屋久島紀行

昨夜アップしたサンデル教授に関するブログは、お酒が少し入っていたもので少々適切でない表現がありました。

今朝若干訂正しましたので、すでにご覧になった方はご了承ください。

さて、ようやく屋久島の話を書こうと思ったら紀元杉付近で資材運搬中のヘリコプターが墜落してるじゃないですか。

亡くなられたお二人の乗務員のご冥福を祈るばかりです。

さて、伊丹から屋久島への直行便に乗ったのですがJAC(日本エアコミューター)です。

搭乗口から地面に降りてバスみたいに乗るやつです。

プロペラ機ですね。

空港.jpg

僕、プロペラ機に乗ると必ずといっていいほどプロペラ近くの席になり、”ブスン”とかいってプロペラが止まったらどうしようとか、”ボキッ”と羽が一本折れたらどうしようとか考えちゃうんです。

ま、そんな心配をよそに機は無事屋久島空港に到着しました。

屋久島空港の手荷物受取カウンターは、ホントにカウンターの上に係員が荷物を載せるだけで、よくある回転式のものではありません。

天気は快晴!

今回は直行便でしたが鹿児島経由というのも多いのです。

屋久島は非常に天気が安定しない所なので、鹿児島から飛行機が飛ばず全日程鹿児島になってしまったということも少なくないらしいです。

皆さん知ってました?

屋久島に雪が降るって。

数ある山々は標高が高く、島の周りはすべて黒潮なため暖かい空気が山の頂上付近まで一気に昇り冷やされるため雨が多く、上の方では冬には積雪もみられるものの、降りてきたら相変わらず亜熱帯というところです。

そのため湿度が高く、僕的には少し苦手な気候です。

ま、森に入ると関係ないんですが、ホテルの部屋ではずっとエアコンかけてました。

トビウオ、食べました。

刺身、塩焼き、潮ゆで(海水でゆでるだけ)、唐揚げとおよそ全種類制覇しました。

ものがいいからでしょうが、僕が一番美味しいと思ったのは唐揚げでした。

唐揚げなのに身がホクホクしてるのです。

屋久猿.jpg

生まれて初めてアサヒガニも食べたし、屋久シカのタタキも食べてしまいました。

屋久島では屋久ザルや屋久シカにしょっちゅう遭遇しまして、鹿は大人でも体調1mくらい、小鹿だと本当に小さいです。

サルも本州のサルのように悪さをしません。餌付け絶対禁止なので、人に近寄りもしないけど逃げもしないのです。

そのかわいらしいシカの新鮮な肉を食しました。

だって、幹事が事前に注文してたんですもん、一人だけ食べないわけにいかないじゃないですか。

でも美味しかったんです、コレが。

ちなみに空港の食堂でも、屋久島定食かなにかにシカの刺身がついていました

あれ、誰か注文するんだろうか?

とにかく料理はどのお店でも美味しかったです。

 

屋久島ってパワースポットなんでしたっけ?

特別なことがあったわけではありませんが、向こうで僕は結構瞑想状態の時が多かった気がします。

普段、瞑想なんてあまり好んでやらないんですけど。

ただ一つだけ、ビックリしたことがあります。

宿泊したホテルの部屋のカギとは別にゴムバンドに番号とバーコードがついてるやつがあり、館内で買いものとかした場合すべてそれで精算できるというものです。

治山.jpg

でね、部屋には金庫がなく、フロント横に暗証番号を入力するタイプの貸金庫が置いてあるわけです。

財布をそこに入れた時に僕が設定した暗証番号と、僕の部屋の精算用の4ケタの番号がまったく同じ!!

そしてその番号は僕にとって特別な数字なんですが、それ以上はヒ・ミ・ツ(生年月日ではありません)。

これにはさすがに驚きました。

「え?もしかして僕、屋久島の神様に歓迎されてるの?」とか、まあ精神世界やってるやつ特有の勝手な思い込みをしたりしたわけでございます。

写真はヤクスギランド内にある僕と同じ名前の山。

雲水峡.jpg

これから屋久島に行かれる方にアドバイスするとするなら、もし可能なら5日とか一週間とか長く滞在して、山の天気を見て晴れてそうな所をその日の目的地にするというのも悪くないかなと思います。

但し山の天気は変わりやすいので、どうなるかは行って見ないとわからないのですが。

雨はこれは絶対に降るものだと思っていた方がいいです。

ただ、森の中を何時間かトレッキングして最終的に見晴らしのいい所に出るというコースもあるので、そういった時に雨だときれいな景色が見れなくなるということです。

仏陀杉.jpg

今回は有名な縄文杉のコースは行けませんでした。

白谷雲水峡とヤクスギランドがメインでしたが、もののけの森がある白谷雲水峡は結構きつかったです。

時間があまりなかったので、とにかく必死こいて歩きました。

今度行く時はもっとゆったり時間をとって、ある一つのコースをじっくり楽しむというふうにしたいものです。

僕の後ろにあるのはヤクスギランド内にある仏陀杉といわれるものです。

 

笑ったのは焼酎でした。

屋久島では三岳(みたけ)と愛子の二つが幻の酒と言われています。

三岳は四合瓶なら空港の土産物屋で売っていますが、一升瓶となると他の酒との抱き合わせか、酒屋さんに朝から並んで整理券をもらうというノリです。

愛子に至ってはたまたま皇太子さんのお子さんが同じ名前だったため、爆発的に売れ出して現在どこにも置いてません。

同行したある先生は10カ月待ちと言われ、予約して帰りました。

この人、空港でも焼酎買い占めてたなあ。

滝.jpg

ところがもっとすごいのが、店頭販売していないといわれる「屋久島大自然林(やくのしま だいしぜんりん)」です。

ホテルでは食事の時に頼めたのですが、それも僕たちが全部飲んでしまって、ホテルの人に聞くと特別なルートがない限り手に入らないとのこと。

でも僕、この焼酎奈良のよく行く居酒屋で飲んだことがある気がするんやけど・・・。

奈良に帰ってその居酒屋さんに行くと、やはり置いてました。

どうして手に入るのか聞いたところ、「〇〇酒店から買ってます」、ってそれってメチャクチャ近くやん!!

ということで、そば屋のかえる庵さん近くにあるその酒屋さんで買って、お土産と言ってかえる庵の大将と即日飲んだ次第であります。

変なの。

写真は大川(おおこ)の滝。

屋久島よいとこ、一度は行かれたらいいと思いますよ。

永田浜.jpg

永田浜の夕日は素晴らしいらしいです(見てないんですけど)。

そして季節を選べばウミガメの産卵とふ化が同時に見られることもあるそうですよ。

足に自信がなくってもOK!

あれ不思議なもんでね、トレッキング途中で「もうダメ」とか思ってひと休みするでしょ、するとね3分も休めばハイ、元通り。

やはり森林の癒す力ってすごいんですね。

2010.9.27

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