インド紀行 その17~ディクシャの詳細~
先日、お寿司屋をなさっている患者さんに生タコの自家製キムチを頂きました。
キムチを持ってくるお寿司屋さんもどうかと思うのですが、それをそば屋さんに持ち込んで酒を飲む僕もどうかと思います(笑)
いつものかえる庵さんで、ご主人とそのお友達と3人で飲んでいると、ご主人が酒のアテに何を出されたと思います?
セコガニです。
左肩骨折してる言うてんのに、カニ出します?ふつう。
「僕、カニ無理」て言ったら、ある程度は食べやすいように脚を折って甲羅をはずしてくださいましたが。。。
さて残りもわずかになってきたインドでは、ディクシャについてより詳しい説明がありました。
コース開始17日目
えらいこと晴れ~
まずはインドでもっとも古いといわれる神を崇拝する方法を教えてもらう。
インドでは足には聖なるものが宿るとされており、本日の儀式もパドゥカ・アーラーダナというパドゥカを使って神のおみ足を崇拝するものだそうだ。
これについての詳細を実際にやりながら説明された。
朝のセッション
本日はインドのお祭りの日でとても吉兆な日ですから、まずは先祖に感謝することから始めましょう。
5人ずつにグループ分けし、般若心経を唱え、一人ずつ順番にディクシャをしていく。
今日のディクシャは大人数でやっているせいかすごい。
黄金色のエネルギーが注がれているのがわかる。
9時20分終了、朝食。
心なしか少し熱が出てきた。
単なる食あたりであることを望む。
水みたいな便。
痛みはなし。
そういや、こっちへ来て3日目くらいに下痢し始めたもんなあ。
今度は帰る3日前。
どの位続くのかしら?
また「日本に帰ってからインドに行って本当に良かったと言えるんか?」という考えが浮かぶ。
もう!!
お昼のセッション
人類が欲しがっているもの、それは「愛と喜び」、この2つだけである。
2010~2011年にかけて人類の意識が変わっていき、2012年には全く違う世界になる。
政治も経済も。
もしそうならなければ、悲惨なことになるかもしれない。
もし世界中で64000人が高い意識状態になれば、日本で言うなら1300人がそうなれば
一気にディクシャパワーが高まる。
(註:1人が覚醒するとおよそ10万人に影響すると言われています)
コスミックビーイングは一気に高い意識状態になったために肉体的に障害が出た。
我々にはそうならないように、少しずつ行なって徐々にパワーを強めていっている。
21日間のコースの後、ディクシャ効果は6か月間徐々に浸透していくので、次の上級コースには最低半年あけるようにしている。
そこではより高いレベルの教えを聞き、今よりもっと強力なディクシャを受ける。
朝からここまで長かったぁ~。
頭痛と微熱、関節のだるさはあるものの食欲はある。
少し控えめに食べる。
午後のセッション
ディクシャのためのインストラクション
ディクシャとはサンスクリット語で神から与えられるものという意。
もしこのコースを受講していないのにもかかわらずディクシャを行っている人がいれば、ディクシャを守るために報告する義務がある。
ナヤナディクシャについて
これは目と目を見つめ合って行うディクシャのことである。
自分の目がプレゼンスの目になったつもりで、自分の目からその聖なる黄金色のエネルギーが出て、相手の目を満たしていくのをイメージする。
スマラナディクシャについて
直接相手に触れずに意図により行うディクシャのこと。
プレゼンス、バガヴァン、あるいは自分、誰でもいいが、それらが頭に手をおいてディクシャしているあるいはゴールデンボールが相手の体を満たしているのをイメージする。
註:ゴールデンボールとは宇宙意識による、人々を覚醒させるプログラムが詰まった黄金の玉という意味でここでは使われています。
これは実際に肉眼で見える人もいますし、写真に撮ると写ることが多いです。
これらのディクシャはスパルシャディクシャを4~6ヵ月行ってからやると効果的なのがわかってくる。
鬱病の人にナヤナディクシャをすると、過去のトラウマが噴き出してくることがあるので注意。
やる時は何が起きてもきちんとケアできる時間と用意をしてからやること。
愛情も必要。
無料でディクシャをするとカルマに関する問題が消えなかった。
昔はインドでは無料だったため、効果がなかなか上がらなかった。
古代からの儀式を研究すると、昔からより高いレベルのものを聖者が与える時には、何らかのものを相手から受け取っていたことがわかった。
そこで有料にしてからディクシャの効果は上がった。
ディクシャだけでお金をもらいにくい時には、瞑想と組み合わせてコースにするとよいかも。
シャバアサナになってリラックスするのは、ディクシャによって自分に何が起こっているのかを見つめやすいからで、そうしなかったからといってディクシャの効果が薄いということはない。
イスラム教徒にはコーランを頭においてディクシャをして、手は置かない。
バチカンからもローマ法王の側近がこの間来て、コースを受けたらしい。
複数のギバーでやる時はギバー同士がつながっていることが大切。
一つのプレゼンスを共有している感覚で。
自分の状態が悪い時にディクシャをすると、相手に悪い影響が及ぶということではないが、相手がそれを察知してディクシャをすると受けたくなくなるのが良くない。
ヒーリングとディクシャとは明確に区別すること
ヒーリングについて
これをワラディクシャと呼ぶ人もいる。
①まずプレゼンスと強いきずなを持つ
②相手の気持ちになり、相手の痛みを分かつ
③自分の両手をプレゼンスあるいはアンマ・バガヴァンの手として見る
④頭に手をおき、「神の名において命令を下す。今の問題を(具体的に)引き起こしているすべてのネガティブなエネルギーよ立ち去りなさい」
⑤これを言いながら、相手の悪い部分あるいは体から黒い悪いものが出ていくのをイメージする
⑥相手が神のポジティブなエネルギーで満ちるように祈る
⑦黄金色の光がその人の患部あるいは体に入っていくのをイメージする
⑧相手がその状態から解放されて喜んでいるところをイメージする
⑨プレゼンスに感謝する。その人の問題がすでに解決済みのごとく感謝する
ここまで頭の上に手を置いておく
ヒーリングの力は我々と神との絆がどれだけ強いか、どれだけ感謝しているかで違ってくる。
ヒーリングの効果は、どのようなカルマででその問題が起こっているかで変わってくる。
子供や誕生の時のものであれば比較的たやすい。
古いカルマ(前世のもの)による場合は数回のヒーリングが必要なことがある。
もっと複雑なカルマによる場合にはヒーリングでは無理なこともあるので、治ると約束しないこと。
手の置き方はディクシャと同じで、この方法だと自分のエネルギーが相手に流れることはない。
ちゃんと祈っていれば相手のカルマを引き受けることはないが、もしそう感じたら塩水を用意し、ムーラマントラを唱えながらそれで手を洗う。
手を洗いながらカルマを浄化する意識を持つ。
意図によるヒーリングも可。
ディクシャQ&A
・願い事のディクシャについて
ディクシャは特定の意図を込めてするものではない
それらはすべてプレゼンスに委ねられている
・スマラナディクシャを大勢にする時のやり方について
会場にいる人全員を一人とイメージして、その人にディクシャをするという方法もある
・ゴールデンボールの代謝について
わからないそうです
・ディクシャのことを何も知らない公衆に勝手にやるのはどうか?例えば、電車で他の乗客にとか
効果はあるが少なくなる
・ディクシャをするのに適した時間はあるか?
神聖な時間帯というのはあり、日の出と日の入りの前後30分および正午と真夜中の前後30分はプレゼンスにタッチしやすくはある
・スパルシャディクシャとスマラナディクシャの違いについて
スマラナディクシャは手を使わない分だけ、すべてが自動的に起こる。だからこちらの方がより強力に作用する
スパルシャディクシャは手を置く分だけ(あなたというフィルターを通る分だけ)、わずかだがエネルギーは減衰しあなたのマインドを拾うことがあるかもしれない
・モクシャについて
亡くなった人のことを思い祈るだけ
その中でアンマ・バガヴァンに救いを求める
7時15分終了、その後コスミックビーイングとの瞑想。
今回の瞑想では最初からプレゼンスのエネルギーをすごく感じた。
時々光に包まれる感じ。
最後はグループ瞑想で本日は終了。
あと2日。
まだ学び足りない気がすごくしてきた。
2010.11.23