出生前診断について
今週末、模型分析のセミナーが最終になるので受講生が順番に発表することになっています。
それの準備で昨日寝たのが深夜1時位なのですが、近頃ないことに全然寝つけません。
こういった時はだいたい誰かが(!)来ていることが多いのですが、それも感じませんでした。
知らないうちに浅い眠りについて、今朝6時に目が覚める直前に見ていた夢。
・・・・・僕が道を歩いていると、数人の人が倒れています。
どうやら事故に遭ったようです。
警察官もいるのに、彼らも倒れているのです。
救急車の音が遠くで聞こえるので、それまでの間救急処置をしようと近づきました。
一番重症と思われた人は、最初見た時は成人の男性だったのに、僕が駆け寄った時には掌にのる位の小さな赤ちゃん(胎児?)でした。
当然言葉など話せないはずなのですが、なぜか僕はその子と会話し始めたのです。
身体が冷たかったので、ずっと手でさすっていると、そのうちに2歳くらいの男の子に変わりました。
顔中血だらけでガリガリに痩せたその子に対し、僕は内心もうダメだろうと思い、傍で呆然と倒れている親に対して何かメッセージはないか聞いていました。
すると昨日、いたずらしていて怪我をしたことを少し笑いながら話してくれました。
どんどん冷たくなっていくので、僕は裸になって自分の体温で温めようとしました。
そしてついに小さな声で「楽しかったよ」と言って、その後目を開けることはありませんでした・・・・・
目を覚ますと、隣の布団では慧が寝ています。
「どうしてこんな夢を見たんだろう?」と考えていると、昨日のNHKのあさイチで”出生前診断”をやっていたのを思い出したのです。
今月にも試験運用される予定だったのが、先ほどネットで調べてみると少し延期になっているようですね。
なるほど、もしかしたらそういうことか・・・
子供が欲しいのに出来ない人に僕はいつも言います。
あなたの子供は天国に必ずいます。
あなたが結婚する前から、いや、あなたが子供の時からあなたの子供は、あなたの受け入れ準備が整うのを待っているのです。
ただ、もしかしたら今回はその時ではない可能性もあります。
でも必ずその子供は(その子が他と変わることはありますが)、あなたの元へ生まれてくるのです。
実際に肉体となって生まれて来なくても、小さな魂はずっと天国からあなたの子供としてあなたを見守っている。
今回、僕の夢に出てきた子供が伝えたかったのは、出生前診断の是非ではない気がします。
障害を持って生まれる権利を取らないで、というのでもないと思います。
ただ、いのちの尊さについて、もう一度考えて欲しいという希望なのではないかな。
でなけりゃ、朝早くこんなにスパッと起きて夢を忘れないうちにブログなんて書かないからね、僕。
あ、そういや、友達に奥さんが予定日間近のやつがいたなぁ。
彼が今日、ビルの掃除に来てくれるんやった。
2012.10.18