。
「一番大切なことは正しい情報を得ること。そのためには僕の言うことも信じないように。帰ってからきちんと自分で調べてください」
「ネットにはあらゆることに関して様々な見解が書かれています。正反対のことを書いてたりもします。多くの人は自分のエゴのフィルターを通して情報収集をしようとするので、自分にとって不都合な情報は引っかかってきません。だから心を無にしてきれいな状態で調べ物をしないと偏ってしまいますよ」
「インプラントの手術が怖いと思っている人は、インプラントをして腫れたとか、失敗したとかいうブログばかり目につきます」
「あるいは玄米に関しては栄養的に完全食だから身体に良いという意見と、貧血を起こすからダメという意見と両方あり、僕は両方正しいのだと思っています。つまりは適用する個人により変わるということで、誰にとっても絶対的に正しいということは少ないのかな」
「で、最終的にどの意見を自分にとって正しいとして採用するのかというと、それはね、直観です」
「え?ちょ直観ですか?」
「当たり前やん、そんなもん(この辺からちょっとぞんざい)。あのね、勘の悪い野生動物はすぐ死んじゃうよ」
「そうですね」
「生命が安全に生きていく上でこの直観がものすごく大事なのに、今の若い方はしょうむない教育のせいでこの勘を育てるということができてないの」
「なるほど」
となるわけでした。
2014.6.9