寝相の話

皆さん、おはようございます。

本日わたくしは、ドックセメントの草分け的存在である小峰一雄先生の小峰一雄塾開塾記念パーティに参加するため、午後から東京は青山へと出向きます。

ホテルもとりましたので、月曜日の始発で品川から帰って来てギリギリ診療開始に間に合う”予定”です。

最悪の時は連絡するわ、と、受付には申し伝えてあります。

 

色んな世界で隠蔽していた事実が露呈してきているように感じます。

それでも嘘をつきとおす人たちがいる。

今までの自分の立場を守るために学者ですら嘘をつきます。

サイッテーの人間性です。

でも、正直言って多いです、そういう人たち。

 

寝相の基本は仰向けです。

いびきや睡眠時無呼吸防止のために横向き寝とかうつ伏せ寝とか言いますが、それはあくまでも対症療法です。

日野原重明さんがうつ伏せ寝を推奨している旨を目にしましたが、そりゃとんでもない間違いです。

時代の寵児となっている南雲吉則さんは、花粉症防止のために口呼吸を勧めていて、これも大馬鹿三太郎でござんす。

口呼吸しているから花粉症になるのであって、口呼吸をしたから(というか皆さん口呼吸なんだけど)花粉症が治るとかあり得んし。

通常の大人は普段はまあ口を閉じていると思います。

ところが、舌のポジションが間違っているものだから寝ている時には口を開いてしまいます。

この寝ている時の口呼吸がアレルギーの元です。

 

花粉症対策でマスクって、それって口呼吸が前提になっていることおわかり?

そりゃね、花粉をフィルターがカットしてくれるってのはわかります。

でも、きっちりマスクをするとまず鼻では呼吸しづらくなりますから、口での呼吸を促進しているようなもの。

どうせなら鼻だけマスクから出すようなつけ方をしてみてはいかがでしょう。

ただし、鼻が正常にフィルター機能を果たしている場合に限りですけどね。

 

歯ぎしりやくいしばりも仰向け寝でやっている分には、そこそこバランスのとれた感じでやっているはず。

いや、もしかしたらきれいに仰向けで寝ている時には、そういったことをしないのかもしれない。

これが横向きになりますと、顎に頭の重さが枕や布団越しに反作用としてかかってきますから、それだけでも大変なことです。

その状態で歯ぎしりやくいしばりをされますと、顎は言うにおよばず頭蓋までも骨の変形を惹起し、噛み合わせはアンバランスに変化していきます。

うつ伏せ寝も一緒。

また、全身の骨格をも歪めます。

ロクなことにはならない。

 

よく言われるのは、寝返りをうつことにより人は昼間の身体の歪みをとっているのではないか。

尤もらしいのですが、少々???です。

もし寝返りがそういう理由で正当化されるのなら、起きた時には歪みもとれてスッキリしているはずです。

実際は寝返りをうつ時は眠りが浅くなっているし、やればやるほど朝起きたら身体中が痛いです。

正しい姿勢から考えると、仰向けでじっと寝ているのが一番日中の歪みがとれる。

一番健康に良いのはせんべい布団かスノコベッドですからね。

フカフカのベッドやウォーターベッドは身体の歪みをそのまま許容してくれるから心地良いのです。

要するに歪みが歪みのまま残るということ。

 

で、現代生活しておりますと身体は歪みまくります。

ですので「わたし仰向けじゃ寝れないの」となるわけです。

こういう人は寝る前に体操やるべきでしょうね。

仰向けというのは一筋縄じゃいかなくて、朝までそのままの姿勢・・・・とはなりませんわな。

まず、血が背面に溜まるようになるので、どうしたって寝返りを打って血流を変えなきゃいけなくなる。

だから右向いて、次に左向いてと、寝返りはうって当然なのです。

ただそれが長時間続くと問題を起こす。

先ほど述べた横向き寝の問題点以外に、肩を多くの場合腹側に入れ込むようになってしまい、コレが猫背の原因のひとつとなりやすいこと。

 

血流のこと以外に寝返りをうつ理由は、おそらく日中の歪んでいる時間が長いもんだから、寝ている時にもその歪んだ姿勢の方が楽で、ついそういう姿勢をとってしまう。

安直な言い方をすると、骨盤が左右どちらかが上がっている状態ということです。

しょっちゅう脚を組む癖のある人は、その姿勢が楽できちんと両足を伸ばした状態はつらいわけ。

それをまず寝ている時に再現します。

さすがにその状態が続くとしんどいので、今度はそれに対抗するような逆の姿勢をとって身体が落ち着くようにする。

これが延々と朝まで続くのが通常の寝相であり、仰向きの出現頻度はかなり少ないものと思われます。

昼間の自分の癖を見直しましょうね、という当たり前の結論になりますね。

 

先日僕はダウンと羽毛でできたフワフワ枕を買い求めました。

僕の考える良い枕とは

①後頭部の所で高さがないこと、これがあるといわゆる高枕になり気道も閉塞するしアウト

②頸椎部分はあくまでも布団と首の間を埋める程度の高さであること

③ただし、これに関しては姿勢が修正されていくと頸椎カーブが変わる可能性があるので、今のあなたの頸椎に合わせた枕を誂えましょうというのは、始終見直しをするという前提がないのなら勧めない。

単に歪んだものに合わせて楽なように寝させるだけのものだから。

④首を左右に振った時に、柔らかにサポートしてくれること。

つまりある程度の動きは許容するが、必要以上には横に向けさせないようにする。

 

この枕にしてから、確かに結構横向き寝の時間もあるのだけど、朝起きた時はスッキリしています。

また頭蓋や顎が受ける力が柔らかなので全然違う感じです。

 

もうひとつある整体師さんに教わった重要なことは、寝ている時の手の位置です。

手をお腹や胸の上に置いている人って結構いるのよ。

そうしますと胃腸や心臓に問題起こします。

常に圧迫しているんだから、そりゃそうです。

わりかしシャレにならないくらいの悪影響があります。

心臓を圧迫しながらくいしばりなどしようものなら、どうなるでしょうね?

僕は脳血管障害や心臓の病気の多くがこういったことが原因となっていると考えています。

お医者さんこんなアドバイスしますでしょうか?

それなしに半永久的に薬を出し続けることがどれだけ愚かなことかおわかりでしょうか?

でもね、医者もバカなら患者はもっとバカなのです。

バカを信じる方がもっとバカ。

 

手は身体の横で伸ばした状態で掌は上向き(原始時代なら下向き、でないととっさに起きれないから危険でしょ)

もし、ここでのべたような正しい寝相というのを例え30分でも1時間でも保てれば、かなり良質の睡眠を得られることは僕が保証します。

そして横向き寝やうつ伏せ寝が肋骨に及ぼす力を考えてみてください。

それが内臓にどんな影響があるか考えてみてください。

決して健康に良いはずがないのはおわかりでしょう。

ということで本日はこれにて失礼。

2013.6.30

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