さあいよいよインドへ向けて出発する日の3日前です。

4年前の9月2日の土曜日に仕事を休診にして島根まで五日市剛さんの講演を聞きに行きました。

でも不思議ですね。

この一連の流れのきっかけを作ったのは五日市さんの本であり、インド出発直前にその人の講演会に参加できるんですから。

 

まずは出雲大社でお参りし、出雲そばとお酒でほっこりします。

講演は予定時間をはるかにオーバーするも大盛況で、確かにおもしろかったです。

夜は松江市内で美味しい料理とお酒を頂きました。

島根のN先生(この人が僕に五日市剛さんの本を紹介してくれた)と大阪のH先生は以前二人でサイババのところに行ったり、サイキックサージェリーを受けに行ったりした、そういうのが好きな人たちです。僕は普通の人(笑)。

翌日はあの有名な足立美術館に連れていってもらいました。

ただここで僕が感動したのは日本庭園の方じゃなく、併設の北大路魯山人と河井寛次郎の展示室の方でした。

それも魯山人じゃなくその時初めて見た河井寛次郎の陶芸と書にめちゃくちゃ心震えたのです。

彼は稀有の陶芸家ですが、その書がまたすごい。

もうエネルギーばんばん出まくりで、その書の前で僕は頭がくらくらして動けなくなってました。

それに比べべると魯山人の方は・・・。

その時思ったのです、「うわ、この人絶対悟ってる」 

去年は京都にある河井寛次郎記念館も妻と一緒に訪ねてきました。

ここもよかったぁ。

皆さんも機会があればぜひ。

そして出雲空港まで車で送ってもらって最後にN先生に「楽しんできて」と言われたのは、インド行きを2日後に控えて徐々に緊張してきた僕には何ともありがたい言葉でした。

 

島根から帰って来た翌日にインドに向けて出発です。

関空から成田へ行ってそこで他の参加者と合流するために、朝4時起床でした。

この時起こしてくれたのが長女の藍だったのです。

目を覚ましてもう一度ウトウトしていた僕を「お父さん、そろそろ起きんと」と言って彼女自身は寝てしまいます。

わかります?

結局いつも娘に目を覚ましてもらってるんです、僕。

 

さあ、本当にいよいよ出発の時間が近づいてきました。

シンガポール航空でひとまずシンガポールのチャンギ空港まで飛び、インドのチェンナイ行きへ乗り換えです。

搭乗案内が放送され、今から乗り込む機体をガラス越しに見ながら僕の体の芯を今まで感じたことのない恐怖心が貫きました。

「これで今までの古い自分は死んでしまう。もう後戻りはできない」 

その思いがとてつもない不安感を呼び起こすのです。

そしてつい奈良に残してきた妻や子供たちのことを思い浮かべ、「やめたい、帰りたい、恐い、助けて」という感覚で打ちひしがれそうになり、目に涙がにじみました。

いや、本当の話です。

生まれて初めて行くインドは、はたしてどんなところでしょうか?

物乞いの町?

スラム?

ボッタクリタクシー? 

「地球の歩き方」は機内で何度も読みました。

で、着いてみると・・・。

このお話は、いったんここでおしまい。

続きは近日中にupします。

2010.10.6