Expressions ~自分を表現する~
昨日の続きですが、「学校給食を考える会」であなたはまさに「わたしを認めて」という体験中です。
まああまり心地良くないかもしれないけれど、そこにとどまり続けて十分にそれを味わってください。
そこから動いちゃだめです。
すると、そのうちあなたは自分と違うものもあっていいのかもしれないと、何となく思うようになるかもしれません。
それは渋々かもしれないけれど、腹をくくって「認められない寂しさ」と嫌というほど一緒にいると、さあ不思議、「あれ?認められない悔しさや寂しさはあるけれど、何となく以前とは違うみたい」となるのでございます。
これ、必ずなります。
僕が今、こんなことを書いているのは僕自身がそれを何十年とことんやり尽くしてきて、周りと摩擦を起こし続けてきたからです。
そして気がついたら一人ぼっちで、にっちもさっちも往かなくなってたんです。
わかるんですよ、すべてではないにしてもそのあなたの気持がわかるのです。
さあ次にあなたはその感情をもとに自分を表現しなければなりません。
その表現はどのような形であってもOKです。
事務上の話としては、あなたは次回からもっと自分の意見を相手に分かってもらうために、わかりやすい資料づくりをしたり、パソコンでプレゼンテーションしたり、あるいは他の委員と個別に食事したりして何とか自分のことをわかってもらおうとする、それはそれで全然かまいません。
ただこれはあくまでも事務的な話です。
自分の表現というのはそれとは違います。
例えばその委員会を辞める、次の委員会からは発言に消極的になる(すなわち拗ねてみせる)なども一つの自己表現でありますが、これ引きこもりと同じで少し引いて見せることで相手の関心をこちらに呼ぼうというエゴの常套手段であります。
あるいは今度は他の委員の意見にことごとく食ってかかるというのだってあるでしょう。
これらみな、やっていることは自分を無理やり相手に認めさせるということです。
自分を表現することと自分を認めさせることは全く異なります。
自分を表現するというのは、そのあなたが味わった感情をもとに、どういう自分で在りたいかを外に向けて発信するということなのですよ。
誰かに相談事をした時に「それで、あなたはどうしたいの?」と言われた経験はありませんか?
これは確かにある程度核心をついてはいるのですが、「どうありたいか」というのと「どうしたいか」は異なります。
行動というのは非常に具体的な手段ですが反面最も低次元のエネルギーです。
在るというのは存在、意識そのものの話なのでかなり高い次元のことを言っているわけです。
そしてその在りたい自分であるためには(なるためには)、どのように行動すれば最善なのか?
それは自分で考えるべきことです。
僕は今回例え話じゃなく本当に認識という部分から生まれてきました。
そしてこれは99.9%の人に当てはまることなのですが、認識ということを体験的に知るためには、認識されないという経験を通すしかないのです。
あなたが許しというところからそれを知るために生まれたのなら、「絶対にあの人許せない」という体験を痛いほどするしか方法がないのですよ。
残りの0.1%の人はもうすでにそうなっている人のことで、いわゆる霊格が高く、人を導くために生まれてきた人です。
僕は今、人に認められたいと思います。
いや、認められたいというより「認められるという体験」をしてみたいです。
認められないという体験はもう十分やったつもりです。
では僕が歯科医として父親としてスピリチュアル・メッセンジャーとして認められる存在で在るためには、どうすれば良いのでしょうか?
広告を出すこと?
家族で旅行に行くこと?
講演をすること?
いったい何が正解なのでしょう?
・・・これは僕が考えることです。
思考というのはこういう時にこそ使うのでありまして、普段僕たちが思考してると錯覚しているのは単にマインドと呼ばれる既成概念を拾っているだけです。
そして今僕はそれに向けて意識の新たな船出をしたところです。
そういう意味では人生の折り返し点ですね。
まだあと152年あるけど。。。
こういう場合よく言われるのは、世間的に認められた人ならどうするか考えて、その人のように行動しなさいというものです。
つまり今僕はすでにそうなっているとして、そのように行動する。
するとその反転としてその状態がやってくるというものです。
お金持ちなら目の前の困っている人に寄付するのに躊躇しませんよね。
お金持ちになりたければそのように行動しなさいということです。
ま、何だってやってみてください。
何も間違った選択、損な選択はないのですから。
ああ、長かったけどいいメッセージやったなぁ。
なんでみんな僕のこと認めてくれへんのかなぁ?
ねえ、こうした場合どうしたらいいんでしょう?
・・・・今まで書いたん全部台無し(笑)
2010.10.10