僕がパラレルワールドの存在に気づいた時
この話は以前に書いたような書いてないような。
もしかしたらパラレルワールドがあるのかもしれない、と感じたのはある二つの、それもよく似た出来事がきっかけです。
平成7年に結婚して、しばらくして昔から馴染みの女性がやっている曽根崎のお初天神裏にある小料理屋さんに行った時のこと。
時間は10時くらいで他のお客さんがひけて僕とママの二人だけの時。
とんだ昔話を聞かされました。
「西塔さん、知らん間に結婚してしもて」
「・・・・・・?」
「あれは何やったん?」
「何が??」
「昔、西塔さん、うちの家にバラの花束と赤ワイン持ってきてプロポーズしたやんか」
「はあ?」
「じぶん、忘れてんの?」
「忘れるも何もそんなことしてへんって」
「え~!?信じられへん」
皆さんはもう、僕がそんなアホ丸出しの気障なことやるような男じゃないというのはお分かり頂けると信じています。
百歩譲ってバラを持って行ったとしても、僕、その当時赤ワインは悪酔いするから苦手やったのです。
そんなものをここ一番のお遣い物にするわけがありません。
ていうか、そんなことした記憶など欠片もないのです。
でも彼女はしつこく、そうだったと言い張ります。
最初は、「こいつ俺をおちょくっとるわ」と思っていたのですが、どうやら顔色見ていてもマジみたい。
え~~っっ!?!
やっぱりどこかですでに書いてる気がするのですが、気にせず続けます。
その場はそれで終り、しばらくしてからその件はもしかしたらある意味において本当だったのかも?と思うようになるのです。
なぜかというと、似たようなことを家で体験したから。
嫁としゃべっていて、プロポーズの話になった時に明らかに僕が記憶している、言った言葉とその場所が嫁が言うところのものと違う。
というか、嫁は何も具体的に教えてくれず、「違う」と言うだけ。
?????
僕は著書でもこのホームページでも、パラレルワールドについてかなりわかりやすくかつ、詳細に書いているつもりです。
もちろん科学的な裏付けなどはありません。
先の二つの出来事はどちらも今から10年以上前のことで、当時は今のように直感でいろんなことがわかるようなことはありませんでした。
それでも、これはパラレルワールド(平行現実)がなければ説明がつかないと考えたのです。
小料理屋のママが仮に僕をかついでいたとしても、嫁がそんなことをするはずがありません。
プロポーズというのは男にとって一世一代の大仕事。
まさに清水の舞台から飛び降りるような気持で、気楽な独身生活に別れを告げる覚悟を持ってするものです。
それを忘れるなんて、あるいは間違えて覚えているなんて、いくらなんでもあり得ないでしょう。
この時から僕はパラレルワールドの存在を確信していたのですが、馬鹿にされるの嫌なので他人には話しませんでした。
それから数年後に、「どうして同じ出来事のはずなのに、見る人が変わればその出来事が全然別の内容になったりするのだろう?」と考えていた時に、本に書いたような説明の仕方だけじゃなく、いくつかのパラレルワールドに対する説明が頭に浮かんできたのです。
それが「人が争いを止めない理由」へとつながってイクノディクタス(昔の競走馬名)。
本日臨時休診ならぬ臨時診療。
明日からいよいよ3泊4日の屋久島の旅です。
明日、初日は昼前に屋久島空港に着き、レンタカーでまず最初に到着した3人組で島内を巡るのですが、今年は僕が運転手役をしなければなりません。
他の2人はお昼にご馳走食べてビールを飲むというのに、僕はお茶か水です。
腹立つから、今晩思いっきり飲んで明日二日酔いで行ったろか(笑)
2011.9.8