インド紀行 その12 ~広大な宇宙~

TwitterやMixiで記事が紹介されるとその日一日だけはアクセス数がすごくアップするんですが、昨日もその影響でHP開設以来初めて200を超え230アクセスありました(普段は170くらい)。

今年の1月に立ちあげたばかりの時は、当然とはいえ一日3人とか5人だったことを思えば感慨深いものがあります。

僕自身が何らかのコミュニティに所属すればもっと広がることは百も承知なのですが、僕はああいったものが今のところ性に合いません。

毎日このHPを訪ねてくださる方には本当に感謝しております。

ということで、今日はまじめに競馬の話・・・じゃなかった、インドシリーズに戻ります。

ちなみに昨日のブログのタイトル「STING」はもちろんポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード主演の映画のタイトルなんですが、もう今の若い人は知らないんですねぇ、この映画。

そしてこれはブログのタイトルつけた後で気がついたんですが、考えてみたら映画の内容も偽の競馬のレースを使ったイカサマでギャングの親分に復讐するという内容でした。

ちょっとビックリ。

この映画面白いですから、レンタルで見られたらいかが?

 

コース開始12日目

9月17日(日曜日) くもり

昨夜は、夜中に何度も目が覚めた。

ディクシャのせいか頭がカァッとなって寝れない。

足の甲が何度も反るようになる。

何となく啓示を得た。

無くなった枕は、いろんな人の想念がしみついているから使わない方が良いのだそうだ。

僕は昔、銃で撃たれたことがあって、心臓から背中にかけて貫通。

いま時々胸が痛むのはちょうどその辺りだそう。

それが僕が小さい時に兄貴と硬球でキャッチボールしていた時に、受けそこなって胸に当たったのがきっかけになって思い出されたみたい。

ここ2,3日ようやく便が固くなってきた。

本日より宇宙について講義。

まずはプラナーヤマ瞑想からスタート。

ダーサジー: 我々は皆さんに静かな森の中で心の平安を得られるようにしたいわけではありません。

交通渋滞の中、市場の喧噪の中でも心の平安が得られるようにしたいのです。

そして今の自分とは違う誰か別の人になって幸せな人生を生きるのではなくて、今のままの人生をより良く生きるようにしたいのです。

 

すべてはお互いに影響し合っていて最終的には宇宙にいきつく。

木の葉が落ちるのも、米粒一つとってみても、そこには宇宙が存在する。

そしてお互いに影響し合うがゆえに、ある特定のもの自体の性質というのは存在しない。

あらゆるものがそこを流れているだけ。

つまりそれらは無い。 無である。

例えばある事柄をある人のせいだと考えるのなら、結局は影響し合うその他あらゆるもの、両親のせいだったり、会社のせいだったり、最終的には宇宙のせいにしなければならなくなる。

またその人はそう行動しようとしてやっているのではない。

全く自分ではコントロールできないのである。

その人の行動を腹立たしいと感じるあなたも自分をコントロールできないのである。

このことをよく理解する必要がある。

わたしは宇宙。

あなたも宇宙。

だって月から見れば地球にあるすべてのものは宇宙そのものなのだ。

あなたが何らかの行動を起こしたり考えたりすると、そのエネルギーがすぐさま全宇宙に伝わり影響を及ぼす。

だから人類の集合意識というのは大切なのだ。

すべてはつながっているのである。

 

昼食の帰りにトンボ(dragonfly)を見た。

 

すべての物事の原因は決して一つではない。

そしてその原因をすべて探ることは無理。

つまり物事を完全に理解することは不可能なのだ。

これがわかった時、仏陀は何かに到達したいとか、何かを得たいとかいうすべての煩悩が消え去った。

ここでシアトル酋長の手紙の話。

第14代合衆国大統領フランクリン・ピアスからのインディアンの土地を買い上げて、居留地を用意するという提案に対して酋長から大統領にあてて書かれた手紙である。

すべてのものが一つだと深く認識している内容。

End of living, start of survival

 

宇宙への旅のビデオを見る。

宇宙の外側へはいくらでも行くことが出来る。

果てしなく広大。

細胞の内側へもいくらでも行くことが出来る。

果てしなく広大。

何が大きくて、何が小さいのか?

 

6時よりアンマ・バガヴァンディクシャを受ける。

ディクシャが終わってシャバアサナ(死体のポーズ)になる時に、まず右顔面から頭部にかけて膨張する感じ。

そして左半分も同様に。

最後は頭の中心部に圧迫感を感じる。

隣の人は泣き笑いしてはった。(その後、当分しんどそう)

 

夜はコスミックビーイングと瞑想。

またしても強烈な首を後ろに引っ張る力がくる。

周りから見たら、何かが取り憑いたと思われるくらいだ。

 

夕食後、個人セッション。

大矢さんが通訳してくれる。

プロセスが順調なことと、瞑想中の首にかかる力のことをダーサジーに伝える。

「ここで起こることはすべてそのまま受け入れてください」とのことだ。

10時からグループで瞑想をする。

一人で自分のために祈るより、皆各々が他人のために祈る方がよりパワフルなのだそうだ。

11人でやると10人分の祈りを受け取れる。

明日は7時半から担当がクリシュナラジーに代わる。

2010.11.16

前の投稿

STING~イカサマ~

STING~イカサマ~
インド紀行 その13~悟りを求める人~
次の投稿

インド紀行 その13~悟りを求める人~

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

前の投稿

STING~イカサマ~

STING~イカサマ~
インド紀行 その13~悟りを求める人~
次の投稿

インド紀行 その13~悟りを求める人~