マジでやばかったです。

もう、ダメかもと思ったくらい。

人間、体調悪くなると非常にネガティブになるね。

 

一昨日の夜、食事が済んでしばらくしたら、なんか熱っぽい感じがしたので早めに布団に入りました。

すると熱はどんどん上がってきて、寒気がして体がブルブル震えだします。

あっというまに39.3度。

これは熱中症だと思いました。

水分補給をして、塩を舐めるも、いつもなら美味しいと思う皇帝塩が妙に味が尖って感じます。

ちょうど先日の為ちゃんキャンプで、ふうさんが海水を炊いて作った手作りの塩があったので、それを舐めます。

非常にまろやか。

糖分も少し摂ったほうが良いと感じたのでハチミツを少々。

体温が39度を超えているので、いつもの豆腐パスタ。

個人セッションに来られた方が勘違いされていましたが、豆腐パスタというのは豆腐で作ったpaste(ペースト)です。

スパゲッティのパスタのことじゃありませんよ。

患部を冷やすのではなく、出た熱を吸い取る役目をします。

 

これをまず額に当て、しばらくしてから順次太い血管が通っている所に移動させます。

頚動脈、鎖骨下動脈・腋窩動脈(腋の下、あるいは鎖骨の下で肩に近い部分)、大腿動脈(鼠径部)

子供の場合、これらの部位をアルコール綿で拭いてあげると結構効くようです。

熱中症の本態は体温の恒常性が保てなくなることですが、怖いのはそれによる臓器不全と血栓なのです。

僕は一昨夜、自分の体内の血液がドロ~ッとしていて、きちんと流れていないと感じました。

それらが心臓に詰まったら心筋梗塞、脳に行けば脳血栓・脳梗塞です。

 

震えがあったので、長袖のTシャツとガーゼのパジャマを重ね着して、ガーゼの掛け毛布に普通の夏用の掛け毛布を重ねました。

ここがポイントなんですが、体温が上がると冷やして下げなければならないと考えてしまいます。

脱水状態で血液は濃くなっているのですが、体温を下げると血液の流れは悪くなります。

ですので、水分・ミネラル分(電解質成分)をきちんと補給した上で(ある程度血液を薄めておいて)、先に述べた太い血管の部分は熱取りをし、体全体とすれば暖めることにより、血液の流れを促進したほうが良いのです。

半身浴の達人なら、思いっきり上半身に着込んでやるかもね。

 

体を冷やしたほうが良いのか暖めたほうが良いのかは、その状況により判断しなければなりません。

昨日は結局40.3度まで上がりましたが、それ以上どんどん上がるようだと細胞が熱で壊れていき多臓器不全を起こしますので、これは何が何でも冷やさなければならない。

ま、救急車ですな。

基礎疾患を抱えている人も、救急車を呼ぶか病院に行くほうが良いでしょう。

インフルエンザにかかった時の発熱は、体がウイルスと戦っているわけなので、無理に下げない方が良いとされます。

ただし、発熱が続くと体がしんどいので、出た熱を豆腐パスタで吸い取ってあげる。

ところが熱中症のように体温調節が効かない状態の発熱は意味合いが違って、例えば肺炎のように体のどこかに感染があるのであれば、その細菌が脳に行く危険性があります。

子供やお年寄りなど抵抗力の弱い人も要注意ですね。

血液が流れないと体温下がらないのね。

 

熱取りをしだしてからは、体がずいぶん楽になりました。

これは今晩絶対寝られへんなと思っていたけど、うっすらと汗が出だして時々ウトウト。

このあたりで停滞していた血液が流れ出したのを感じます。

そこで今度は心臓の熱取り。

胸の上からやるのではありません。

心臓に当たるところの背中に豆腐パスタを置くのです。

腎臓や肝臓も同様に同相当部の背中に置きます。

しばらくすると結構汗が出てきて、下着がぐっしょりになったので、タオルで拭いて着替えます。

 

40度を超えていた体温が39度代になったら全然楽で、そのうちに38.6度まで下がりました。

水分と塩分はしょっちゅう摂って、かつ体温もかなり頻繁に測ります。

通常38度代前半になれば、豆腐パスタだと熱を取りすぎて体が冷えるので、キャベツやレタスの類に変える必要があります。

キャベツを頭の下に敷くのね。

僕は豆腐パスタと同様に太い血管のあるところに当てていきました。

途中でキャベツを二つにちぎって鼠径部へ。

ちんちんの両横にキャベツを置いているという大変に間抜けな図です(笑)

 

結局、昨朝には36.4度まで下がったのですが、僕は平熱が低いので微熱がある状態。

一昨日の夜中には明日は休診かな?と思っていたくらいですが、体調万全ではないものの何とか仕事しました。

 

さて今回の熱中症の原因です。

まずは非常に体が疲れていたということがあります。

セミナーや何やかやであちこち行ったり来たりし、夜は懇親会等で飲む機会も多かった。

診療所はエアコンを効かせていますが、その温度は外から歩いて来られる患者さんのためにあまり高めには設定できません。

ずっと中にいる僕たちスタッフは体が冷えてしまいます。

また途中で自宅に上がると、自宅はエアコンを入れていませんし、銀行等で休み時間に外出する時も暑いわけです。

これがまず体の調子を狂わせるのでしょう。

 

6月くらいまでは常温のビールを飲んでいましたが、さすがにこの時期になると冷えたものじゃないとつらい。

冷たいビールや冷酒、焼酎や泡盛のロックなどをバンバン飲んでたらお腹が冷えます。

冷房の効いた部屋と外気の激しい差、おまけにお腹の中から冷たいもので冷やしてしまう。

昔は井戸水で冷やした西瓜やたまにカキ氷、それ以上に冷たいものを頻繁にとるなどということはありませんでした。

見直さないといけません。

今回の水分補給も常温の水でした。

スポーツドリンクは成分上、こういった場合にはアリですが、冷えてるのを飲むのは良くありません。

本当は塩を舐めながら、白湯を飲むのがいいんじゃないかと思います。

 

今回の反省点は上のことだけじゃないんですね。

一番のキモは、実は僕の体にちゃんと予兆があったのにもかかわらず、それに気づかなかったということなのです。

ここ一週間くらい、ずっと肩が凝っていて、時々背中が痛くなっていました。

背中には内蔵の代表点があるので、そういったところが痛んだのでしょう。

また足のふくらはぎが、つったような筋肉の違和感がありました。

これらすべて熱中症の前駆症状です。

体の血液循環が悪くなってそうなっているのです。

最も反省すべきは、自分の体の変化に気づかなかった、体の声を聞けなかった自分のアホさ加減であります。

ということで本日は白衣のパンツの下に冬用のパッチを履いて診療しているカッパでした。

2012.8.8