現在、YOU TUBEにアップするための動画を自力で鋭意製作中でありまして、ブログの更新どころじゃございません。

僕のようにパソコンなど大の苦手の人間にとっては大仕事のようですが、やってみますとそれなりに出来るものであります。

そのくらいWindows Movie Makerという無料ソフトはすぐれもの。

 

昨日はまず壊れた眼鏡を作りなおしたのを受け取りに行きました。

その後、大阪のハービスプラザで歯科のセミナーを受講。

これは特定非営利法人「ハウスドットコム」さんが主催しており、例によって2級天使の柴田氏から教えてもらったのですが、参加してみてわかったのは、これは一般の人が対象のセミナーであるということ。

僕以外全員歯科医じゃなくって普通の人たちです。

ありゃりゃ。

それでも講師の先生は山形で開業されており、大阪でいくら自院の治療を一般の人にしゃべったところで、まさか山形まで来るはずがないということで、かなり突っこんだ内容でした。

地元で話す際にはそりゃ他の歯科医院に遠慮しますから、かなりボヤケた話になるそうです。

だから僕が聞いていても勉強になるような話だったのです。

 

トピックとしては(薬で治す)歯周内科治療、歯をほとんど削らない虫歯治療(ドックス・ベストセメントを使用)、そして歯を抜かない矯正治療(バイオブロック)と免疫力を高めるためのサプリ(乳酸菌)摂取の4つでした。

僕はサイドメニューでも書いているように、歯周内科治療というのにずっと否定的でした。

耐性菌出現の問題があるからです。

しかし、かなり重症の歯周病が1,2週間で劇的に改善しているスライドを見せられるとちょっと考えてしまいます。

そのうち前言を撤回するかもしれません。

これに関してずっと不思議に思っているのは、薬を飲んでもらうことが内科的治療なのか?ということ。

 

歯周内科治療について少し説明しておきます。

これの持つ特徴的な概念は、カンジダ(Candida albicans))というカビ菌の存在が歯周病菌が活動しやすい状況を作るため、薬によりカンジダ菌および歯周病菌の両方の除菌をすることにより、原因を除去し治癒に導くというものです。

ただし歯周病学会ではこの考え方に否定的な立場をとっています。

当初は「カビが歯周病の原因である」という言い方がなされており、現在は「カビと歯周病菌の混合感染である」というふうに言われています。

この最初の頃の「カビがすべての原因」という言い回しが学会の抵抗を受けたのでしょう。

それでも歯周内科治療を行っている歯科医院ではきちんと結果を出しているという事実があります。

 

削らない虫歯治療とは、原則として麻酔をしません。

削らないわけですから必要がないわけです。

水をかけたり、エアーで乾燥したりする時にしみるようであれば麻酔をします。

謳い文句としては”削らない”なのですが実際にはある程度は削ります。

虫歯になった象牙質のうち、神経に近い部分約2mmくらいは一切さわらずに、無麻酔で取れる虫歯は取っておきます。

そうでないと後で詰めるセメントの接着力に影響があるのです。

そしてドック・セメント(Doc’s Best Cement)と呼ばれる銅を主成分としたセメントを虫歯の部分にある程度詰め、銅イオンは元来殺菌作用がありますので、それにより取り残した虫歯部分の殺菌を図るのです。

殺菌された虫歯で柔らかくなった象牙質は、一定期間たつと神経(歯髄)の修復作用により硬くなっていきます。

最終的には、ドック・セメント以外の部分を樹脂や金属で詰めて治療は完了します。

これも以前は当院でもやっていたのですが、少々煩雑なのでしばらく中止していました。

この治療法は抗生剤を使っているわけではなく、完全に無機質のものだけですから、今後、虫歯治療に徐々に普及していくものと思われます。

厚労省の認可がおりていませんので保険の適用は受けられず、自費治療になります。

 

現在では歯を抜かない矯正が主流になってきていると思います。

ただし、成人してからの矯正は今さら顎の発育など望めないので、仕方なく抜歯することがあります。

混合歯列期といって永久歯が生えてくる6歳から9歳くらいが最も効果的ですが、装置を入れないといけないので、およそ9~10歳くらいが治療の開始時期でしょう。

基本的には、歯がきれいに並ぶように上顎や下顎の成長を促進させるような装置を使います。

日本ではあまりメジャーではないですが、バイオブロックもそういった治療法のうちの一つです。

これも何年か前に本を読んで勉強したことがあります。

 

そして今流行りの乳酸菌のサプリ。

昨日講師の先生が勧められていたのは、L-ロイテリ菌という種類の乳酸菌で、よく言われるように腸内環境を整え免疫力をアップするようです。

 

一般の方に混じって聴講して感じたのは、昨日のような会に参加して聴こうという人たちですから当然なのかもしれませんが、良い歯医者さんを探している人が少なくないんだということです。

「歯周内科治療はどこで受けられますか?」

「ドック・セメントを使った治療を大阪でやっている歯科医院はありませんか?」等々

講師の先生はそれらの名簿を見せてお答えになっていました。

ふ~ん。

 

僕は基本的に他院との差別化とか集患の目的で記事を書くことはしていません。

当院に来られたら、こんな治療を受けられますよ~、みたいなスタンスではないのです。

あくまでも、当院ではこのようなインプラントを行っています、てな感じ。

でも求めている人がいて、探している患者さんがいるのなら、ちょっとサイドメニューの当院の紹介記事を手直ししても良いかなと思っています。

どうも僕は差別化という言葉が極端に嫌いなので、かえって遠慮がちな中途半端な書き方になっているかもしれません。

ここらで、バシバシ宣伝して、真剣に集患したろかな(笑)

でも最近、少しずつですがホームページをご覧になって来てくださる新患の方も増えてきたのです。

これだけ好き勝手書いていて、誠に有難い限りであります。

それはともかく、色々と現在の当院の診療体制に関して考えさせられる、実りの多い2時間のセミナーでありました。

 

午後4時前にセミナーが終了し、そのまま堂島のジュンク堂書店へ。

ムービーメーカーの使い方の本を探したのですが、置いてあるのは最新のWindows7用のものばかり。

僕、XPなんです。

ま、ほとんど問題なく動画は出来つつあるので、必要ないと言えばないのですが。

キッチン和が開くのが午後6時。

しゃあないので、ヒルトンプラザ地下にあるバー サンボアで飲むことにしました。

ここは15年ぶりくらいです。

白いバーコートや黒の蝶ネクタイが清々しい、きちんとした老舗のバーです。

お昼御飯を食べていなかったので、ここでコンビーフを頼むことにしました。

すると、出てきたのはコンビーフを一缶まるごとをスライスしたもの。

10個くらいスライスあるんです。

エ~ッ!

ギネスビールに、モルトウィスキーの水割りに、バーボンのソーダ割りを飲んで一路ニコへ。

ナンジャラカンジャラしゃべって、木曜日からずっと食べたかった古譚ラーメンを食べて帰りました。

でも考えたら、ニコで最後に注文したのがナポリタンなんですけど・・・・・。

 

ということで、昨日の出来事でございます。

普通のブログか!

2012.1.23