横山典弘騎手、驚異的回復で今週より騎乗!

てなニュースが載ってると思ったら・・・・

 

うちのビルの1階はガレージになっており、置き方によっては3台停めることができます。

友達のバイクも預かっており、僕の車を出すにはバイクを動かさなくてはなりません。

昨日は休診なのですが、9時から障害者の治療に当たっていました。

見るとバイクがいつもとは逆の向きに停めてあります。

僕はそのままバイクに跨り、足で蹴って移動させてスタンドを立てたつもりがうまく立っていなかったらしく、バイクに跨った姿勢のまま弧を描くように左に向けて転倒しました。

当然、下のコンクリートで左肩を強打し動けない位の激痛です。

でも、早くしないと障害者センターに遅刻してしまいます。

一人ではとても起こせないので、携帯で3階にいる嫁を呼んで何とかバイクを起こし、とりあえずは治療に向かいました。

患者さんの中には体動の激しい子もいるので、そういった子供はペアの先生にお願いし何とかこなしました。

幸いにして兄が労災病院の整形外科で部長をしているもんで、電話でお願いして初診の受付時間は過ぎていたのですが診てもらいました。

レントゲンを撮ると予想通り左鎖骨骨折。

バイクの荷重をもろに受けた腰椎はレントゲンでは異常ないものの動くとかなり痛みます。

とりあえず骨がくっつくまで絶対安静ということで、装具により左腕を懸架するとのこと。

診療は何とかこなせるとは思いますが、もちろん支障はありまくりで、インプラントの手術のような複雑なものはできるけど、やっちゃいかんでしょうね、やっぱり。

ところがね、不思議とツイテないとか腹立たしいとか悲壮感は全くないのですよ。

服の着脱だけは、これはどうしようもなく不自由で時間もかかるし痛いのだけれど、それでもイライラするようなことはありません。

昨日は平成22年11月11日です。

この暗示的な日に、ケビンは100人以上引き連れて成田からインドへ旅立ちました。 

正直言いまして、偶然にこんなことが起こるはずがないと思っているので、僕はこの怪我が何らかのサインでありメッセージなんだと理解しています。

そうしますと、非常に有難いというか嬉しいというか、とにかく感謝の念で一杯なんですね。

象徴的なのが病院に行くまでの電車での出来事です。

近鉄電車を奈良から難波(始発から終点)まで乗るのですが、ドアの近くに座って文庫本を読んでいると、途中の駅でお年寄りが杖をつきながら乗ってこられました。

それが本に集中していた僕の視界に入ったもんだから、すぐに「どうぞ」と言って席を譲ることができたんです。

お分かり頂けると思いますが、こういうときに往々にして「席を譲ろうとして、次の駅で降りるから結構です、と言われたらどうしよう」とか「席を立った瞬間に他の人に席を取られたらどうしよう」とか「何も遠くにいる僕が立たなくても、きっとそばにいる誰かが代わってくれるはず」 などいろんな余計な考えが浮かんで結局何も出来ずじまいということがあります。

僕も普段ならそんなもんです。 

で も今回の場合は、ドアのすぐ横に座って本を呼んでいた僕の視界に杖が入ってきたので、すぐに行動に移せました。

これはバットを振りさえすれば当たる、名前さえ書けば合格する、みたいなもので初めから勝ち試合です。

もちろん僕は傍目にはそれとわからなくても、軽くない怪我をしているのでずっと座っていたいわけですが、その後ドアにもたれかかりながら本の続きを読む僕の目に涙があふれてきたのです。

なぜかしらこんな状況でこのような機会を与えてくださったことに心から感謝したい気持ちでした。

 

労災病院での診察の帰り、地下鉄御堂筋線なんば駅でたった今、人身事故のため全線ストップ。

本当なら250円位で行けるところをタクシーに乗って3800円也。

それに整形に装具の在庫がなくって、とりあえず三角布で懸架。

あのう、救急で骨折で行ってるのに、在庫切れってアリですか?(泣)

腕を吊っとくのは1カ月。完治まで3カ月。

まあ、これは相場です。

片手でキーボード打つのん、めちゃくちゃ時間かかってパソコンに怒鳴り散らしてます。

骨折は腹立たへんけど、これは腹立つ(笑)

2010.11.12