日曜日に競馬に行く前に散髪に行きました。

思えば、勝負前に髪を切ったのがいけなかったのかもしれません(笑)

僕は散髪屋さんを変えるのが嫌なので、前に住んでいた学園前にあるところに行っています。

椅子が2台でマスターと助手の男性の二人でやっているのですが、僕がマスターに切ってもらっている時に次のような話をされました。

 

現在中学2年か3年の長女さんが、高校に行かずにアニメの声優の専門学校に行きたいと言い出した。

オープンキャンパスでも専門学校の先生に、始めるのなら早い方が絶対に良いと言われた(これは本当にそうみたいです)

父親としては、最低限高校は卒業して欲しい。

そうでないと就職の時に困ることになるから。

それに声優で食べていける人など全体のごくごく一部であり、ほとんどの人はそんなふうにはならないものだ。

「お父さんは学費が300万程かかるのが出したくないから反対するんだ」と言われるがそうではない。

高校での勉強は、その時はどうしてこんなことをしなくちゃならないのか?、と思うけれど、社会人になってから他人と話しする時に必ず役に立つ。

また専門学校のクラスなんて人数が少ないから、社会が狭くなってしまう。

だからせめて高校だけは行って、卒業時点でも声優になりたいと思うのなら、それからでも遅くはない。

 

とまあ、こんな感じのことを言われ、「はあ、はあ」と聞いていたのです。

「先生はどう思われますか?」

こういう時、親は自分に同意して欲しいと思って質問を投げかけてくるのが丸わかりなんですが、僕の答えは 「別になんにも思いません」

「そうか、先生とこは藍ちゃんのことも許してはるもんな」

「ただし、その道を選択した限りは最後までその責任は本人にとらせないといけないですね」

うちの子供たちもここで切ってもらうので、藍のこともご存知です。

そして、「藍ちゃんはすごいなぁ」とあれだけ言ってたのに、いざ自分の娘のこととなるとサッパリなんですね。

 

皆さんはこの話をどのようにお聞きになりますか?(別に返事いらんよ、笑)

僕はね、上のような理由で娘さんに反対したって何したって全然構わないと思うのですが、ただそこで父親は将来に対する自分自身の不安感や劣等感を娘を鏡として見ている、本当は自分の姿を見ていることに気づいていないということに、気づくわけです。

そして何より人生の目的を取り違えています。

彼女が一流の声優になって楽な暮らしをすることが彼女の人生の目的ではありません。

今であれば、その夢を追いかけて勉強するという体験そのものが、彼女の人生の目的です。

ここを親が理解しないと、そりゃどうしたってより安全な方へ導こうとしてしまいます。

安全かもしれないけど、つまんないでしょ、そんなの。

 

このマスターは僕の本も持ってはるのでわかっててもよさそうなものなのに、ダメなんですなぁ、これが。

じゃあ僕がその時、上に書いたようなことを言ったかというと言いません、ていうか言えませんでした。

だってその時、隣でやってもらってたお客さんが助手の人に「藤原紀香と陣内智則が離婚したんはな、陣内の浮気が原因と違て藤原紀香の宗教やったらしいで」 てなこと言ってるんですもの。

12月に開催される奈良マラソンにマスターは参加されるそうで応援したいと思います。

 

ちなみにね、自分の選択に対する責任を子供にとらせるというのは当然のこととして、それを許可した親も一緒に子供の将来に対してやはり責任をとる必要があります。

ほとんどの親はそれをしたくないから、より安全な道を選ばそうとしているとも言えるんですね。

おわかり?

競馬のことばっかり書いてられへんわね、そりゃ(笑)

2011.10.25