頑張らない

どこかで見たようなタイトルですが、本来は「頑張ることとベストをつくすこと」というものでした。

でも、こっちの方が検索で引っかかりやすいと思って変えています。

さて、ストレスにどう対処するかということですが、まずはすでに述べたようにストレスを起こしている本当の原因を見つけることです。

そして例えば、それが人間関係なのであれば、その人のどういう所が苦手なのか見つめるのです。

自分の過去にさかのぼっていき、同じような感じになった人がいなかったか探ります。

たいていは2,3人は思いつくはずです。

その一番最初の原因になった人がいるはずなのですが、これは幼少期のため思い出せないこともあります。

何にせよ同じ種類の人に対して同じ感情を繰り返して抱いているのだとわかればそれでOKです。

その感情は和らいでいくでしょう。

人間関係以外の原因でも同じです。

それが苦手だとまずはっきり認識することが大切です。

いい格好しないで、その苦手な自分を受け入れましょう。

 

普通、ストレスの対処法というと、スポーツ、カラオケ、お酒など何か別のことで発散というかまぎらわしているだけですね。

ここで僕が言いたいのは、ストレスの原因をしっかり見つめてくださいということです。

そして次が大変重要なのですが、決して頑張らないこと

苦手なものは苦手なのです。

克服しなければならないなんてことはありません。

僕なんか理系にもかかわらず、物理と化学はいつも50,60点代でした。

だってわからないんだから仕方がないでしょう。

興味もわかないし。

そんな人間に100点取れと言ったって無理なんです。

では、どうするかというと、精一杯やって60点取れるなら、いつも60点取れるようにする。

それが最善をつくすということです。

そうするうちに余裕が出てきて60点が65点に、そのうち70点になるかもしれない。

しかし、要は自分にとっての最善をつくすということ。

それには集中力がいります。

この60点を取るのに集中するということが大切なのですが、普通こういう場合40点位の力しか出していないことが多いようです。

 

これを100点取るように頑張ると(頑張れと言われると)つらいです。

頑張るというのは「我を張る」という意味です。

我、つまりエゴ。

エゴとは自分があるということを示そうとする心の動きを言います。

例えば自分の方が正しいと示そうとしたり、自分は他人とは違うと示そうとしたり、また逆に他人と同じでなければいけないと思おうとすることなどです。

でもね、本当は自分なんてないのです、ワンネスなのですから。

 

このように我を張る(頑張る)と、もしかしたら何回かはうまくいくかもしれません。

仕事も成功するかもしれませんし、苦手な物理で100点を取るかもしれません。

でもそんなこといつまでも続かないし、何より苦しいのです。

ところがエゴはそれを苦しいという自分を責めます。

「なぜ他人と同じようにできないのか?」と。

この自分で自分を責めるエネルギーがすべてのストレスの原因です。

病気も同じです。

僕は思うのですが、ありとあらゆる病気は自分で自分を攻撃する自己免疫疾患じゃないでしょうか。

ですから、お願いだから頑張らないで!

そして、あなたの最善をつくしてください。

2010.12.12

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