2013年 今年のテーマ
2012年が終わり、ほぼ1カ月が過ぎ去ろうとしています。
社会では様々な事が起こっていますが、皆さんはどうお過ごしでしょうか?
さて、先月で終了したシャングリラからのメッセージですが、今になってようやくどういう流れなのかが確信をもって言えるようになりました。
僕は自分に起こっていることを通してしかここに書きませんので、時間がかかることもあるのです。
あちらの世界(霊界)では我々を積極的に導くという作業は終わっています。
あとはよく言う「あちらの世界で行われていることが、この世界でも行われるように」我々が動くだけです。
世間には覚醒した、と呼ばれる人が増えてきているようですね。
僕はでも、スピリチュアルにどっぷりハマって覚醒したという人よりも、普通に仕事をして徐々に光り輝いていっている人の方が信用できます。
ワンネスへの旅はプロセスこそが大切なので、今であれば拝金主義は良くないけれど、お金自体は汚いものでも悪いものでもありません。
お金も、それを使う人も、それをもらう人も、皆が喜ぶというような経済システムを経ていく必要があると思います。
それは他人に与えられてその経過をとるのではなく、自分の意識でその道を拓いて行くのです。
だからこそ僕は今年の自分の仕事のテーマを”患者さんが望むものを渡す”としたのです。
常に自分の技量を高めようとしていると、つい、新しく学んだ治療法を適応したくなります。
決して押し付けようとしているわけでも、それによって自費診療を増やそうとしているわけでもないのですが、患者さんの欲求というものを多少棚上げしていたかもという反省があります。
要するに歯科医目線が強かったというところでしょう。
だからといって、良い治療法があるのに説明もせず保険治療だけでホイホイとやるのもおかしな話でして、そのあたりのバランスが取れるように気をつけようと思っております。
患者さんが喜んでお金を払い、僕が喜んでそれを受け取り、スタッフも喜び、お金も喜ぶ。
ここですな。
ですので、今年のテーマのひとつは、現実世界をしっかり生きるです。
僕にとっては家族を大切にし、仕事を頑張るですね。
お金を得るような仕事をしている方は、自分の仕事の在り方をよく考えられた方がよいかもしれません。
それと関連してもう一つのテーマがあります。
それは”もう他人を頼らない。他人に答えを聞かない”です。
ここでいう頼らないは依存という意味ね。
困った時に助けを求めるのとは違うよ。
安易に他人を頼ったり答えを聞こうとすると、自分の内なる声、直感が聞こえなくなります。
もうこれからは躊躇せずに直感通りに生きる時代なんです。
もう一度強調しておきますが、他人に聞くと自分の直感は出てきませんぜ。
阿呆になりますよ。
僕たちはとかく失敗したくないので、いろんな意味で安全を求めます。
その結果、先達に聞いて、自分での試行錯誤ということをしなくなります。
そうすると自分の中にあるのはすべて誰かのコピー商品ばかりで、まったく創造性の欠片もないという状態に陥ります。
でも無難には生きていけるわけです。
でもそのうち必ず迷子になって、その時に行くべき道がわからなくなるのね。
昔の職人が弟子に対して手取り足取り教えず、見て盗めと言ったのはそういうことを何気にわかっていたからかもしれません。
先人の知恵を馬鹿にしてはいけませんが、それだけだと問題を起こすようです。
僕は以前にも言いましたが、これからはスピリチュアルで生計を立てている人は生きにくくなるだろう、なぜならすべての人が自分でメッセージを受け取るようになるから。
ただ、現実をみると相変わらずセッションをやっている人がいるし、受けようとする人がいます。
僕もつい最近までやっていたわけですから偉そうには言えませんが。
僕のセッションは完ぺきに相手に丸投げ、本人が自立するようにしか進めませんので、何か特別なことが起こるのではと期待されている人には見事に期待外れに終わります。
霊視をしたりサイキックな力を見せつけたりはしないのです(そんなんようせんし)
普通の人が普通に歩いていけるように解説するだけです。
占いの話でも述べましたが、誰かのセラピーなりセッションを受けたとしましょう。
そこで気づいた過去世やハイヤーセルフや守護霊との繋がりは、あくまでもセラピストとあなたで創り出したひとつの幻想でしかありません。
誰かに頼ると絶対にその人の影響を受けてひとつの仮想現実を作るのです。
セラピストの霊能力が強ければ強いほどその影響は大きく、結局は癒されて強くなったつもりが静かに骨抜きされていたりします。
どのような素晴らしいセラピストでもこれは避けがたいものなのです。
過去あったそういうものを否定しているわけではありません。
そういうのが必要だった時も確かにあったと思うのです。
しかしながら、昨年から今年にかけて、時代は確実に変化したので、もうそういうスタイルは波にそぐわないということを言いたいのであり、どうして巷のスピリチュアリストやセラピストを自称する人たちはそのことに気づかないのだろうか?と不思議でなりません。
逆に言うなら、それをわかっていないのなら、その人にどれだけ霊能力があろうと、癒しの力があろうとも、それだけの人ということじゃないの?
あくまでも僕個人の見解ですけれど。
もうこれからはスピリチュアルの世界においても、人間関係はフラットでないといけません。
自分を特別だなどと感じさせてはダメなのです。
ということは、誰かに「あなたは覚醒した」と認定してもらうのも笑止ということですかな。
僕自身は歯科関係のセミナーや講演会は相変わらず受けておりますが、要はバランスであり、自分から沸き出る疑問を大切にし、マインドを大いに働かせてあれやこれや考えて楽しんでおります。
きっとそのうちに僕独自の診療スタイルが出来上がるのでしょう。
他院との差別化を図るのでもなく、高価な器材を導入するのでもなく、新しいテクニックや材料を駆使するのでもなく、これから先にある当院独自のスタイルは僕の疑問と解決から出てくるのです。
それこそが創造ですよね。
”知らない、わからない”というのは楽しいことなのよ。
そこからすべては始まるの。
だって宇宙がそうだったんだもの。
2012.1.25