私たちは生まれてからずっと人生の目的と幸せとは何かというのを知らされずに生きてきました。

学校でも、もちろん親からも、とにかく誰もそんなことを教えてくれた人はいませんでした。

それゆえ生きることの規範となるのは自分が全体の中で優位にいること、それこそが安全で幸せな状態だと何となく思わされてきたのです。

何において優位かというと、学校の成績だったり、進学する学校のレベルだったり、会社の有名度だったり、あるいは経済的なこと人間関係における円滑度等々、とにかく人よりまさっている状態が幸せであり、そうなることこそ生きる目標であるみたいに暗に思わされてきたのです。

その結果が今の社会なのに、相変わらず多くの人は従来の価値観をひきずっており、それをそのまま子供に教え込もうとしています。

人生の目的について明確に定義している本はいくばくか存在しますし、私自身人に教えてもらっったことです。

ところが、くどいようですが幸せが何かと明確に書いたもの、あるいは言った人を私は知りません。

幸せとは本来仕合わせと書きます。

神(宇宙、創造主)と人間がお互い宇宙創造の目的通りに仕え合うという意味です。

つまり人生の目的であるあらゆることを体験し自らをより深く知ることと表裏一体、より正確に言うとそれを体験中の歓びの感情が幸せであるということです。

もし私たちが小学校低学年でこのことを習っていたら、その後の人生は全く別物になっていたであろうことは想像に難くないでしょう。

時々、著書「シャングリラからの伝言」が難解であるとの感想をもらうことがあります。

本書ではまず上記二つの大命題に対し明確な定義をしておいてから、次に宇宙創造について書かれています。

宇宙がどのようにしてできたかについて説明しないと、人の人生について語れないからなのです。

そこでは超物理的なことがめちゃくちゃ文系の言葉で説明されているのですが、必ずやどの一言一句をとっても決して間違っていないことがそのうち証明されるでしょう。

科学なんて人間の叡智のあとからついてくるものです。

ま、それはおいといて、皆さんは少なくとも本書を読むまでは「幸せが何か?」ということについて聞いたことがなかったはずなのです。

何度も繰り返しますが、シャングリラからの伝言はまずそれを明確にした上で、様々な三次元世界の現象の霊的説明がなされています。

ところが、あの本を頭で理解しようとする人の規範になっているものは、この文章の冒頭で述べたようなことであり、そこの枠組みの中で明らかに次元の違うことを理解しようとしてもそりゃ無理というものです。

普通の幸せに対する理解と言うのは、正確に言うと満たされた感覚です。

広辞苑ですらそう定義しています。

ここでいう満たされた感じというのは、「みんながつながっている、宇宙と自分もつながっている」と実感した時に感じるものとは違います。

他との比較の中で自分の方が人より多くもっている、あるいは昨日の自分より多くもっている、という安堵にも似た感覚です。

これは人生は基本的に必要なものが不足しやすいと考えている人特有のものであり、そう考えている人は一生幸せにはなりません。

ずっと生存競争を演じます。

例え勝ち組にまわっていても、その状態でいつづけるために死ぬまで競争です。

 

私が言いたいのは、まずあなたが本当に幸せになりたいのなら、パラダイムシフト(価値観の転換)をする必要があるということです。

あなたが教わってきた価値観はすべて間違っています。

そして、その間違った価値観のもとに勉強をし、仕事をし、家庭をもち、子育てをしています。

そんなものうまくいくはずがないじゃないですか!!

現にうまくいってないから、このホームページをご覧になっているわけでしょ。

TEAM KAPPAのモットーは「あなたの心に幸せの種をまく」です。

幸せの種をまくというのは、わかったようでわかりにくい言葉ですね。

ここで明確にしておきましょう。

まずは当然のことながら、幸せの定義をあなたの前に提示します。

そしてその後のメッセージは、本に書かれていることも、ここで次々と更新されるメッセージもその内容自体が重要なのではありません。

トップページでもお断りしていますが、そんなものを大事そうに理解しようとしないでください。

どのメッセージをとっても根底には同じものが流れています。

それはね、すべてはワンネスのために存在するのだということです。

元来の創造主はワンネスつまり、あらゆるものが一つに溶け合っている状態です。

我々の次元では、例えばいろんな調味料が混ざって一つの美味しいスープを作るということは理解できるけれども、これが人の個性となるとそんなことはあり得ないと考えがちです。

そのあり得ないことがあり得るんだと証明というか体験するためには、何十億年という人類の歴史が必要だったわけです。

そしてその中で人類は何度も滅び、またどこからともなく現れ、また戦争をし、和解をしながら「すべてのものは違っていていいんだ、でもひとつなんだ。

この世界があるのはそのことを体験するため。みなが自分自身を表現し、その可能性を深く知るため」と今、ようやく認識しはじめているのです。

「シャングリラからの伝言」はそのことを忘れているあなたに、言霊を使ってそれに気づき思い出してもらうように働くことを意図して書かれています。

そしてそれこそが、あなたの心に幸せの種をまくということの意味なのです。

ナマステ

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