昨日は午後の診療の最中から、仕事が終わったら「かえる庵」に行こうと決めていました。

そして夕方くらいに、「そういえばMさん夫婦と長い間会ってないけど、今日かえる庵にきっと来てはる」と確信めいた考えが浮かびました。

Mさん夫婦はかえる庵の常連さんで、お店でよく一緒に飲んだりしていたのですが、ここ最近はご無沙汰です。

さて、仕事も終礼も終わってお酒屋さんで寺田本家の酒「自然のまんま」を買い求め、酒瓶を裸のまま持ってかえる庵の暖簾をくぐったら・・・・・・案の定、Mさん夫婦が座っておられたのでした。

近頃の僕の思考の現実化はちょっと自分で怖くなるくらいです。

いらんこと考えたらあかんね、と思うのと、じゃあなんで競馬当たらへんねん?という疑問と(←アホ)

 

向こうの席で食事を終わられた夫婦が先に立たれたのですが、どうやら仙台からお越しの様子。

僕はこっちの席でMさんたちに今度仙台に行くことや、こないだ一の蔵の会に行ったことなどを話していたので、それもあちらに聞こえていたみたいです。

で、結局僕たちの席に座りなおされて、それからなが~いお話が始まったのです。

僕、ほとんどしゃべらず、ただ聞いてるだけ。

途中で寝そうになったりなんかして。

そのくらいMさんと向こうの奥さんがよう喋りはったのね。

 

その話の中で当然のことながら昨年の震災に触れられます。

津波は場所によっては結構内陸の方まで来たそうで、その奥さんの叔父さんは自宅の2階に避難したそうです。

すると水は1階と2階の間までやってきて、ベランダに出て外を見てみたら、ちょうど隣の奥さんも同じようにベランダに出ておられ、目と目があって思わず「これが今生の別れですね」と言ったそうです。

その後、水は上がってくるのが止まり助かったそうですが、それでも水はすぐに引かなかったので当分2階暮らしを余儀なくされました。

「水も食べ物もなくっても人間どうにか生きれるもんだなぁ」と後になっておっしゃったとか。

今さらながら、すごい出来事だったのだなぁ、と思わされるのであります。

 

僕が25年くらい前、まだ医局にいた時に学会で仙台を訪れた際、レンタカーを借りて行った仙台港にあるお寿司屋さん。

でも今はアウトレットパークになっていて、それも被災してようやく復興してきているとのことでした。

それじゃあということで、青葉区にあるお寿司屋さんを一軒教えてもらいました。

僕は義理も大切にしますが、シンクロも大切にします。

仙台に着く土曜日は個人セッションが満杯入っており、当然それがメインですから、きちんとこなすのですが、さて、僕は無事そのお寿司屋さんにたどり着けるかな?

なんか違う意味で楽しみ~。

2012.5.12