変曲点

最近のカッパはサンポをしませんね(笑)

僕自身は忙しく動いているのですが、書くこともないし、書く気力もあまりわいてこない。

昨日曜日などは、朝からインテックス大阪といって大阪港あたりにある展示場で日本歯科医学会総会のポスター展示と広大な業者展示をみて、速攻で新大阪の一つ手前の西中島南方にある歯科関係の会社のオフィスに行き、FotoSanというデンマーク製の光殺菌器の消耗品を買い、その足で京都の四条烏丸でやってる同級生の奥さんの個展を観に行き、なにげに味勝の大将に電話したら「あ、先生?今オレ競馬場におんねん」とのご返事。

筋金入りの〇〇です。

じゃあ、ということで夕方に合流して先斗町で焼き鳥を食べ、祇園で酒にカラオケでした。

 

てなことを言ってるうちに、今週末から沖縄旅行です。

僕は今月で口腔力学研究会を半永久的に休会しようと思っているので、皆で行く最後の旅行になるかもしれません。

不思議なことに、去年か一昨年のテーマが”横とつながる”であって、まさにその通りの年だったのですが、今年の後半くらいからどんどん分離していき独立していくような流れになっています。

これがどういうことなのか分からずにいますが、皆が溶け合うワンネスではなく、はっきりとした個性の違いをもっと明確にしながら、他のものと共存している状態がとりあえず向かう先なのかとも思ったりします。

他を受け入れるということは、相手に合わせるということではないということかな?

 

とにかく独創性が問われているんです。

そう問われると、自信がない自分がいたり、人の視線や評価を気にしたりする自分が相変わらずいます。

先日来言っておりますように、そういう自分を愛せるのか?ということでして、非常にきびし~い状況下にあります。

テンション上がりません。

酒飲んでパァ~ッという気にもなれません(飲んでるけどね)

 

そうこうしているうちに、来週はもう新潟のにんげんクラブでのお話会です。

これもきっと意味のあることなのでしょう。

 

ただ、言われてみれば、僕自身は僕自身でありながら、例えば母親であれば相変わらずの母親なのですが、「これは自分なのだ」と何とな~くですが感じるようになってきました。

相手と同化するわけではりません。

よくディクシャのワンネス体験ではそれが起こるようですが、そうではなく、自分と相手は確実に別のものなのだけど、でも相手は自分なのだという、わかったようなわからんような微妙な感覚にようやく到達してきました。

これって、進歩してるのかしらん?

 

最近、夜中の3時位に目が覚めて、それから2,3時間眠れずにいます。

その間にいろんな考えがわいてくるのですが、咬合(噛み合わせ)に関する発見やアイデアがやたらと出てきて、どうして今までこんなことを考えつかなかったのだろうと不思議な気分になります。

僕の咬合に関する基本は、生体をよく観察するということです。

僕が師匠に習ったのはNatural Occlusion(自然な咬合)というものですが、まさにそれの発展形です。

 

歯科界では、いろんな診査法や診断に関する情報とか、ME機器を使ったやり方などありまして、顎関節症や不定愁訴の治し方も数多の先生が独自の理論で展開されています。

でも、僕の最近の気づきは、ちょっと考えて生体をよく観察すればわかることなのに、いまだに誰もそのことに触れてこなかったという類のものです。

ここに近来の科学の過ちがあり、まずは観察して疑問に思うところから始まるはずなのに、先に診断法や治療法などの情報を習ってしまうから、見えるべきものが見えずにおり、著名な先生の言うことに盲目的に追従するというスタンスが蔓延しています。

現在、スタッフの治療をしながら、色々と試行錯誤している状態ですが、もしかしたら新たな咬合の世界を切り開いていくのかもと思ったりして。

でもね、きちんと観察したらということだから、本当は古くて新しい世界であり、単にそこを見ずに来たというだけなのでしょうね。

来年始めるつもりのセミナーに向けて、そこは中々にエキサイティングな状況にあります。

 

あ、ちなみに、それだけ忙しい日曜日で競馬場にいたわけでもないけど、エリザベス女王杯は”かわいく”とりました。

でも、夜の祇園で消えましたとさ(笑)

2012.11.14

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