つばめいろツアー in 京都府伊根町
またしても興味のない人にはどうでもいい話から始まります。
昨日の松坂競輪場での共同通信社杯、第3レースから奈良競輪場特別観覧席にて場外車券で参加した僕は早々に少し浮き、その浮き金で迎えた勝負レースの第6レースで10万円程勝ちましたので、これで本日負けはないという気楽な感じで遊んでおりました。
こういう時、そばに女性がいると、「10万円勝ったんやから十分やろ。もう家帰ったら?」と言われます。
そんなもんで帰るような奴は、わざわざ休日にこんなとこまで来ません。
ということで最終第11レース決勝戦。
僕が嫌いな競輪選手で小野俊之(大分 77期)という人がいます。
ところが最近非常に調子が良さそう。
元来が強い選手なのですが、ここ3年くらいずっと低迷していました。
ここは金のために僕の好き嫌いはおいといて、こやつから勝負しました。
不思議と人気がないので配当は美味しい。
嫁さんが欲しがってたジャケットのお金分だけ残しておいて車券を買いました。
そんで・・・・・
ゴール前、地元の浅井康太選手をタイヤ差かわして久々のビッグ優勝!!
は、ええねんけど、3着に買ってた元スピードスケートの武田豊樹(茨城 88期)が届かず4着。
ダァ~。
昨日は競馬の方でも「第24回マイルチャンピオンシップ南部杯 G1」が行われました。
本来このレースは岩手競馬(盛岡)で行われるべきものですが、震災のため東京競馬場での施行。
当然買います。
僕の狙い目は、ある理由から中央から地方に転厩した2頭の地方馬。
当然人気薄。
1番人気はまず連はかたいので、ちょっとした勝負レースです。
と・こ・ろ・が、、、、、
岩手の星ロックハンドスターがスタートして100m地点で故障、予後不良となりました。
被災地復興支援として行われたはずのレースでこういうことをJRAはやってくるのです。
これも意図的に行われます。
動物愛護協会でなくったってヒドイと思います。
ここでちょっとした競馬の法則をお話しましょう。
出走取り消しとか競争除外とかが発生した場合、当該馬の戦歴をどこか模した戦歴の馬が、原則として1着か3着にくることになっています。
ところが、故障で競走中止の場合、似た戦歴なり同類項の要素を持つ馬は排除されます(3着までにこないということ)。
昨日の場合で言うと、ロックハンドスターは地方馬ですから、おそらく本来なら3着に来たはずの他の地方馬が馬券対象から外されたということで、僕の買った馬券は紙くずと化したわけです(PCで買ってるから紙はないんですが)。
皆さんピンとこられないでしょうが、ここに書いた数行の情報はその気になれば、こういうスタンスで競馬をやっている人にそれなりの金額で売れる類のものだったりします。
僕はそんなことしませんが(当たり前か)
ま、そんなことホンマどうでもええのでようやく本題に入ります。(この本題もどうでもええ話です、笑)
丹後半島にある伊根町に向井酒造というのがあります。
ここにキッチンニコの社長であるケンちゃんの親友がいるということで、全面的にお世話になることになり、まずは午前8時前に大阪駅近くの大阪モード学園前集合。
参加者は大人子供おりまぜ約50名。
うちスタッフが5名。
大型バスでレッツゴー!
各座席にはおつまみがすでにセットされ、朝食として肉まんが1個ずつ配られました。
ほんでもって缶ビール。
朝8時です。
大人の遠足なんだから飲まないといけません。
僕は前日お酒をセーブしていたので、正午前に伊根に着くまでに4本飲みました。
ビールは何ぼでも飲めるのですが、トイレの方が全然自信ありませんので、休憩のタイミングを見ながら飲み進めるわけです。
僕の前の座席のフウさんは、「うちバス酔うから」と言いながらシート思いっきり倒しくさって隣の慧とキャッキャ騒いでます。
さて連休なのに大した渋滞もなく、約4時間で現地到着。
港町です。
すでに地元の漁師さんがスタンバってくれていて、早速地引網体験。
今は漁師さんがこれをすることはないそうで、観光用にやるだけらしいのですが、これがまた網引くのが結構力仕事なのであります。
結局捕れたのは、写真の如くキスとサヨリがほんの少し。
これらは後に「つばめいろ」のスタッフの手により刺身へと変身。
あとは保険として大阪から積んで行った肉野菜でBBQ。
炭をおこして、焼けや食べろや飲めや歌えや。
あ、途中で海に飛び込んでいた大人が約1名。
子供たちは当然全身ずぶ濡れ。
海は結構きれいで、釣り人多数。
僕もフンドシ一丁になりめっちゃ飛び込みたかったのですが着替えがないので自粛。
久々に肉食いまくりました。
向井酒造の若旦那から日本酒の差し入れ。
この方、大阪の北摂にある秋鹿酒造で何年か勤められた後、今は奥さまと二人で向井酒造で酒造りをなさっています。
これについてはちびっとばかり言いたいことがあるので後ほど。
BBQが終わると酒蔵見学ですが、この酒蔵珍しいことに海沿いにあって、酔っ払ったら海にはまるそうです。
僕の場合は酔ったら蔵の前の溝にはまりこみ、ホラこの通り(笑)
裏口が海に面しており、そこの船着き場から船に乗って伊根湾クルーズ。
例によってカッパえびせんを船に寄ってくる鳥に向かって投げます。
この辺、あまり記憶が定かでありません。
そんなことがあったのを今、書いていて思い出しました(笑)
船から戻って近々「かえる庵」さんで飲むことになるお酒を購入。
名残惜しいけど、伊根の町に別れを告げ帰路に尽きます。
帰りは皆さん爆睡。
午後9時くらいに到着。
いや~、楽しかったけど、「つばめいろ」のスタッフの皆さんは大変だったことだと思います。
この場を借りてお礼を・・・・・え?そんなんええから、また店に飲みに来いって?
ごもっとも。
さて、先ほど言いかけてやめた話の続き。
秋鹿酒造のある北摂地区にはかつて銘酒「呉春」がありました。
僕は池田に下宿していたので地元です。
今でもありますが、もう銘酒とは誰も呼ばないでしょう。
これだけ日本各地で小さい蔵であっても、真面目に良質のお酒を作っているところがあると知られている現在、呉春などは大した酒でなくなったのです。
20年以上も前に地酒ブームが起ころうとしてた時、非常に人気で品薄になり、お酒屋さんは少しでも自分の店に卸してもらおうと呉春の蔵に行ってラベル張りの手伝いまでしていました。
それで酒屋さんが自分の店でどういう売り方をするかというと、他の酒と抱き合わせでないと売らない。
つまりあまり人気がないお酒とセットにして売るということです。
居酒屋さんなどでは一人一合までなんてところも多かったです。
こういう風になるのは決して健全なことではなく、多くの責任は蔵元にあるのは明白なので僕は呉春が大嫌いになりました。
ちなみに同じような理由から久保田もあまり好きではありません。
皆が持ちあげるから蔵元がイイ気になってしまう。
アホじゃ。
能勢にある秋鹿酒造はそれとは一線を画します。
まず自分のところで酒造りに使う米を自分たちで作っています。
今でこそそういう蔵も見受けられますが、20年前にそんなことをしている蔵は非常に珍しかったのです。
お酒の味もボディがしっかりしており、かつ独特の酸味があり、秋鹿のお酒は一度味わったら忘れません。
ちなみに漫画「美味しんぼ」でも秋鹿酒造は取り上げられ、その中で海原雄山も絶賛していたのです。
僕は純米酒以外のお酒は日本酒と認めません。
そんなものはただのアルコール飲料であります。
蔵元や杜氏は醸造用アルコールを少し添加することにより、淡麗辛口になるとか、より味がふくらむとか訳のわからんことを言いますが、僕に言わすとおかしいんじゃないの?
日本酒は米と麹だけで作るものと決まっておるのに。
ですから、たとえどんな素晴らしいお酒を作っている蔵であっても、アル添酒作っている蔵に関しては如何なものかと思うのです。
誰が何と言ってもそれだけは絶対に譲れないのであります。
ただし、他人様に頂いたお酒に関しては、何の文句も不満もなく美味しく頂きます。
本日は、何の実もないどうでもいいお話でした。
お付き合い頂きありがとうございます。
2011.10.11