Walking Meditation ~歩行瞑想~

通常、歩行瞑想とはナマケモノ位のスピードでゆ~っくり歩きながら、その動きの中で体中のすべての骨や筋肉などが実にうまく協調連動していることを感じるというものです。

それが無意識のうちに行われていることの凄さ、神聖さなどを感じながら、自分自身の動きを集中して見るわけです。

で、この僕がそんな眠たい瞑想をここでご紹介するはずもございません。

僕が一昨日何気にやってみた瞑想法で、成瀬氏の本からヒントをもらっています。

 

近鉄奈良駅前の銀行からの帰り道、成瀬氏が本の中で書いていた、集中して物を見るということをやってみました。

もちろん歩きながらです。

道の両サイドにある各お店の作り、窓枠や換気扇など。

ビルにかかっている看板そのものや書かれている文字のひとつひとつ。

向こうからやってくる、あるいは後ろから通り過ぎていく車の形や色、バックミラー、ナンバープレートに書かれている文字や数字。

すれ違う人の姿勢や顔形。

それらを視点を移しながら集中して見ていくのです。

ポイントは、視点を移す際に左右だけじゃなく遠近、高低でも行うこと。

遠くのビルの看板をじっと見つめた後に、近くの道端の花を見つめたりするのです。

 

やってみればわかりますが、これ結構イイ感じになります。

僕はだいたいが歩くの速い方なんですが、家までの時間がすごく長く感じられました。

なんか歩くのがトロくなった感じがします。

もっと言うならば、一歩一歩歩くのが、まるで時間のページを一枚ずつめくっていっているようです。

実に不思議な感覚。

ボーッと見るのではなく、色や形や書かれている文字図形をきちんと認識するように集中してみていますので、思考の入る余地がないというのがヨロシイのです。

 

これを毎日の通勤、通学の時にやってみなはれ。

もしかしたらディクシャどころじゃなくって、一週間とかで悟りのそこそこの段階まで行くかもよ。

そうなったら僕になんか頂戴ね(笑)

2012.3.17

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「Walking Meditation ~歩行瞑想~」3件コメント

  1. 3人娘母 より:

    おひさしぶりです。
    1年前成瀬さんの単発講義に出まして、本に書かれていた「まぶたのナノヨガ」を体験しました。知らない人の顔の前で数時間目を閉じたり開けたり。。なんじゃこりゃ~でした。(笑)
    でも、それが発端で、五感を磨くという事に基軸を決めあらゆる事をしました。その結果、3月の出会いから、9月のあたまには根元共鳴に至りました。(私の言い方です)
    3月から2カ月に1回、一般の人でも参加できる「成瀬ヨガ教室魂を磨くつどい」にずっと参加してきましたが、悟りの段階において詳しい話を質問できるのでとても勉強になります。答え合わせの感覚で行くと私にはちょうど良く探究心が研ぎ澄まされます。
    私もディクシャを経験したことがないので、、時を見て経験してみようかと思っています。ではまた(*゚▽゚)ノ

  2. KANAKO より:

    とっても面白そうですね!!
    最初は頭を使ってしまいそうですが、
    私もやってみます~♪
    あーだこーだ過去や先のこと考えながら歩くより、ずっと良さそうですね。

  3. Dr.KAPPA より:

    3人娘の母さん、お久しぶりです。
    コメントありがとうございます。
    僕はある時本屋さんで成瀬氏の「シャンバラからの伝言」を見つけて、「シャングリラにしといて良かったぁ」と思いました
    もちろん本は買いましたよ。
    おそらく普通の人にはメチャクチャ胡散臭い内容でしょうが、僕は不思議とスッと読むことが出来ました。
    先ほどそちらのブログを拝見しましたが、ディクシャを体験されるのはよろしいのですが、必要ないんじゃないかとも思います。
    根源体験は人により違うので言葉で理解を求めるのが難しいですね。
    これからも宜しくお願いします。
    KANAKOさん、こんにちは。
    歩行瞑想をすると普段いかにボーっと歩いているか思い知らされます。
    安直に「今、ここ」の境地に浸れる瞑想でお勧めですね。
    でも僕は決めごとが嫌いなので、次またやるかどうかビミョ~(笑)

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