日本人のこころ

表題とは全く関係ないのですが、その昔、まだ大阪大学歯学部付属病院が中之島にあった頃、僕のずいぶん上の先生が学部の四年生つまり最終学年で患者さんを前にした臨床実習をしている時の話です。

こういうロクでもない話は本人の意図とは別に後世にまで語り継がれるのであります。

 

その先輩は自分が担当している少しお年を召した女性の患者さんに言い寄られました。

いわゆる男と女の関係としてです。

さあ、何といっても実習中の学生ですし、相手は患者さんです。

困った彼は自分のインストラクターに相談しました。

これがまた、僕の同じ医局の大先輩。

そのとぼけたインストラクターの先生はこのように言いました。

「〇〇君、臨床とは床に臨むと書くのだから、遠慮せずにやってみ給へ」

 

・・・・のんびりした時代でした(笑)

 

さて、なんでスピリチュアルブログでいちいち落語のマクラみたいなことを書くのかイマイチよくわかりませんが、実は昨日のお昼に来日中のシャスタクラブのヒデさんから電話がありました。

例のペガサスさんとのコラボセミナーのあと、同じく市川市でセッションをして次に名古屋入りし、そこでもセッションをこなして、京都で一泊し福井へ行くとのこと。

その京都で泊まる夜に一緒に食事をしませんかとのお誘いでした。

もちろん僕に厭も応もありません。

僕が外出先だったこともあり、また夜に電話しますとのことでした。

そこで、今週は子供たちも為ちゃんキャンプでいないことだし、妻も一緒に参加させてもらおうと考えていました。

 

その事を伝えると彼女は嬉しいんだけれど、まさかシャスタのハルミさん、ヒデさん夫妻とご一緒できるなんてついさっきまで考えてもいなかったものだから、妙な緊張感もわきだしました。

そして夜にヒデさんから頂いた電話ではハルミさんが少し体調が良くないので、申し訳ないけれど食事の話はキャンセルさせて欲しいとのこと。

 

ペガサスさんとのコラボセミナーの報告のところで書きましたが、例えば僕がシャスタに行きシャスタクラブでご夫妻のセッションを受けるのはまあ、いいんです。

僕がまずシャスタという場のエネルギーでかなり浄化されてる上に、篠原さんご夫妻は何より一番リラックスできる自分の家でセッションをやるわけですから。

ところが日本でやるとなると、例え僕であっても普段の仕事やいろんなストレスをくっつけたままお二人の前に現れるわけですから、特にハルミさんのようなクリスタルのようにきれいな心を持った方には非常につらい状況なんですね。

当然体調も崩されるでしょう。

だから京都での食事が無くなったのは非常に残念なんだけれども、仕方なしと十分に納得もするのです。

すべては最善のことしか起こらないと知っている僕は、一見ツイテないようにみえることでも、あとになってみればあれで良かったのだということを思い知ると考えています。

そして何より、誘って頂いただけでお二人のお気持ちは十分伝わるので、もう一緒に食事したも同然で有難いばかりなのであります。

 

さて、ヒデさんからのキャンセルの電話を切ったすぐそのあとから、うちの居間の空気がガラリと変わりました。

妻に聞いてもやはりそのように感じると言います。

女性的なエネルギー。

これはハルミさんのエネルギーだと直感しました。

ヒデさんのエネルギーが混じっていないわけではないんだけれど、どうもハルミさんの「ごめんなさいね」的な感じが強い。

シャスタクラブのリビングで感じたのとよく似ている。

そのエネルギーは一度消えた後、しばらくしてもう一度うちの居間を満たしてくれました。

 

ハルミさんの体調の事を聞いた僕は妻に「あとで一緒に遠隔ヒーリングしてあげようね」と言ったのですが、彼女が洗い物をしている間に先に一人で遠隔したんです。

相手がハルミさんだと光の行く速度が速い速い。

あっという間に僕の横に光の柱が立ち、彼女も光で包まれました。

ただ、実際に体調がどうなっているかはわかりません。

 

お二人と会えることを期待しつつ緊張していた妻はしばらく腰が抜けたようになっていましたが(笑)

 

ようやく本題に入ります。

本題は「なぜ日本人は遺骨を大切にするのか?」というものです。

これはね、骨というのは体の中において最大の記憶の器官だからです。

あらゆる細胞に、あらゆるDNAに宇宙の記憶が貯蔵されているのですが、その中でも骨は特別みたいです。

何が特別なのかはちょっとわかりません。

日本人はそこのところをきちんと理解していた人種だったのですね。

亡くなった人の記憶を大切にしまっておく。

これが日本人のこころです。
写真は一日遅れましたが、我が家の雛人形

我が家の雛人形

よくよく見れば、僕たち日本人がどれだけ素晴らしい文化のもとに生まれてきたのかがわかります。

「桃の節句」という言葉も素敵ですよね。

僕たちはこの日本人の心をどれだけ子供たちに伝え残していけるのでしょうか?

2011.3.4

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