ちょっと前に書いた記事と内容の本質はダブるかもしれません。

僕は阪大歯学部同窓会の学術委員というのをやっていて、年に何度か学術講演会というのを主催するわけです。

どの先生を演者として呼ぶか決め、日程調整をし、当日の受け付けから弁当出し、照明などもろもろのことを皆で手分けしてやるのですね。

今、実質的に当日の講演会を仕切っているのは僕より数年下の後輩の先生です。

K君としておきましょう。

彼は非常に几帳面な性格でして、そういう役にうってつけなんですが、ところが大きな問題があります。

何かというと、彼の頭の中にはいろんな段取りが組まれていて、他の委員は当然その段取り通りに動くはずだ、という妄想があります。

当然、全くその通りになんかいきゃしません。

彼は腹立つわけです。

どうして自分でもっと考えて色々と動かないのかコイツラは、と。

何度かそういうことを繰り返しているうちに、彼の頭の中では「どうせ、コイツらはちゃんと動かへんわ」という観念が固定化していきます。

するとね、まさしくその通りに他の委員は動かなくなる、というか動けなくなるのです。

一度、僕が照明係をしていた時なんかボーっとしてしまって、えらい迷惑をかけたことがあります。

その時はなんで僕がそんなドジを後輩のK君にあきれられるまで繰り返したのか理解できなかったんですが、最近ようやくその理由がわかったのですね。

 

いいですか、もし部下を動かしたいと思うなら、その部下に対する否定的な思いは決してプラスには働きません。

またあなたが思うように動くことが最善でない場合もあります。

組織というのは色んな雑多な人間がいて、それで初めてワンネスとして成り立つのです。

仕事はこうあらねばならない、と考えている人には見えないプラスの側面をその部下は持っているかもしれません。

要するにあなたにその部下の長所や魅力を見抜けるだけの力がないというだけの話です。

彼はあなたの弱点をカバーしてくれるかもしれないのに。

 

先日、「第十一の予言」から引用して書きましたように、その人の最も崇高な部分に焦点を当てる

このことこそマネージメントで非常に大切なポイントなのです。

社是を作って皆をそれに従わせるというのも一つのやり方でしょう。

とりあえずマニュアル通りに動けば、一定のサービスの質が保てますから。

でも僕はそれはつまんないと感じます。

Our Credo(我々のクレド、信条)というのを毎朝10カ条位全員で唱和するところがあります。

僕はこいつら頭悪いんちゃうか?と思うんですが、ならまちワンネス歯科のクレドは次の一点。

その言動は真の愛から出ているか?

他の細かいところは個人個人が考えればよろしい。

先日の金城初子さんのディクシャ会の主催者の方と今日、お昼をご一緒することになっています。

そういや、予約しているお店の近くに場外馬券場があったよなぁ。

え?

お前が自分の行動をちゃんとマネージメントせんかいっ!って?(笑)

2011.3.6