回顧そして明日香へ
近頃では、あんまし書くことがない日は無理に書きませんので更新が滞ることがあります。
「シャングリラ・ミーティング」から1週間ほど経ちますが、参加された方から頂いた感想の中で、「終始暖かく優しい空気に包まれていて、それが今も続いています」というような嬉しいのがいくつか見受けられます。
僕自身はそのような人ではないので、その空気を作ったのは明らかに別のもの。
皆さんのエネルギーの総和がそれを作り上げたのでしょう。
あなたたちが私の名のもとに集う時、私はそこにいるだろう
とは確か聖書に書かれている言葉ですが、そういう場であったのかもしれません。
一昨日、二次会の会場となった”がじゅまるの木”にお礼を言いにという名目のもと飲みに行きました。
そしてあの時テーブルに並べられていながら食べることができなかった僕の大好物、ゴーヤと明太子の天ぷらを食べました。
一応、僕が主役ですから、普通「先生、お取りしましょうか?」みたいなことを言うはずなのに。
それは最初だけで、トイレから帰ってきたら僕の席に柴田さんが座っておられ、仕方なく移動して「ここいいですか?」みたいな(笑)
途中から僕なんかおってもおらんでもホンット同じでした(大笑)
でも一番最初にミーティングの告知をした時にも書きましたが、それこそが僕の望むスタイルであったのですね。
であれば、大成功なわけです。
さて、昨日は午前中、妻と明日香村へ。
まず石舞台を見たのですが、前に来た時は1300年祭の真っ最中だったので人の数が全然違います。
ガラッガラ。
おまけに奈良市内と違ってチョ~寒い。
それにしても明日香村自体が独特の磁場を持っている上に、この石舞台古墳の内部に入るとそりゃもうすごいエネルギーです。
こんな大きな石をこんな斬新な形に積み上げるなんて、絶対に宇宙人(が乗り移った明日香人)がエネルギー変換装置を使ってたわ、などと思いながら。
石の上に登ったら嫁さんに注意されました。
「登っちゃいけんて書いてある」と言うのですが、注意書きに書かれているのは「石のそばに寄らないでください」・・・・
完璧に屁理屈こねる子供です(笑)
それから高松塚古墳へ。
途中、岡寺とか飛鳥寺に行こうかと思ったのですが、なんで寺の近くには有料駐車場とセットになった駐車代金集めようみたいなジジイがセットになっておるん?
なんか白けてしまって入るのやめました。
そして本日の目玉、超大人気のCafe”ことだま”へ。
ここの”ことだまランチ”が目的です。
民家を改造した店内は非常に落ち着ける空間となっております。
ここね、少なくとも2,3日前には予約しておかないといけないくらい人気なんです。
今回、前日の水曜日は休みだったので当日の朝の9時過ぎに電話すると、ラッキーなことに席が取れました。
こんなことはまずあり得ません。
というか行くの初めてなんですけど。
1500円のランチは丁寧に心を込めて作られていて、味もボリュームもコストパフォーマンスもすべて満点。
お勧めでございます。
よっぽど「僕、言霊の種まき人て言うんです」て言うたろかと思いましたが、うれしがりみたいなのと忙しそうだったのでやめました(笑)
最近思うのは、飲食店にしたって僕ら歯科医院にしたってそうなんですが、自分のやりたいスタイルや守りたい主義主張というのがあるわけです。
でもお客さんや患者さんあっての話ですから、当然相手の目線や何を望んでいるかを考えなければなりません。
このふたつのせめぎ合いが非常に難しいなぁと感じるわけです。
下手をするとエゴを押しつけることになりかねないし、逆に相手に媚びることにもなりかねないからです。
その後、飛鳥駅すぐ近くにある「あすか夢販売所」へ。
明日香村で作っている農作物を朝早くに農家の人が置いていく、非常に新鮮で安くて種類も豊富な店で、人でごった返しています。
こりゃ、はやるわな。
僕たちも野菜と豆腐とあすかルビーなどを買い求めました。
ほいでから、こちらに戻ってくる車中でフロントガラスを見たら、ちょっとわかりにくいんですが水滴の痕がハートの形になっており、ちょっぴり嬉しいのでありました。
昼からは歯科医師会で2つの会議。
そのあと少しだけ数名の学術委員たちと西大寺の居酒屋に行きました。
あのカエルを出す店です。
メニューを見るとふつうにカエル料理3種が載ってます。
いつもあるのね。
塩焼き、から揚げ、タレ焼き・・・・・タレ焼きて。
それあれですか、カエルの生脚にタレつけて焼いてるんですか?
考えるだけでヒジョウ~にキモイ(笑)
そんでホワイトボードに書かれている本日のオススメが”カエルの塩焼き”
なんで塩焼きだけが本日のオススメになっとんねん!?
ということで嬉しがって注文した先生がいて写真はから揚げでございます。
僕だけ途中で抜けまして、夜は「かえる庵」で日本酒の会。
ああ、忙しい(笑)
奈良の御所の葛城酒造というのは全種類を幻の酒米、雄町米だけで作っているという大変珍しい酒蔵です。
そこの5種類のお酒と社長が特別に持ってこられた10年古酒を頂きました。
そもそも会が始まる前にお腹に少し入れており、アルコールも入っているので非常にええペースで飲めます。
ほんで最後はいつもの如く酔っ払いです。
さすがに良い酒は悪酔いしませんので、本日も快調なのであります。
2012.2..17
先生こんばんは!
私は短大は奈良の小さな芸術短大で、橿原神宮の近くにあったのですが、
明日香村にはたまに授業でスケッチ遠足に行きました!
なつかしいな~。
そんなにエネルギーの強いところとは露知らず、友達とアホみたいなこと言ってはしゃいでろくに絵も進まないまま帰るみたいな、
ほんとにまったく親不孝ものです。。。
「ことだま」素敵ですね~!こんなカフェ大好きです。
また懐かしい奈良を訪れたいです。
KANAKOさん、いつもコメントありがとうございます。
車で明日香村に入ったあたりからすぐに独特のエネルギーを感じます。
それはまさに飛鳥時代の人々のエネルギーとも言えるようなもの。
店に入っても会うのは現代の人たちなのですが、僕たちがいる時空間はちょっとずれてるんじゃないかと思わされるような不思議な場所ですね。