Boy in Red(フェアトレードの話)
フェアトレード(Fair Trade)とはウィキペディアの説明を借りると、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である、となっています。
世界各地の途上国の中には良い材料、良い伝統、技術があるにもかかわらず、それをうまく製品化して海外に輸出するという術を知らないために、本来ならもっと世界中で適正な値段で受け入れられてもよいものを作れずにいるところがたくさんあります。
例えば今回ご紹介するマザーハウス(Motherhouse)さんでは、社長の山口絵里子さんが先進国でも欲しいと思われるようなデザインと品質の商品を作ることにより、現地の人が最終的に色んな意味で自立できるように支援するわけです。
でね、以前僕は阪急百貨店オリジナルの赤と山吹色の コンビのビジネスバッグを持っていましたが、取っ手の部分のレザーが破れてきて直すとなると結構かかるので、ずっと同じような色のカバンを探していました。
でもなかなか見つからなかったのです。
そんな時、テレビ(確か”情熱大陸”だったような気が)で見た記憶がある山口絵里子さんがマザーハウスを大阪でも出店することを知り、嫁と一緒に行ったのです。
ていうか本来彼女の気に入るものがないかどうか見に行ったのですが、店に入ったらこのカバンが鎮座ましますではありませんか!
僕は何度も手にとっては戻し、手にとって値札を見ては戻ししていたのですが、結局彼女が何も買わないということで、店員さんに「すいません、これカードでお願いします」
一度マザーハウスのホームページをご覧になってはいかが?
僕はここの商品全般的に大好きです。
この春に衛生士のサユリさんが出産で退職される時のお祝いにもここのカバンを送りました。
僕の愛すべきカバン、どうです?
素敵な色でしょ。
一緒においてる帽子は洗濯してずいぶん色あせましたが、元々はカバンと同じ色をしていました。
これはマザーハウスの商品ではありませんが、これですね、実は和紙でできてるんですよ。
あ、それと僕の家ではフェアトレードのものでは他にカレーの壷というスパイスを買っていますが、これもおススメですよ。
本日は台風が本州を横断するようです。大きな被害がなければいいですね。
2010.9.8