インド紀行のオマケです。

最後のグループセッション、 

そこで僕はひとつの質問をした。

アンマとバガヴァンの出会いについてである。

バガヴァンほどの男性ならもっと美人と付き合えただろうに、なぜ?という思いが僕にはあった。

アンマのどこが良かったの?・・・・もちろんこのことは質問の時には言ってません(笑)

おそらくこの話の詳細を日本人で知っているのは、あの時そこにいた僕とあと二人の男性受講者、そして通訳の人だけじゃないかと思います。

それくらい貴重な話。

 

アンマは幼少期より「私は普通の人とは結婚しない。アヴァター(神の化身)としか結婚しない」と言って周囲から馬鹿にされていたが、父親はアンマが普通の娘でないことを何となく感じていたために、彼もその気になっていた。

彼女は毎朝3時に起きて近くの寺院でシヴァ神に祈っていた。

「あなたがそこから出てきて私と結婚しなさい」と。

インドではほとんどが親がセッティングする見合い結婚である。

アンマが年頃になり、父親がそろそろ相手を探し出して見合い写真をいくつも持っていくが、アンマは写真を見もしなかった。

その中にはお金持ちや地位のある人もいたのである。

ある日、知り合いの人が父親にチェンナイにバガヴァンという人がいて、この人はアンマが求めているタイプにピッタリだと言う。

その人は近くにいるだけで波動が来るような、若いがすごく誠実な男性だったため、父親も彼のことを信じてその村からチェンナイまでは7~800kmもあるにもかかわらず、バガヴァンに会いに行くことにした。

早速会いに行くものの、あいにくバガヴァンは留守だったため彼の自宅で一日中彼の帰りを待った。

それは何かしらのインスピレーションだった。

そしてバガヴァンが帰宅して家の中へ入ってくる時、父はそこに彼の信じるクリシュナ神を見たのだった。

父はあまりに感動し過ぎて、この人だ!と思ったものの口がきけなかったらしい。

バガヴァンが気を利かせて逆に、仕事は何をされているのですか等、質問したがその優しさに益々感動して口がきけなくなってしまった。

その際に小さなバガヴァンの写真をもらって持ち帰り、早速アンマに見せたところアンマは「少し待って、考えさせて」と言った。

父は色々と説明し、この人こそアンマが探し求めていた人だと説得するが、やはり「放っておいて、とにかく一晩考えさせて」と言って部屋に閉じこもってしまった。

翌朝、アンマがいつもの寺院に行きシヴァ神に相談しようとしたところ、その像のところに見えたのは何と、バガヴァンその人だった。

彼女はビックリして、像を横から見たり後ろへ回ったりしたが、やはりそこにはバガヴァンがいた。

そして「あなたはずっと私と結婚したいと言っていたのに、何を悩んでいるのか?私と結婚しなさい」と言ったのだそうである。

そこでアンマは決心した。

今度はバガヴァンの母親がアンマに直接会いたいと思い、アンマがバガヴァンの家を訪ねたところ母はアンマにやはり神を見たのだった。

 

アンマもバガヴァンも小さい時から自分をアヴァターだと分かっていはいたが、まだ奇跡を起こすような力はなかった。

彼らはある程度成長すると、それらはやがて与えられるものだと知っていた。

(こういうものにはあるタイミングがあって、その時期が来るとパワーが授けられるらしい)

ただし、幼少期のアンマは村の近所の人の夢に少女の姿のまま出て、「心配しないで。その問題は私が解決してあげます」 「あなたのその病気を治してあげる」と言っては本当にそうなっていたらしい。

またバガヴァンは、インドで子供がする神様ごっこ(一人が神様になり、他のものが五体倒置をしたり、祈ったり、願い事をしたりする遊び)では必ず神様役をやらされ、皆が願うことは現実となっていた。

たまに「それはちょっと、ムシが良すぎ」というようなことは現実とはならなかったそうである。

二人が結婚してから、バガヴァンが「風よ吹け!」というと本当に突風が吹いてきて、「木よ倒れよ!」と命令すると本当にその木が倒れてしまったことがあり、アンマに「もうそういうことはおよしなさい」と諭された。

バガヴァンもそろそろ奇跡を起こす力がついてきたことがわかったので、それ以上力と戯れることはしなかった。

バガヴァンは実際にあちこちにアンテナをはっていると目の前の仕事が出来ないので意識だけ飛ばしている。

そして必要な時にその飛ばしている意識と交信するのだそうだ。

 

これにて、インド紀行堂々の全話完結!

長い間のご愛読ありがとうございました。

お疲れさまでした。

では明日から、翌年に参加したインド10日間の上級コースの話を・・・・もうええっちゅうねん(笑)

明日は誰もが気になるアノことについてお話します。 

2010.11.29