2012年のタイムトンネル

ついに運命の日ですね(笑)

実は昨日寝ていて、しょっちゅう目が覚めてしまって、いくら寝ても寝ても夜が明けない。

今日が何曜日で明日が何曜日なのかという感覚が全然わからない。

目が覚めるたびに隣で寝ている嫁さんや子供たちを見るのですが、毎回微妙に違う人になっている気がする。

実際にはマヤ歴が終わるのが今日なので、何かあるとすれば明日なんですけどね。

「第12の予言」でも描かれていたように、こういった時に怖いのは終末思想にとりつかれている人たちの行動なのです。

 

今週になって当HPは異例のアクセス数毎日千超えを記録しております。

ほとんどが「宇宙人はいるのか」と「2012年問題の真実」で検索しておられます。

誰かがつぶやいたのかもしれませんが、自分で書いておいてなんですけど、非常にバカバカしい限りです。

そんなことを他人の意見を聞いてどうしようってんだい?

宇宙船が街の真ん中に降りてきて、ETや未知との遭遇で出てきたような宇宙人が中からお出ましになる位のことがなければ、誰も確定的にそうだと思わないわけです。

目の前にエベレストをも凌駕するような高さの津波がこなければ、ああやっぱりそうだったんだ、なんて思わないわけです。

調べるだけ無駄だっつうの。

 

宇宙戦艦ヤマトの実写版が上映されて、数ヵ月後に現実に放射能除去装置が必要になるとは実に皮肉なことでした。

 

こういったことをすぐに闇の勢力と関連付けたがる人がいます。

闇の勢力にとりつかれている人は、その人自体が闇の勢力の一部と化していると知ってください。

9.11や3.11をアメリカが仕組んだなどという決定的な証拠が提出されて糾弾されるなどということは少なくともここ数年はあり得ませんので、そんなことを考えるのも無駄なことです。

 

先の衆議院選挙の結果をどう考えられますか?

民主の大敗は当然として、維新の会がもっと躍進してもよかった。

ひとえにマスコミによるものだと思います。

今回の選挙の争点を細かい政策に持っていくのは全くもって愚の骨頂で、TPPも原発問題も経済対策も今の日本の現状から見れば枝葉の問題でしかありません。

根本的な解決は誤った官僚主導体制にあるのであって、そこを変えなければ結局同じことの繰り返しです。

そういう意味では石原慎太郎の言うことが至極真っ当だと感じます。

(ま、仮に僕が党首だとしたら、絶対に教育改革を主に構えますけどね。他のことはすべて教育システムの拙さの結果にしか過ぎません)

そこへ週刊朝日による橋下市長のバッシングによるイメージダウン作戦、さらにはことさらに太陽の党と日本維新の会の細かな政策の違いをついてくるインタビュアーたち。

橋下氏が会見中イラッとくるのも当然です。

それにのってしまった日本国民であったということです。

小泉政権の時もそう、民主党政権誕生の時もそう、いい加減マスコミの巧みな情報操作や洗脳に惑わされないようにしなければなりません。

言っておきますが、今のテレビにおけるお笑いタレントの露出頻度は異常ですからね。

 

韓国の新しい女性大統領は、新しいリーダーの形を示そうとしているようです。

今後どうなるかはわかりませんが、本当は日本があのような姿勢を世界にアピールするべきなのに。

勝者と敗者ではなく、結果的にはメジャリティとマイノリティになってしまったものの、適切な融合が望まれます。

 

昨日、ならまちセンター(ならまちワンネスセンターではない)というところで、金澤翔子さんの小さな展覧会があったので見てきました。

個人的には”ダウン症の書家”という言い回しはいい加減止めて欲しく思います。

彼女はダイナミックな字から繊細で整った字まで色々書けることに驚きました。

特に大筆を使う場合、書家は(たぶん)このように書こうという自分の意図があり、しかしながらいざ墨を含ませ紙に筆を落とすと、その摩擦というのはその瞬間瞬間で変わるでしょうから、実際には筆と墨と紙と心との相関関係で字が描き出されていくというふうではないでしょうか。

 

自分の思いとともに筆をコントロールしながらも、より大きな流れに任せているという感じ。

ものごとを創造するとはこのようなことではないかと思いました。

その時には我も大切なのです。

しかし我を張り過ぎるとうまくいかない。

天に委ねるべきところは委ねなければならない。

その絶妙なバランスがとれるひとが達人と呼ばれるのでしょう。

2012.12.21

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