つい先日シャスタから戻ってきました。
今回のツアーでは二つの大きな目的があり、ひとつはロス在住の日本人の方々に私の著書「シャングリラからの伝言」を届けること、そしてシャスタクラブでハルミさん、ヒデさんにお会いすることでした。
シャスタではお二人のセッションで私のガイドからの個人的なメッセージももらったのですが、それとは別に皆さんに是非ともお伝えしなければならないことがインスピレーションでおりてきました。
それは2012年のアセンションに関することです。
この内容をよくよく理解して頂き、皆さんの覚醒をスムーズに進行させてもらいたいと思います。
このホームページをご覧の方は当然アセンションのことはご存知でしょうし、それに向けてご自身の魂の準備をしておられることでしょう。
ところが、よく観察していますと実に多くの人が自分自身の覚醒による自分自身のアセンションというところに関心が集中しているようです。
嫌な言い方をすれば自分が覚醒することによって、もしかしたら起こるかもしれない2012年前後の地球規模の大災害から助かる側にいたいというふうに映るのです。
もしそうなら皆さんは今回のアセンションのことを誤解しておられます。
今ここに非常に意識状態の高い人がいたとしましょう。
アセンションに向けて準備万端というところですが、ある日交通事故に遭って2012年を目前にして亡くなってしまいました。
肉体を離れたその人の魂は次にプレアデスかオリオンかあるいは再度アセンション前の地球か、その魂のエネルギーレベルに応じてどこにだって転生できるのですが、そうすると一体地球における個人のアセンションとは何ぞや?ということになるのです。
あなたの亡くなったお父さん、お母さん、あるいは早逝された友人たち、その人たちは何故2012年まで地球に残らなかったのでしょうか?
アセンション前にこの世を去る人と、そうでない人は一体何が違うのでしょう?
つまりですね、人間個人のアセンションなどというのはあまり問題ではないのです。
アセンションの主体はあくまでもガイア(地球)であって人類ではありません。
ただし、人類が覚醒しガイアと一緒にアセンションすることが絶対必要条件ではあります。
その覚醒のエネルギーがガイアをアセンションに導くのです。
ですから不安や怒りや嫉妬などのネガティブなエネルギーに捉われている人が多ければ多いほど、その人たちが覚醒した時に生じるポジティブなエネルギーも高いわけです。
そして、ガイアが人類をのせずに単独でアセンションすることはあり得ません。
大津波や地震などでかつてのレムリアやアトランティスのように現代文明が海の底に沈むとしたら、その時には地球はアセンションに失敗し三次元にとどまることを意味します。
一部の人は、ノアの箱舟に乗ったり、月の裏側に逃げたり、宇宙船に助けられたりして、地球の災害が一段落し、きれいな自然を取り戻した状態になれば戻ってくるなどと言ってますが、そのような平行現実は永遠に存在し得ません。
我々人類は本来、地球の管理者でした。適切に環境を管理し、そしてそこで人類が調和がとれた状態であらゆることを体験し、人生を楽しむというのが我々が地球に転生してきた目的であったのです。
でも実際問題として我々がするべきことは何も変わりません。
一番大切なことは、まずしっかりとグラウンディング(地に足をつける)して生きるということです。仕事なら仕事を、家事なら家事を、勉強なら勉強を、きっちり行うべきです。
なぜなら、それらはあなたが自分を表現する大切な場であるからです。
フワフワ精神世界のことにかまけて、現実の世界を生きていないのであれば、大いに勘違いしていることを気づくべきでしょう。
その状態であなたがいつも幸せでいること、そしてあなたの家族も幸せでいること、それ以上にあなたが人類に対して出来ることは何もありません。
そのことこそ大いなる光を周りに発するのです。
ディクシャやセミナーワークは大変に有効ですが、それらはあくまでもあなたが輝くきっかけでありツールでしかありません。
どうかアセンションのスタンスを自分からガイアに移してください。
その前提で自らのアセンションに取り組んで頂きたいと思います。
以上、シャスタのアセンディッドマスターからの緊急のメッセージでした。
シャスタの風景
写真左上より、「シャスタクラブから見たシャスタとシャスティーナ」 右上「宿泊先のシャスタリゾートより両山を臨む」 左下「この角度から見ると二つの山が重なってまるで富士山のよう」 右下 「夕暮れのシャスタとシャスティーナ(といっても午後9時くらい)」