インド紀行 その11~人格の多様性~
コース開始11日目
悟りを目的としている限りは悟れません。
泣きたい気持ちを抑えてはいけません。
そうするとダメな大人に一歩一歩近づきます。
6時起床。
今日も小雨が降っている。
洗濯できん。
明日は晴れてくれ~。
今日からワンネスムーヴメント日本担当のスジェイ・ダーサジーが講義をされる。
まずはチャクラ瞑想。
ヴィシュッディ(喉のチャクラ)まではスムーズにクンダリーニがあがったが・・・。
やはりコミュニケーションに問題があるのかな?
でもすごく元気が出た。
朝食後、雨が少し止んだのでイチかバチかで洗濯。
洗濯中に足に虫がとまり思わず振り払う。
虫=噛む というイメージが出来上がっているんやな。
虫にしてみれば、ただそこにあったものにとまっただけなのに。
まだまだやわ。
それにしても1日に6,7回はウンコしてるなぁ。
♪ メタル~ インド~ カレ~
ちびる~ うんこ~ カレ~ ♪
僕は今疑問に思う。
僕は愛し、愛される家庭があるからすごく有難いし、安心してプロセスも進められる。
しかし、家庭を愛せない人、わかっていても愛せない人、そしてそこで苦しんでいる人はどうすれば良いのだろう?
10時半から今までの講義の総括。
なぜ人は苦しむのか?葛藤するのか?
それは変えることが出来ないものを変えようとするから。
成れないものに成ろうとするから。
そしてそこに大変な労力を費やしてしまう。
性格(character)についての説明。
ある21日間コースの受講者がバガヴァンに質問。
「わたしは、ある時は愛で一杯になりますが、ある時は怒りで一杯になります。いったい、どれが本当の自分なのか分かりません」
バガヴァンの答え
「あなたは一人ではありません。
あなたの中には何人もの性格があり、それがその時々で顔を現します。
あなたがあなただと思っている性格はそれらのほんの一部です。
怒りの性格、慈しみの性格、愛の性格、
会社での上司に対する性格、部下に対する性格、同僚に対する性格、
家庭での妻に対する性格、子供に対する性格、
趣味における友人に対する性格など。
そして怒りの性格は怒りしか表せません。
あなたがある性格の時に、相手もそれに合う性格が表現されていたとしたら、この人と私は気が合うと思うでしょう。
でも状況が変わっていたら違っていたかもしれません」
プレゼンスを呼び、自分で自分の中で嫌いな性格、好きな性格すべてを包んで愛してくれるように願う。
この直前に僕はプレゼンスとは各々の中にいるものだと思っていたのに、呼んだら来るとはどういうことかと考えていた。
するとダーサジーが「プレゼンスを呼ぶということは、どこか遠くにいるものを呼ぶのとは違います。プレゼンスは皆さんの中にいます。それを呼び起こすということです」
次は4時から。
やった~!洗濯物乾いてたぁ!
個性、人格(personality)について
ある状況でわき起こる怒りをたどっていくと、小さい時の何かの出来事にいきつきます。
その時の記憶はマイナスのチャージを残したままあなたの中にとどまっています。
それに気づいて見つめ直すと、もうそのチャージは消えてなくなります。
あとにはただの記憶が残るだけです。
そしてあなたの中には、3歳の時のあなた、4歳の時のあなた、5歳の時のあなた、そのすべてが残っていて同居しています。
あらゆる個性、人格は何らかのチャージを持った記憶を伴います。
註:チャージとは、ここでは蓄積された感情のエネルギーという意味合いで使われている
アグニャヤ・チャクラ(第3の眼)瞑想の後、スマラナ・ディクシャ(意図によるディクシャ)を受ける。
残りの外国人到着。
この人たちは上級コースみたい。
一人、Dentistがいた。
7時からコスミックビーイングとの瞑想。
明日はすごく大事な日になるそう。
よく食べてよく寝てくださいとのこと。
Eat well, sleep well, Namaste.
2010.11.14