戦い終わって

昨日コメント頂いた方、ありがとうございます。

Shangri-La Meetingに関しては一応、前向きに検討していきます。

 

本日は書くつもりの記事があったのだけれど、大阪のW選挙の結果が出たので、それについて記事差し替えです。

ここで政治のことを書くことは原則としてありませんが、今回だけは書かざるを得ません。

政教分離です。(アレ?これってやっぱり宗教やったの?笑)

 

市長選に敗れた平松市長は、僕が思うに何の落ち度もなかった。

ただ、今、必要なのはあなたではないということ。

彼は一貫してかなり保守的な立場で徐々に物事を変えていくという立場でした。

今はそんなこと言ってる場合じゃありません。

ドラスティックに変えてかないといけない時ってあるんです。

 

平松氏には未来への夢がなかった。

橋下氏にはそれがあった。

橋下氏は大阪(市・府)という地方自治体を通じて国政を変えようとしてるのです。

日本を変えようとしているのです。

だから僕は奈良市民だけれど、彼を応援していたのです。

何度も言いますが、平松氏が悪かったわけじゃない。

ただ、もうそういう時期じゃないというだけの話です。

 

今回、やたらと民意という言葉が出てきました。

当選した橋下氏も接戦だったわけですから、自分に反対の票を投じた民意を無視できないということです。

でもね、僕は常々ここで訴えていますが、僕たちの世代はもういいんだ、それよりも次の世代により良い時代を築くために何をするかを考えようと。

今回平松氏に投票した人たちの多くは、年齢にもよりますが、少なくとも50代よりも上の人は最低限、今の自分たちの生活を守ってくれと思っていたのではないでしょうか。

 

はっきり申しまして、こんな考え方しているようじゃ政治は変わりません。

自分の今の生活をまず現状維持した上で、できるものなら子供たちには多少良い時代をと思っているその性根が気にいらない。

自分を取り巻く現状が悪いのなら、それは政治のせいでもあるだろうけれど、自分たちのせいでもあるのです(だって、今までの政治って僕たちの民意なんでしょ?)

それにね、いい年して、自分の生活くらい自分で何とかしたら?

コンビニのゴミ箱あさったって何とか生きていけますよ。

それよりも、子供や孫の世代の日本がどうなるかを、どうするかを、自分がそれを作るのだという感覚で考えないといけないのじゃないの?

どうして何でもかんでも行政頼みなのでしょう?

僕は選挙民の覚悟の方をこそ聞きたいです。

今回出馬した人たちは、一人残らず覚悟決めてやってますよ。

 

一体民意って、何なの?

 

どうも日本人というのは、すべて与えられるものだと考えているフシがあります。

政治にしても選挙には行くけれど、自分で作っているという感覚が欠如しているような。

明日を作るのは政治家じゃなくて自分たちなのだと、わかって欲しいのです。

 

さて、ずっと書きたかったことで今回良いきっかけだから書いておこうという話があります。

大阪に限らないのですが、財政を建て直すには当然歳出を見直すわけです。

そこで生活保護が大阪の場合、馬鹿にならない。

そこに斬り込んでいけるでしょうか?

 

もうひとつ、だ~れも言わないことで、僕は言うたるわいみたいなことがあって、それは部落問題です。

もういい加減、これには決着をつけないといけない。

その歳出額がどれくらいの割合を占めるかは知りませんが、まずもって差別というのを教えるから差別がなくならないのだということを両者とも、いい加減認識してほしいと思うのです。

よけいな歴史を教えるから、子供がそれを既成概念として植え付けられる。

 

僕もね、大阪の布施というところで生まれ育った以上、周りには韓国や中国の2世、3世たちが山といたわけです。

でも、小学生である僕はそんなこと(差別という概念のこと)大人から聞かなかったら、全くもって関係ないし、知りようもないわけです。

それを道徳の時間と称して、アホの塊みたいな「にんげん(やったっけ?)」という差別の事ばかり書かれた教科書を読ませたり、住井すゑ氏の「橋のない川」を強制的に読ませたりするからアカンのやと思うのです。

何度も言いますが、子供は教えられなければ差別なんて概念持たないのですよ。

大人がアホです。

 

これはものすごく大切なことなのですが、歴史を教えるなら全くニュートラルなスタンスで教えなければならない。

それが出来ないのなら、教えるべきではない。

例えば今の日本と韓国であれば、まず事実だけを冷静に抜き出してみるのです。

両国がですよ。

それによりどちらも傷つかないという前提の元にそうするのです。

そして学生たちに、「もし今あなたたちがその立場だったら、どのようにすればより良い解決を導き出せると考えるか?」ということを問うのが正しい歴史の授業の在り方です。

自分たちの国の正当性を、あるいは謝罪みたいな内容を教えるような授業ははっきり言って、人類に対する冒涜ですな。

そういう観点からみると、今の人権教育(こんなもん教育でも何でもないけど)は大人の損得勘定が入っています。

要するに、まだそこまでの成熟した社会ではないということです。

 

どうしてこういうことになるかというと、それにすがっている人たちがいるから。

そしてその人たちの脅しを恐がっている行政があるからです。

はっきり言って、命狙われますからね、こういうこと大っぴらに言うと。

役人は(首長も)そんな割に合わないことはしないわけです、臆病だから。

 

でも、あなたたち、いつまでもこんな世界続けたいの?

自分が良ければいいの?

明日にどういう世の中になって欲しいかを、そろそろ真剣に考えてみない?

もちろんそのためには、今持っているものを手放す必要もあるだろうけれど。

僕はいまだに「あの辺りはちょっとややこしい所やから」と言うヤツ見ると、胸くそ悪くなります。

 

今回、府知事選で敗れた人たちの敗戦の弁の潔悪いことといったらありゃしない。

府民はあなたたちに多数決ではあるけれどNOと言ったわけだから、どうして反省もせずに悪態つくのかね?

バッカ丸出しじゃん。

テレビで語ってましたけど、参議院議員の谷川秀善。

「橋下さんの意見が議会を通るはずがないので、これからお手並み拝見ですな」 だって。

民意はどこへ行ったのかしら?

 

どうでもええけど、こんな危ない話書くのはこれっきりにしたいものですね。

医療にしてもそうなのですが、医療費削減したけりゃアホみたいに何でもかんでも医者や病院に行くなっつうの。(歯科は別。なぜなら自然治癒は原則として起こらないから)

行政だけの問題じゃなく、国民が自分たちの意識を変えなけりゃならんことって多いんですけどねぇ。

政治がダメならそりゃあんた、自分たち(国民)がダメなんだと思わんと嘘でしょう。

 

僕、これのソノシート持ってます。(でも気のせいか随分ダサい・・・)

サイボーグ009より 「戦い終わって」

2011.11.28

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