栃木県那須高原で行われているヒーラー上級セミナーには少し遅れての参加となりました。

その二日前からヒーリングのインストラクター養成講座が開かれており、それから続けて参加される方も多数いらっしゃるので全部で約80人位はいたと思います。

では、本日は秋の那須の自然とともにお送りします。

朝日の不思議写真だけはクリックすれば拡大画像が見れますよ。

セミナー.jpg会場に入った時にはちょうど奇跡の目のイニシエーションをやっている最中でした。

奇跡の目というのはありていに言えば見るものがすべて奇跡にかわるというものです。

例えば、相手の調子悪いところを見つめるだけでヒーリングができたり、相手の目を見つめると視力が上がったり、顔のリフトアップやバストアップ、ヒップアップができたり、コップの水を見つめるとそれが水分子の配列を変えて奇跡の水に変わり、料理を見れば確実に美味しくなる、というものです。

そういうことができることもあるというのじゃなく、奇跡の目を持っているヒーラーならみんな確実にできるようになります。

すべて一瞬です。

栗.jpgこれを芋焼酎でやるとすごくまろやかになるので、クセのあるのが好きな人には嫌がられます。

ビールなどは炭酸が抜けるので禁忌。

僕、以前久米島の久米仙の蔵元見学に行った時に、そこにおいてある試飲用の泡盛の瓶に片っ端からイタズラしたことがあります。(ゴメンナサイ)

奇跡の目で一番驚いたのは、去年のシャスタツアーの帰りにサンフランシスコの中華レストランに行ったときです。

ツアーの参加者が別れて円卓に座るのですが、春巻きが出てきた時にケビンがその春巻きをみるとなんと!余分な油が切れてカラッとサクッと変化したのです。

それもね、ケビンは自分の春巻きを見ただけで、あとは順々にケビンのお皿と自分のお皿をカチッと合わせただけですよ。

それで円卓の反対側どころか別の円卓の人の春巻きまで変わるのです。

なんですか!それ?

僕も色んなところで色んな不思議なものを見てきましたが、たぶんこの春巻きが一等賞!!

紅葉.jpg

その日はあとケビンのお話とみんな大好きモノマネ大王のTさんの体験談でした。

でもなんかケビンの話す様子が普段と違う気がします。

あれ?

ケビンもしかして泣いてるの?

なんで?

その答えは次のTさんの話でわかりました。

いつもダジャレばっかり言ってるTさんが号泣しながら身の上話を語って下さいました。

20歳にして父親の莫大な借金を引き継いだこと、そしてそのおかげで青春と言える時はすべてつぶれたこと、そんな父親にずっと恨みを抱いていたこと。途中何度もTさんは死を決意しますが、そのたびにまるで見ていたかのようにケビンからの電話があって助けられました。

「人は死んでも死なないんだよ」その言葉がTさんの命を何度救ったことでしょう。

ようやく先月末に37年かかってすべての借金を完済した時、こみ上げてきた思いは小躍りしたくなるような歓びではなく、「あ、この借金は親父の借金じゃなく、俺の借金だったんだ」という気づきでした。

すでに亡くなっていた両親の仏前に借金返済の報告をした時にTさんが父親に伝えた想いは、今まで恨んできたことに対する謝罪と、その借金を自分に課したてくれたことに対する感謝でした。

Tさんとは古い付き合いで、すべての事情を知っているケビンはだからこそ今日、様子が変だったのです。

あの陽気なTさんは、長い間顔は笑っていながら内側で全然笑えていない自分がいたそうです。

借金を払い終えた時の気づきは、長年いやしの村やケビンと関わってこられてきているので、起こって当然と言えば当然なのかもしれません。

でも、それは自殺も考えるほど苦しかった道程をなんとかやりきったからこそ神様から与えられたような気もします。

そして、すべてを語り終えたTさんが最後におっしゃったのは、「こうやって、全国にいるjoyヒーリングの仲間の温かい友情に支えられてきたことを本当にうれしく、ありがたく思います。本当に・・・生きてきて良かった・・・」

もうこのへんになると、会場中すすり泣きの嵐であります。

そしてね、誰一人、他人の体験談だと思って聞いてないんですよ。

これは自分のことなんだという想いで泣いているんです。

 

あ~、書いてて涙が止まらなくなる。

この日はこれにて終了、こういうセミナーでは当然アルコールは飲みません、ハイ。

どんぐり.jpg最終日、午前中はついにあの相手に触れないヒーリングの伝授です。このセミナーでもそうなのですが最近ケビンは意識ということをよくお話になります。

この世界はすべて意識でできている仮想現実なので、そのあたりが本当に腑に落ちると何だってできるわけですね。

みんなで相手にふれずに背骨の歪みを治すのをやりっこして、「すご~い!」の連発。本当、ここまでくると何でもありですね。

午後からは遠隔ヒーリングの実践。

ペアを組み相手の調子が悪いところ、改善して欲しいところを聞き、遠隔をする方が会場に残って意識の中でヒーリングをします。

相手は一階下のロビーで目を閉じて自分の体に起こる感覚を感じ取るようにします。

するとね、時間とか距離とか関係なく起こるべきことが起こるのですよ。

ここでこのメッセージの佳境に入りますので少し詳しくお話します。

実は横浜で当院の衛生士とその友達の衛生士さんと3人で食事をしていた時に、ヒーリングのことを知らない彼女にヒーリングってどういうものかを説明してました。

その時に僕が言ったのは次のようなことです。

なつめ.jpg「子供がお腹が痛いっていう時に、お母さんがお腹をさすってあげるとそれだけで治ったり、マシになったりするでしょ、ヒーリングってそんな感覚やねん。つまり相手を治そうとか思わへんし、あ、そりゃ治ればいいとは思うねんけど、癒そうとか共感しようとか、もちろんそれも大事なんやけど、やっぱり最後はお母さんの手に行きつくねんな。子供が『お母さん、おなか痛い、ねえ、おなか痛い』って言ってる時に、『そうか、よしよし、痛いねんな、ここか、痛いのは?うんうん、痛いな痛いな』と言ってさすってあげるその感じやねん。ヒーリングて何かと一言で説明するのは実は難しいんやけど、そういうと感覚としてはわかるやろ?」

ヒーリングを依頼されるということは、相手は傷ついた状態で僕たちの前にいるわけです。

確かに相手のその傷ついた原因はヒーラーですから何も聞かなくてもわかることが多いのですが、心の中でその因果関係を思うだけでもそれはやはり相手に対する裁きになってる気がします。

その時に自分のお腹を痛めた子が頑張って人生を生きてきているんだという母親の感覚になれたら、なされるヒーリングは全く次元の違ったものになるのではないでしょうか。

その時にはものすごいエネルギーがヒーラーを伝ってズシンと降りてくるでしょう。

というようなことを衛生士さんに説明しながら、それは僕自身への自戒でもありました。

その上で今回のセミナーに参加したのです。

セミナー中さまざまな人とペアを組みますが、考えてみるとそれぞれが本当にこの人じゃないとダメという人と偶然ではなくペアを組んだ気がするのです。

そして最後にペアを組んで遠隔ヒーリングをした若いチャーミングな女性、実は彼女のことをその日の朝食の時に僕はじっと見つめていたのです。

確かに可愛いからこそ僕の視線を捉えたのですが、それだけじゃなかったのは後でわかるのでした。

別に意図したわけではないのですが、ペアを組む直前まですぐ後ろに座っていて、彼女は振り向くと躊躇なくペアを申し込んでこられました。

そして彼女のヒーリングしてもらいたいところは、毎日あまり寝つけないので目の下のクマと少し張りを失っている頬、あとは右肩が凝るとのことでした。

さあ、遠隔ヒーリングの開始です。

繰り返しますが相手の彼女は全然違う場所にいるのです。

僕は目を閉じて巻き毛の彼女の顔を思い浮かべ、目を見つめ目の下のクマと頬の皮膚に意識をフォーカスしていきました。

そして彼女の肌が自分の中で拡大され毛穴や皮膚の細胞まで意識が入りこんでいった時に心の中でふと 「あいしてる」 という言葉がでたのです。

そしてその瞬間、彼女の顔が光で包まれ、僕の目には涙があふれてきました。

誤解のないように申し上げておきますが、これは決して色恋の話じゃありません。

僕が「あいしてる」と言ったのはもちろん彼女に対してなのですが、より正確に言うとその時意識を向けていた肌というか皮膚の細胞というか、いやそれよりそこに在るもの、存在そのものに「あいしてる」と言ったという方が正確かもしれません。

とにかくその瞬間僕は宇宙とつながり涙が出たわけです。

彼女が会場に戻って来て感想を聞くと、すぐに眠たくなりずっと寝ていたそうです。

「いったいどのくらいの時間ヒーリングされてたんですか?」と聞かれたくらいですから。

ただ肩は少しスッキリした感じがするし、肌もしまった気がするとのことでした。

それで僕がどういうふうにヒーリングをしたのか伝えると、「なんでか知らないけど、愛してるって心の中で言ってしまったんです。僕そんなこと言うような人じゃないのに」と聞いた瞬間彼女も泣きだしました。

結局ね、僕は今思うのです。

今回のセミナーは彼女に「あいしてる」って言いに来たんだと。
どういうことかと言いますと、彼女を遠隔ヒーリングしている時に彼女の抱えている寂しさや悲しさがわかったのですが、それをそのまま受け止めている僕がいたのです。

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僕とは全然違う人生を歩んでいるけれど、そしてそれゆえの悩み苦しみを抱えているけれど、僕は彼女を通してその体験をしているのだ、ということが瞬時に自分の中に入ってきたのですね。

彼女が若いからじゃない、人間的に未熟だからじゃない、それはそのまま僕の姿なんだということがスッと入ってきたのです。

天使というのは輪廻転生の輪に入ったことのない存在のことです。

今、人間として生きている人の中にも今回の生が初めてという人たちがたくさんいます。

ただ、この世界を生きていくためには条件付けとして必ず過去世というものが必要なので、天使といえど実際に自分が経験したのではない過去世を身につけて生まれてきます。

もしかしたら、あなたも僕もみんな天使なのかもしれません。

そして、すべて忘れ去ってしまっている天使、人生でつまづき、周囲に溶け込めずに悩み苦しんで、みんな周りのせいにしてしまっている天使がある時、ふと自分と違うものを認められるようになることがあります。

自分と違う相手をそのまま受け止められる時があります。

きっと何かを思い出したのでしょう。

実はその時のための約束事があるのです。

そう、天国で生まれるのを心待ちにしていた時に、天使たちはお互いに自分たちの体験のために全く違う個性で生まれること、そしてそれにより傷つき傷つけあうこと、でもいつかそんなお互いのことをわかり合えた時には「あいしてるよ」って言おうねって約束してきたんです。

 

いかがでしたか?これがシャングリラからの3つ目のあなたへの大切なメッセージです。

一つ目は、「幸せとは自分が生まれてきた目的通りに生きていると確信し、またそれをみんなが支えてくれているんだと実感した時の歓びの感覚のこと」でした。

二つ目は、「人と争うのは、自分たちの分離感がパラレルワールドを作るからである」というものでした。

そして今、三つ目のメッセージをお届けしました。

それが「天使の約束」です。

「その時、僕たちが自分とは違うものを受け入れられるようになった時、こうやって相手にそのことを伝えよう」

愛してるよ

 

セミナーの最後に〆の挨拶をされたのは、いやしの村東京のSさんでしたが、僕はあの時生まれて初めて笑いながら同時に泣くという経験をさせてもらいました。

さあいよいよ長かったセミナーも終わりです。

お別れは、いやしの村のテーマソング「愛されて 癒されて」をみんなで輪になって手をつないで歌います。

僕はこの歌を歌うといつも涙が吹きこぼれて声が詰まってうまく歌えなくなります。

今日のブログの最後はこれに飾ってもらいましょう。

でね、実はこの歌を作詞したのが他ならぬTさんなのですよ。

 

愛されて 癒されて  ~いやしの村 テーマソング~

 

わたしの瞳から あなたの瞳に

しあわせのすべてを送ります

愛に満ち溢れた 光にのせて

つらい時や 悲しい時は

思いだしてごらん

愛されて 癒されて

生きていることを

 

そっと手をさしのべ ふれ合う心が

あたたかい涙をさそう時

ひとりじゃないことを 教えてくれた

生きることに 疲れた時は

思いだしてごらん

愛されて 癒されて

今があることを

 

変わらなくてもいい あなたもわたしも

あるがままの姿 それでいい

あやまちなんかない すべてそのまま

許すことを 知った時には

思いだしてごらん

愛されて 癒されて

友がいることを

思いだしてごらん

愛されて 癒されて

生きていることを

 

2010.10.13